巻号一覧
23 巻 (1996)
- 4 号 p. 149-
- 3 号 p. 107-
- 2 号 p. 45-
- 1 号 p. 2-
23 巻, 1 号
選択された号の論文の4件中1～4を表示しています
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Toshihiko Yamaguchi, Takumi Wakizuka, Katsutada Takahashi1996 年 23 巻 1 号 p. 2-4
発行日: 1996/01/30
公開日: 2009/09/07
ジャーナル フリーA high sensitive microcalorimeter which is applicable to the detection of small heat effects due to biological process ocurring in plant cells and tissues was constructed and applied to study germination activity of various crops seeds. The germination tests were performed in the calorimetric units and the heat evolution process associated with the budding and rooting was quantitatively determined. The amount of heat evolved was compared with the extent of germination determined by eyeball observations and found to well reflect the viable activity of seeds.
From the result that there is a good correlation between the heat evolution and the extent of germination, we conclude that the calorimetric method employed here can be an analytical tool in checking viability of useful aged crops seeds and therefore valuable in uniformal selection of seedling materials in aged crops seeds.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (364K) -
有井 忠, 岸 証, 藤井 信行1996 年 23 巻 1 号 p. 5-9
発行日: 1996/01/30
公開日: 2009/09/07
ジャーナル フリー医薬品原料中の自由水と結晶水から成る水分の分離定量性を改善するため,速度制御TG(CRTG)法を脱水反応の測定に応用した。CRTGによって得られる重量減少に基づいて算出した水分データを等速昇温のTGによって得られた重量減少値と比較した。また,同時熱重量-質量分析計(TG-MS)をこれら揮発性成分が水のみ,あるいは主要の揮発成分が水であるかどうかを確認するために用いた。結果としてCRTG法は医薬品原料中の自由水と結晶水の水分測定法として応用可能であり,また特に日本薬局方に定める乾燥原料(LOD)試験に代わる有効的技法であることが示唆された。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (733K) -
大橋 裕二1996 年 23 巻 1 号 p. 10-19
発行日: 1996/01/30
公開日: 2009/09/07
ジャーナル フリー最近,多くの固体反応が結晶格子を保って進行することが見つけられている。これらの反応は結晶相反応と呼ばれ,反応途中の構造変化がX線結晶解析で観測できる特徴がある。これらの反応のうち,キラルなアルキル基の光ラセミ化反応とアルキル基のβ-α光異性化反応が広範に研究された。反応の途中で生じる中間体の構造の解析をしたり,反応する置換基の周りの反応空間の考え方を適用すると,定性的だけではなく定量的にも反応機構を明らかにすることができる。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1750K) -
森 利之, 山村 博1996 年 23 巻 1 号 p. 20-28
発行日: 1996/01/30
公開日: 2009/09/07
ジャーナル フリーブラウンミラーライト構造を有する酸化物や立方晶ZrO2のようなホタル石構造を有する酸化物は高いイオン伝導性を示すことが知られている。こうした化合物の酸素イオン伝導性は,その欠陥制御により影響を受ける。欠陥構造における酸素欠陥の役割りは,酸素イオン伝導においては大変重要な因子となる。そこで本解説では,酸素イオン伝導性と欠陥構造の関係に注目し,その例として,『ブラウンミラーライト構造へのイオン分極の導入』,『ブラウンミラーライト関連構造中での酸素欠陥の秩序-無秩序転移温度の制御』および『CeO2の改良』というトピックスを結晶学的観点から紹介した。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1262K)
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