堆積学研究
Online ISSN : 1882-9457
Print ISSN : 1342-310X
67 巻 , 1 号
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カバー・ストーリー
論説
  • M. ジュレー ジャラルール ラーマン, ザヒドール バリ, カーリル R. コードリ, 鈴木 茂之
    2008 年 67 巻 1 号 p. 3-17
    発行日: 2008/08/30
    公開日: 2008/12/11
    ジャーナル フリー
    本研究では主にイナニおよびダキンニーラ丘陵地域の新第三系砂岩と完新統海浜砂の重鉱物組成分析を行い,それらの後背地を検討した.ざくろ石とチタン鉄鉱については予察的な化学組成の分析を行った.新第三系砂岩は約2%の,海浜の砂には約8%の重鉱物を含む.調査地域の新第三系砂岩と完新統海浜砂の重鉱物組成の特徴として,まず優勢なのは不透明鉱物(主にチタン鉄鉱),緑れん石,ざくろ石である.次いで十字石,角閃石,電気石が多く,より少量のジルコン,ルチル,藍晶石があり,さらに微量の燐灰石,珪線石,モナズ石,スフェンからなる.この組成は多様な変成岩および花崗岩質岩石の地質からもたらされたことを示している.砕屑物の供給源は,バングラデシュの北から北西および北東から東にある,ヒマラヤ山脈,ラジマハル丘陵およびシロング高原,インド・ビルマ山脈に分布する結晶質岩石や堆積層であると考えられる.
  • 相澤 武宏, 氏家 良博
    2008 年 67 巻 1 号 p. 19-25
    発行日: 2008/08/30
    公開日: 2008/12/11
    ジャーナル フリー
    Akiyama et al.(1992)は,更新統の2つの泥炭試料から分離したトウヒ属の花粉粒子の赤外吸収スペクトルを測定した.我々は,Akiyama et al.(1992)の方法を一般的な堆積岩から分離した化石花粉の粒子単体に応用した.顕微透過反射法で赤外吸収スペクトルを測定するために,スライドガラス上に粘土とアルミホイルを載せた試料の土台を作成し,実体顕微鏡下で試料の土台上の有機物の中から化石花粉の粒子単体を探した.赤外顕微鏡を装着したフーリエ変換赤外分光光度計(顕微FTIR)を用いることにより,化石花粉の粒子単体を対象とした赤外吸収スペクトルの測定が可能である.化石花粉の粒子単体の赤外吸収スペクトル上のOH, 脂肪族CH2, C=O, および芳香族C=Cの官能基の強度は,化石花粉を含む堆積岩の有機熟成を反映しているであろう.
ノート
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