近年 , VR ゴーグルとスマートフォンの普及に伴い , ステレオ画像を鑑賞・加工する機会が増えてきた .それに伴い , モザイクやボカし処理のような個人情報の匿名化はステレオ画像にも求められている . しかしながら ,ステレオ画像を従来技 術で匿名化した場合 , 視差情報の劣化によって立体感が維持できないという課題がある . 本研究では , ステレオ画像の視差情報を評価しつつ匿名化処理を行うことで , 立体視への悪影響を軽減する手法を提案する . また , 視差情報評価画像による定量的評価によって本手法の有効性を確認にする.
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