【背景】定年退職前後の看護職を「プラチナナース」とし,豊かな看護の経験を活かした様々な場での活動が期待されている。
【目的】本研究はプラチナナースが地域高齢者対象のACP教育への参加を通して,自らのキャリアや役割をどう捉えるか把握することを目的とした。
【方法】高齢化率30%を超えるA地方在住のプラチナナースを対象とし,地域高齢者対象のACP教育への参加を通して,感じたこと,気づいたことについてグループインタビューを2回実施した。インタビュー内容を分析しカテゴリ化した。
【結果】1か月後の聞き取りでは,参加したACP教育全体の感想が聞き取れた。1年後には,ACPへの多様な思いに寄りそえる看護職の強みに気づくとともに,自身の技量向上の必要性も語られていた。
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