国際生命情報科学会誌
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25 巻 , 1 号
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目次
国際生命情報科学会
原著論文
  • 斉 效軍, 高橋 俊二, 野村 純, 菅谷 茂, 一村 義信, 〓 玲, 修 〓波, 喜多 和子, 鈴木 信夫
    原稿種別: 本文
    2007 年 25 巻 1 号 p. 11-22
    発行日: 2007/03/01
    公開日: 2019/04/30
    ジャーナル フリー
    今回、我々は7名の被験者から得たパラボリックフライト(PF)前後の血清を用いて、ヒトRSb細胞のUVに対する変異調節活性の変動について調査した。UV照射後の変異誘導はPCR-based differential dot-blot hybridization法とPeptide nucleic acid(PNA)クランピング法によるKーrasコドン12の塩基置換変異検定、そして、ウワバイン抵抗性の出現頻度によって解析を行った。PF前後の血清を細胞培養液中に1/1000量添加し、細胞を処理した結果、被験者の一人で、PF後の血清に変異誘導作用が認められた。他の6名の被験者の血清はPF前後とも変異誘導作用は見られなかった。しかし、それらの血清成分をBlue Bカラムクロマトグラフィーにより分離分画したところ、得られた8画分で変異誘導活性が検出された。以上の結果から、ヒト血清は変異調節作用因子を含んでおり、その活性はPFにより変化するということが示唆された。
  • 青木 孝志, 足達 義則
    原稿種別: 本文
    2007 年 25 巻 1 号 p. 23-29
    発行日: 2007/03/01
    公開日: 2019/04/30
    ジャーナル フリー
    近年、様々な芳香の活用が統合療法分野で増加しつつある。これはアロマセラピーと呼ばれているが、匂い刺激は人体の嗅覚中枢に伝わり、自律神経や脈波に影響を与える。本研究日的は、匂い刺激が脈波の構成成分の波高比(b/aおよびd/a)に対して、どのような影響をもたらすのかを調べることである。ここで、a,bおよびdは加速度脈波の構成成分であるa,bおよびd波の高さである。10人の被験者にジャスミンの匂い刺激を5分間あたえた。刺激中の5分間と、刺激前の5分間および刺激後の5分間、脈波を測定した。その結果、ジャスミンの匂い刺激中はb/aが統計的有意に減少した。この実験結果は刺激中に血管の伸展性がよくなったことを示唆している。刺激を止めると約5分以内に元の値に戻った。d/aは有意な変化を示さなかった。また刺激によって心拍数が平均3.5%増加した。
  • 小久保 秀之, 山本 幹男, 河野 貴美子
    原稿種別: 本文
    2007 年 25 巻 1 号 p. 30-39
    発行日: 2007/03/01
    公開日: 2019/04/30
    ジャーナル フリー
    手かざしや祈りになどの非接触ヒーリングの作用を、極微弱生物光で評価する方法を研究した。超高感度カメラにて植物切片(白いぼきゅうり)の試料対(実験試料と対照試料)を18時間測定し、実験試料から生じる生物光の発光強度を対照試料の発光強度と比較した。測定は、実験試料に全く処理を行わない無処理群、手かざし等を行うヒーリング群、40℃の熱源にさらす熱処理群について行った。結果、無処理群と熱処理群では実験試料と対照試料の発光強度に差は無く、ヒーリング群でのみ実験試料と対照試料の発光強度に有意差が見られた(p=0.002,両側,paired t-test)。また、実験試料と対照試料の発光強度の比の対数を効果量の指標とすることで、非接触ヒーリング作用の定量的評価が可能となった。
  • 小久保 秀之, 山本 幹男, 河野 貴美子
    原稿種別: 本文
    2007 年 25 巻 1 号 p. 40-62
    発行日: 2007/03/01
    公開日: 2019/04/30
    ジャーナル フリー
    手かざし治療の実践者10名(初心者5名と中堅・ベテラン5名)について、その非接触ヒーリング作用の効果を、植物切片(白いぼきゅうり)の極微弱生物光で測定した。ヒーリング作用の量的指標は、実験試料と対照試料の発光強度比の対数(J値)を用いた。また、186項目の質問紙法によって実践者の当日の実践内容、過去の経験やその自己評価を調べた。結果、J値は、初心者群は0.072であったのに対し、中堅・ベテラン群は0.166となり、中堅・ベテラン群が初心者群よりも大きなヒーリング効果を示した(p=0.025、片側)。肩・背中・腰痛に対する施術効果の評価点がJ値と相関したことから(r=0.57、p=0.043、片側)、測定されたヒーリング能力は、痛み抑制効果の能力に深く関係すると考えられた。また、J値は実践者の年齢と正相関し(r=0.63、p=0.049、両側)、特に初心者群ではr=0.92(p=0.025、両側)と非常に強く正相関した。J値は年齢関数と初心者・ベテラン関数の1次結合式でよく近似できた。また、性格特性項日「そそっかしい-慎重」が能力発揮に重要であると考えられた。得られた知見から、著者らは次のようなヒーリング能力の生物学的仮説を提唱する。仮説:(1)加齢によって生ずる痛みを抑制するために、痛み抑制の自己ヒーリング能力が向上する。(2)痛みを抑制する非接触ヒーリングは、自己ヒーリング能力を他者に向けて転用したものである。
  • Hsien-Cheng LIAO, Pei-Chen LO
    原稿種別: 本文
    2007 年 25 巻 1 号 p. 63-71
    発行日: 2007/03/01
    公開日: 2019/04/30
    ジャーナル フリー
    This paper reports a unique interpreter that combines a multi-resolution scheme with autoregressive modeling to identify the EEG (electroencephalograph) patterns including the flat wave (φ), δ, θ, χ, α, and β activities as well as such artifacts as the baseline drift and EMG (electromyograph) interference. With the merits of high computational efficiency and easy hardware realization, the method proposed is feasible for long-term EEG monitoring and online EEG processing. It also allows a quick overview of an enormous amount of EEG data. Moreover, results of applying the proposed scheme to an experimental group (Zen meditation practitioners) and a control group (normal, healthy subjects) reveal significant distinction in spatiotemporal characteristics of EEG rhythmic patterns, especially the spatial propagation of the β rhythm during meditation sessions.
第23回生命情報科学シンポジウム
Journal of ISLIS
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