堆積学研究
Online ISSN : 1882-9457
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49 巻 , 49 号
選択された号の論文の10件中1~10を表示しています
  • 岡崎 浩子
    1999 年 49 巻 49 号 p. 1-5
    発行日: 1999/05/31
    公開日: 2010/05/27
    ジャーナル フリー
  • 鮎沢 潤, 三木 孝
    1999 年 49 巻 49 号 p. 7-11
    発行日: 1999/05/31
    公開日: 2010/05/27
    ジャーナル フリー
    主に日本の第三紀炭田地帯から得た石炭試料について, 炭素, 窒素, 硫黄, および黄鉄鉱の含有率を測定した. 炭素/窒素比 (C/N) と黄鉄鉱の出現頻度は, これまで地質学的に推定されていた堆積環境とよく対応した. C/Nは陸源植物の堆積盆への供給量の多少をあらわし, 黄鉄鉱の出現頻度は主に海水の堆積盆への影響の程度をあらわす. 石炭試料についてのC/Nおよび黄鉄鉱出現頻度の併用は堆積環境の迅速な判定が可能で, 特に化石や堆積構造証拠に乏しい場合は有用と期待される.
  • 池原 研
    1999 年 49 巻 49 号 p. 13-21
    発行日: 1999/05/31
    公開日: 2010/05/27
    ジャーナル フリー
    巨大地震はしばしば海底斜面の崩壊を引き起こす. このため深海底堆積物中のタービダイトや水中土石流堆積物の発生年代を特定することにより, 過去の巨大地震の発生年代と地震の手再来周期が求まると期待される. 深海底堆積物中に挟在するタービダイトの堆積年代の決定にとよる古地震解析手法の開発のため, 西南日本の前弧海盆の一つである熊野トラフから採取されたピストンコア試料について半遠洋性堆積物中に含まれる浮遊性有孔虫を用いた放射性炭素年代測定を行なった. 結果として, 十分な量の有孔虫が得られた層準ではタービダイトの堆積年代を精度よく決めることができた. その年代値からすると, このコアのタービダイトの堆積間隔は170~680年であり, 南海トラフ沿いの巨大地震の再来周期の数倍程度であった. したがって, このコアでは巨大地震の数回に1回程度しか記録されていない. 年代決定においては放射性炭素の海洋におけるリザーバー効果の補正の問題が大きな問題として残されている.
  • 中村 稔彦
    1999 年 49 巻 49 号 p. 23-39
    発行日: 1999/05/31
    公開日: 2010/05/27
    ジャーナル フリー
    富倉地域に分布する下部鮮新統の上小沢層は, 中新世最末期から前期鮮新世にかけて起こった構造運動によって分化されたNNE-SSW方向に2本並走する富倉背斜西翼のトラフと背斜東翼のチャネル状トラフを埋積したタービダイトである. 背斜東翼のチャネル状トラフ内では構造運動による基盤岩類の上昇によって, 南方の河東山地から砕屑物が供給された. 背斜西翼では, 砕屑物がトラフ内の軸流によって, 調査地域南西方の水内地域から供給された. 富倉地域は水内地域から東頚城地域に連続するNNE-SSW方向のトラフと, 南方の河東山地から流入するチャネルの会合地域であった.
  • 井出 典孝, 横川 美和, 佐伯 和人
    1999 年 49 巻 49 号 p. 41-48
    発行日: 1999/05/31
    公開日: 2010/05/27
    ジャーナル フリー
    リップル形態を表す指数として, リップル指数 (RI) やリップル対称度指数 (RSI) がよく知られている. ウェーブリップルは対称形であり, カレントリップルは非対称である. これに対し複合流リップルは, 対称なものも非対称なものもあり, さらに, 丸みを帯びた形をしている. これらをウェーブリップルから区別するよい指標がない. そこで, リップルの形態を曲率を用いて解析することを試みた. ここでは, 複合流リップルの解析例を紹介する. 解析は, 曲率解析ソフトを用いて実験水槽で形成したリップルについて行った. 流れのタイプは, 振動流, 逆方向複合流, 順方向複合流の三つである. 曲率によってそれぞれのリップルの形態の違いを表現できた. また, 波に対する一方向流速の割合を増加させると, 逆方向リップルでは対称形のままだが, 順方向流では, リップルの上流側が伸び非対称になることがはじめてわかった.
  • 張 蘭雲, 松本 良
    1999 年 49 巻 49 号 p. 49-61
    発行日: 1999/05/31
    公開日: 2010/05/27
    ジャーナル フリー
    古気候・古環境の復元を目的とした最近の湖成層研究から, 中国, 熱帯アフリカ, カナダ, スペインでの4つの研究を例にとり, 新しい研究手法とその成果についてレビューした. これらの研究では, 1, 有機炭素の同位体組成変動と気候変動に強い相関が認められること, 2, 陸上植物のタイプ分け (C3, C4) が湖周辺環境の復元に有効であること, 3, 有機物のC/N比が起源有機物の推定に有効であること, 4, 炭酸塩鉱物の酸素同位体組成が, 湖の濃縮相/希釈相変動, 水収支変動の復元に有効であることが示された. さらに研究手法としては, 5, 微化石群集解析と地球化学的パラメーター解析の総合的な検討がモデルの信頼性を高めるため, 特に重要であることが強調される. 湖成層研究と海成層研究では, その手法においてに際立った違いは認められないが, 湖成層データには, 汎世界的な変動情報とともに地域的な影響が記録されていることに注意を要する. また一般に, 海成層より時間空間的に高精度・高分解能の分析が可能である. これらの理由から, 湖成層研究には人類社会と関連した環境復元および近未来予測科学としての期待が懸かっている.
  • 岡田 博有
    1999 年 49 巻 49 号 p. 63-71
    発行日: 1999/05/31
    公開日: 2010/05/27
    ジャーナル フリー
  • 武藤 鉄司
    1999 年 49 巻 49 号 p. 73-75
    発行日: 1999/05/31
    公開日: 2010/05/27
    ジャーナル フリー
  • 池原 研
    1999 年 49 巻 49 号 p. 87-91
    発行日: 1999/05/31
    公開日: 2010/05/27
    ジャーナル フリー
  • 栗田 裕司
    1999 年 49 巻 49 号 p. 93-98
    発行日: 1999/05/31
    公開日: 2010/05/27
    ジャーナル フリー
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