遺伝学雑誌
Online ISSN : 1880-5787
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3 巻, 3 号
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  • Y. TAKEZAKI
    1925 年 3 巻 3 号 p. 105-113
    発行日: 1925年
    公開日: 2007/11/30
    ジャーナル フリー
  • 野村 盛久, 山崎 利七
    1925 年 3 巻 3 号 p. 114-130
    発行日: 1925年
    公開日: 2007/11/30
    ジャーナル フリー
    余等は大正九年水稻「保村八號」×「關取十五號」及び「關取十五號」×「無芒愛國」の交配を行ひ、兩親と共に大正十年、F1, 十一年F2, 十二年F3を栽培し、出穗期の遺傳に關する研究を行ひたり。其結果、本實驗に於ける出穗期の遺傳に關しては三因子A, B, Cを假定し、「保村八號」をAAbbcc.「無芒愛國」をaaBBcc,「關取十五號」をaabbCCと考へ更に此等各因子の作用に就きて次の如く假定すべきものなることを確め得たり。
    1. 三因子劣性ホモの場合播種より出穗迄の日數は、大正十、十一年には91日、同十二年には100日なり。
    2. Aは其存在ホモなる場合大正十、十一年には9日、十一年には4日出穗を遲延せしむ。AaはAAとaaとの中間なり。
    3. Bは大正十、十一、十二年共3日出穗を遲延せしむ。完全優性を示す。
    4. Cは大正十、十一年には23日、十二年には17日出穗を遲延せしむ。完全優性を示す。
    5. AとCとは互に補足力を有し、AがホモにしてBと共存せば、大正十、十一年には35日、十二年には26日出穗を遲延せしむ。(2に依りAaBはAABとaaBとの中間なり。)
    6. BとCとの間には特殊の關係なく、兩者共存せば兩者の作用合併せらる。
  • TYOZABURO TANAKA
    1925 年 3 巻 3 号 p. 131-143
    発行日: 1925年
    公開日: 2007/11/30
    ジャーナル フリー
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