電子情報通信学会 基礎・境界ソサイエティ Fundamentals Review
Online ISSN : 1882-0875
ISSN-L : 1882-0875
6 巻, 4 号
選択された号の論文の19件中1~19を表示しています
表紙
ごあいさつ
特別寄稿
解説論文
WBS研究会提案
  • 佐々木 重信
    2013 年 6 巻 4 号 p. 250-256
    発行日: 2013/04/01
    公開日: 2013/04/01
    ジャーナル フリー
    本稿では,無線通信におけるホワイトスペースの活用に関して,その技術開発,標準化の現状と課題について述べる.まず「ホワイトスペース」の概念について述べ,それを利用するためのコグニティブ無線の概要を述べる.最近特に注目されているTVホワイトスペース(TVWS)に関する規制の検討状況と,それを利用してTVWS向け無線通信システムの標準化の動向を概説する.この中で特に標準化が完了したIEEE 802.22におけるTVWS利用のコンセプトと主なコグニティブ無線の技術要素について解説し,最後にホワイトスペースの利用に向けた今後の課題について論じる.
MSS研究会提案
  • -ビジネスプロセスから人間系へ-
    平石 邦彦
    2013 年 6 巻 4 号 p. 257-264
    発行日: 2013/04/01
    公開日: 2013/04/01
    ジャーナル フリー
    業務プロセスを記述する手法は,企業情報システムを構築する技術の一部として発展してきた.近年では,医療プロセスの詳細なモデル化やそれを用いた潜在的なリスク発見など,人間の介在する,より複雑なプロセスのモデル化及び分析に関する研究開発が進んでいる.本稿では,人間系を含む複雑なプロセスのモデル化に必要な機能を明らかにし,更に,幾つかの既存のプロセス記述手法について解説する.
EA研究会提案
  • -線形から非線形への拡張-
    島内 末廣
    2013 年 6 巻 4 号 p. 265-275
    発行日: 2013/04/01
    公開日: 2013/04/01
    ジャーナル フリー
    未知のシステムへの入力と出力を観測することで,そのシステムの伝達特性を推定するシステム同定の問題への取組みの歴史は長く,これまでに一定の理論体系も確立されている.一方で,具体的な応用事例に適用しようとしたとき,その事例特有の前提条件を考慮しながら,理論体系の拡張が必要となる場面にも遭遇する.本稿では,システム同定の最も基本的なアルゴリズムの一つである学習同定法をベースに,拡声ハンズフリー通話などに利用される音響エコーキャンセラへの応用を想定したときに顕在化する課題の解決に向けた取組みについて,最近の研究動向を踏まえて概観する.特に,「線形」から「非線形」への枠組みの拡張をキーワードとして,ロバスト性の向上や,システムモデルへの非線形性の導入を中心に議論する.
IMQ研究会提案
  • 岡本 淳, 林 孝典
    2013 年 6 巻 4 号 p. 276-284
    発行日: 2013/04/01
    公開日: 2013/04/01
    ジャーナル フリー
    映像メディアの符号化技術の進展,通信ネットワークのブロードバンド化に伴い,映像通信サービスが急速に普及してきている.ユーザに快適な映像通信サービスを提供するためには,サービス提供前の品質設計やサービス提供中の品質管理が非常に重要となる.これを実現するためには,サービスを利用するユーザが経験する品質(QoE: Quality of Experience)を効率的に評価する方法論の確立が必要となる.本論文では映像メディアに対する主観品質評価の実施法や,最新の映像メディア品質客観評価法について,ITU/VQEGの国際標準化動向を交えて概説する.
TL研究会提案
R研究会提案
その他
ESSニュース
国際会議報告
研究会に行こう!
受賞者の声
論文募集
委員会・編集後記
feedback
Top