画像電子学会研究会講演予稿
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画像電子学会第223回研究会講演予稿
選択された号の論文の10件中1~10を表示しています
開催日:2006年2月24日 会場:機械振興会館
10:30-12:00 座長:大澤 秀史(キヤノン)
  • 北村 誠, 小野 文孝
    原稿種別: 一般
    セッションID: 05-06-01
    発行日: 2006/02/24
    公開日: 2006/11/07
    会議録・要旨集 認証あり
    誤差拡散画像を符号化する場合に対応する多値画像を符号化する方式も興味深い。本報告では同一の誤差拡散画像を生成する多値画像の中で最も情報量の少ない画像を見出すために、ビタビ復号の考えに基づく軟判定方式の導入を提案し検討した。その結果、参照画素を同一とすると、導かれた多値画像のエントロピーは誤差拡散後の2値画像より10~19%、オリジナルの多値画像よりは27~49%減少することがわかった。
  • 辻 正博, 渡辺 淳, 長谷川 まどか, 加藤 茂夫
    原稿種別: 一般
    セッションID: 05-06-02
    発行日: 2006/02/24
    公開日: 2006/11/07
    会議録・要旨集 認証あり
    近年,ディジタルコンテンツの不正コピーによる著作権侵害が問題となっている.このような問題の対策の1つとして,電子透かし技術の研究が行われている.電子透かしは,透かしが埋め込まれた合成画像からもとの原画像に復元することが可能な可逆電子透かしと,もとの原画像に完全には復元できない非可逆電子透かしとがある.非可逆電子透かしは,医用目的等ある種のアプリケーションに対しては利用できない場合がある.そこで,本研究では,合成画像から原画像に復元可能な可逆電子透かし方式を提案する.本方式では,ウェーブレット変換係数をペアにして1つのベクトルとして扱い,1ビットの透かし情報を埋め込む.このとき,埋め込み前後のベクトルを1対1に対応させることで,原画像復元を可能とした.透かしの耐性について,先に筆者らが提案した非可逆の電子透かし法と比較し,本方式は可逆であることに加えて,耐性の面についても有効であることを示す.
  • 大和田 久司, 長谷川 まどか, 加藤 茂夫
    原稿種別: 一般
    セッションID: 05-06-03
    発行日: 2006/02/24
    公開日: 2006/11/07
    会議録・要旨集 認証あり
    2値で階調画像を表す方法にディザ法がある.なかでも,平均誤差最小法は最も階調表現能力に優れた方式として知られているが,他のディザ法に比べ効率的な符号化が困難であるという問題がある.そこで,我々は,平均誤差最小法により生成されたディザ画像の符号化にシャーヴィック符号の概念を用いる方法を検討してきた.この方法では,ディザ画像を固定ブロックサイズでブロック分割し,各ブロックにシャーヴィック符号を適用し圧縮を行う.本研究では種々のブロックサイズでブロック分割を行い符号化することで,各分割ブロックサイズにおける圧縮性能の特徴について検討を行った.本稿では,各分割ブロックサイズにおける圧縮性能についてのシミュレーション結果について報告する.
13:00-15:00 座長:中尾 英之(東芝)
15:10-16:50 座長:染谷 潤(三菱電機)
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