先に宮川・吉田はL
18直交配列表における主効果と2因子交互作用の交絡パターンを整理分類し,同時に各パターンでの交絡の大きさを定量的に評価した.本ノートでは,L
36直交配列表に対して同様な調査を行い,以下の結果を得た.L
36(2
3×3
13)で3つの3水準列を取り上げた場合,交絡パターンは8通りあるが,第13列を裂けることで3通りのパターンになり,交絡の大きさが0〜1 / 16というパターンが9割を占める.L
36(2
3×3
13)とL
36(2
11×3
12)のいずれにおいても,2つの2水準列と1つの2水準列の場合は、交絡なしを含めて4パターンがある.2列間の交互作用は他の列にやや不均等に分配される.
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