2台の旋回式マイクロバブル発生装置を同軸で向かい合わせ, 互いに逆向き回転で旋回流を噴出させたとき, その干渉がマイクロバブルの発生にどのように影響するかを調べている. バブル発生装置には小形の液体サイクロンを用い, 発生装置の出口間距離を変えながら発生するバブルの可視化写真を撮影し, その写真を画像解析することによってバブル径分布を得ている. その結果, 噴出する旋回流の干渉はバブル発生に大きく影響し, 発生バブル数は, 発生装置単独の場合と比べ, 出口間距離が出口直径とほぼ同じところで, 約2倍程度の増加となることが見出された.
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