視覚の科学
Online ISSN : 2188-0522
Print ISSN : 0916-8273
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37 巻 , 2 号
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総説
  • 五十嵐 章史
    37 巻 (2016) 2 号 p. 36-40
    公開日: 2016/08/26
    ジャーナル フリー

    屈折矯正手術は, 健常眼に対して見え方の質の向上を目的とする手術である。古くは角膜に減張切開を行う放射状角膜切開術よりはじまり, エキシマレーザーの登場にて国内でもlaser in situ keratomileusis(LASIK)が流行した。しかし, 健常眼に対する手術であることから術後の臨床成績がよいことはもちろんのこと, より安全性が高いことが強く求められる傾向にある。単一施設による集団感染症事件, インターネットを中心とした“LASIK難民”というキーワードの乱立によって近年LASIKはネガティブな印象となり件数は減少しており, 代わって2014年に国内で認可された貫通孔付き有水晶体眼内レンズが“可逆的な手術”であることより注目が集まっている。

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原著
  • 高田 遼太, 松本 富美子, 立花 都子, 江口 洋, 日下 俊次
    37 巻 (2016) 2 号 p. 41-44
    公開日: 2016/08/26
    ジャーナル フリー

    長眼軸長眼に対する白内障手術時における, 眼内レンズ(IOL)度数計算式(SRK/T, Haigis, Holladay I, HofferQ)の精度を検討した。眼軸長26.0mm以上の連続症例において, 術前後にIOL MasterTMを用いて眼軸長, 角膜屈折度数, 前房深度を測定し, 各式の術後早期の屈折誤差(予測屈折値と術後屈折値の差)を比較した。SRK/T式+0.32±0.58D(平均±標準偏差), Haigis式 +0.42±0.60D, Holladay I式 +0.83±0.63D, Hoffer Q式 +0.89±0.63Dと, SRK/T式とHaigis式がHolladay I式やHoffer Q式よりも小さかった(p<0.01, Steel Dwass法)。長眼軸長眼のIOL度数計算式は, SRK/T式かHaigis式を使用するのがよいと考えられた。

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  • 中島 将, 平岡 孝浩, 山本 敏哉, 広原 陽子, 大鹿 哲郎, 三橋 俊文
    37 巻 (2016) 2 号 p. 45-54
    公開日: 2016/08/26
    ジャーナル フリー

    840, 690, 561nmの3波長で測定可能なシャックハルトマン波面センサーを用いて, 22~57歳の正常眼の高次収差を測定した。瞳孔径4mmに対する高次収差の波長間の違い(高次の色収差)を評価し, 年齢との相関を調べたところ, 被検者の年齢範囲内では顕著な変化はみられなかった。眼球の光学モデルによるシミュレーションから正常眼の高次の色収差量は非常に小さく, また, 測定に用いた3波長ハルトマンシャック波面センサーの測定精度が4mmのRMS値で0.02µm程度であったことから, その精度内では正常眼の高次の色収差に変化がでなかったといえる。波長ごとの高次収差の傾向を調べるために, 高次のゼルニケ収差ごとの二つの波長間の相関係数を評価したところ, 同一被検者では高い相関がみられた。この結果は正常眼の高次の色収差が小さいことの確認となった。

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