日本流体力学会誌「ながれ」
Online ISSN : 2185-4912
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25 巻, 6 号
選択された号の論文の6件中1~6を表示しています
  • 橋本 典明
    2006 年25 巻6 号 p. 507-519
    発行日: 2006/12/25
    公開日: 2010/10/22
    ジャーナル フリー
  • H.K. MOFFATT
    2006 年25 巻6 号 p. 521-524
    発行日: 2006/12/25
    公開日: 2011/05/24
    ジャーナル フリー
    An informal review is presented of the problem of viscous flow in a corner between two intersecting plane rigid boundaries, with particular attention to the behaviour (i) when the stirring that generates the flow is remote and sinusoidal, and (ii) when the stirring is provoked by torsional oscillation of the fluid domain about the line of intersection of the twoboundaries. In each case, weak inertial effects lead to a lag of the response of the fluid behind the forcing mechanism.Conditions determining the existence and evolution of a geometric sequence of eddies in the corner are determined, andthe manner in which the associated streamline pattern reverses during each half-period of the flow is described. Fulldetails may be found in the recent paper of Branicki & Moffatt (2006).
  • 日本の空にイノベーションを
    泉 耕二
    2006 年25 巻6 号 p. 525-532
    発行日: 2006/12/25
    公開日: 2010/10/22
    ジャーナル フリー
    世界の交通システムはここ100年, ほぼ30年周期で大きな変革を経てきたとNASAは分析している. 同様に日本の交通システムの変遷を整理した. 電車, バス, JR, 民鉄, 車等の交通機関は既にほぼ成熟し, 今後更なる成長が期待されるのは首都圏が地下鉄, 郊外の中長距離は航空輸送が伸びると予測される. 航空輸送は従来の羽田を中心とした大型機利用の一極集中では無く, 小型機や多量の軽飛行機を活用した地方都市間を結ぶネットワーク化, 及びアジアの近隣諸国との連携による多極分散化が望まれる姿である.
  • 超音波とマイクロバブルを用いた非侵襲治療
    松本 洋一郎, 藤原 暁子, 吉澤 晋, 金子 幸生
    2006 年25 巻6 号 p. 533-541
    発行日: 2006/12/25
    公開日: 2010/10/22
    ジャーナル フリー
  • 飯田 明由, 岩崎 正志, 水野 明哲
    2006 年25 巻6 号 p. 543-551
    発行日: 2006/12/25
    公開日: 2010/10/22
    ジャーナル フリー
    鳥人間用滑空機の設計製作はものづくり教育のひとつとして効果的であるが, 事前に飛行テストを行うことが難しいこと, 設計要素が多岐にわたることなどから設計の最適化が難しいという問題があった. 本研究では, 鳥人間用滑空機の設計の最適化を図るため, 滑空機の三次元飛翔解析プログラムと遺伝的アルゴリズムを用いた最適化手法について検討した. 主翼, 尾翼の寸法, 機体長さなどの8つの設計変数と飛び出し時の速度や飛び出し角度を遺伝情報化し, 飛行距離を目的関数として遺伝的アルゴリズムを用いて解析を行った. 各世代の個体数を200とし, 50世代にわたり解析を行い, 飛翔性能に強く関係する優性遺伝子を抽出した. 解析によって得られた結果を用いて外乱に強い機体の設計を行い, コンテストで確実に飛行する機体を提案した.提案されたモデルは2005年度の鳥人間コンテストで4位に入賞, 審査員特別賞を受賞し, 遺伝的アルゴリズムによる最適化の有効性を確認した.
  • 面的計測への展開, PIVによる流れ場の計測
    前田 昌信
    2006 年25 巻6 号 p. 553-566
    発行日: 2006/12/25
    公開日: 2010/10/22
    ジャーナル フリー
    古くより, 粒子追跡法による流れ場を写真観察する方法が多用されていた. 流線を描くには場全体の速度ベクトルが必要である. 定量化するためにはトレーサー粒子を画像の中で的確に追従し, その時間間隔における移動距離を特定しなければならない. 従来の方法によれば, 写真に撮れる大きさの粒子を用い, スローシャッターでストリーク撮影した画像を以って流れの様相を見るものであった. 強い光源であるレーザーとデジタルvideoカメラの発達に歩調をあわせて画像のコンピュータでの処理が出来るようになり, PIV (Particle Image Velocimetry) の定量的流れ場解析手法が確立した. 原理, 大枠の技術は以前より考えられていたものだが, 高分解能の, また, 高速videoの進歩がPIV法を現実のものとした.PIVの開発が周辺機器の発達を促した相乗効果も見逃せない.
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