国際生命情報科学会誌
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28 巻 , 1 号
選択された号の論文の72件中1~50を表示しています
表紙
編集委員会・著作権
目次
ご案内
巻頭言
  • 伊藤 公紀
    原稿種別: 本文
    2010 年 28 巻 1 号 p. 2-
    発行日: 2010/03/01
    公開日: 2018/12/18
    ジャーナル フリー
     2010年3月20・21日に第29回生命情報科学シンポジウム横浜国立大学で開催されます。本学での大会は、昨年3月に引き続き2回目です。相変わらぬ活発な御議論、御討論をお願いいたします。  前回させていただいた大会長講演では、地球温暖化問題の現状について紹介させていただきました。科学の粋を集めたと考えられている地球気候科学の分野が、勘違いとも言える間違いをも含めて種々の問題を抱えているということについて、意外に思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。残念ながら、今回の大会長講演では、更に人間臭い事例を紹介せざるを得ません。  しかし、全ての科学は所詮、人間の所業です。注意をしないと、思い込みや利益誘導の罠に陥りがちです。本学会で対象として扱われる事柄の微妙さを考えると、地球温暖化問題で見られる様々な事例は、もって瞑すべしと思われます。是非、他山の石として、参考にしていただければと思います。  それでは、皆様の益々のご発展をお祈りして、御挨拶とさせていただきます。
理事長報告
  • 山本 幹男
    原稿種別: 本文
    2010 年 28 巻 1 号 p. 3-4
    発行日: 2010/03/01
    公開日: 2018/12/18
    ジャーナル フリー
    国際生命情報科学会(ISLIS)の1995年創立から2010年春までの14年半の活動と「潜在能力の科学」の推進について報告する。設立趣意は、物質中心の科学技術から、こころや精神を含んだ21世紀の科学技術へのパラダイム・シフト(枠組革新)のための、実証的科学技術研究の発展を通じて健康、福祉、教育と社会および個人の心の豊かさを増進させ、自然と調和した平和な世界創りに寄与する事である。創設以来、生命情報科学シンポジウムを年2回、計29回主催と国際学会誌Journal of International Society of Life Information Science(Journal of ISLIS)を年2号発行してきた。2002年には「潜在能力の科学国際シンポジウム」を、2004年8月には韓国ソウルで「Mind Body Science国際会議」を主催した。2004年には単行本「潜在能力の科学」を発行した。現在世界の9ヵ所に情報センターを、約10ヵ国に約270人の会員を有す。2010年8月には富士山近くで合宿をする。
国際生命情報科学会 (ISLIS)
原著論文
  • 池田 暁史, 鬼頭 伸輔, 鄭 址旭, 小林 哲生, 古賀 良彦
    原稿種別: 本文
    2010 年 28 巻 1 号 p. 14-22
    発行日: 2010/03/01
    公開日: 2018/12/18
    ジャーナル フリー
    大脳白質の統合異常が双極性障害の病理に関与しているという仮説がある。前視床脚は視床と前頭葉をつなぐ神経線維束であり、双極性障害の認知障害に関連している可能性がある。本研究でわれわれは、11名の双極性障害患者および15名の健常対照群から拡散テンソル画像を入手し、前視床脚の線維追跡を行うことでトラクトグラフィを作成した。前視床脚の断面積(CSA)、拡散異方性(FA)、みかけの拡散指数(ADC)を計測し、患者群と健常群とを比較した。健常群と比べ、患者群では右および左の前視床脚において断面積が有意に小さかった。ADCとFAとに関しては、患者群と健常群とで有意さは認められなかった。両群共に、CSA、FA、ADCは右上りも左の前視床脚の方が有意に大きかった。これらの所見は、双極性障害における、視床と前頭葉との間の白質の統合の乱れを示唆している可能性がある。両側性の神経発達不全が、双極性障害の病理と関連しているかもしれない。
  • Ramesh MANOCHA, Deborah BLACK, David SPIRO, Jake RYAN, Con STOUGH
    原稿種別: Article
    2010 年 28 巻 1 号 p. 23-30
    発行日: 2010/03/01
    公開日: 2018/12/18
    ジャーナル フリー
    [Objectives] Until very recently, the U.S. National Center for Complementary and Alternative Medicine (NCCAM) defined meditation as "a conscious mental process that induces a set of integrated physiological changes termed the relaxation response". Recently the NCCAM appears to have reviewed its understanding of meditation, by including a new central feature: "In meditation, a person learns to focus his attention and suspend the stream of thoughts that normally occupy the mind", indicating a shift from a physiological ("relaxation-response") to an experiential (suspension of thinking activity) definition, more in line with traditional eastern understandings. We explore the physiological implications of this paradigmatic shift. [Design] A controlled, observational study. of acute physiological changes. N=26. Participants were asked to either meditate or rest for 10 minutes. [Settings/Location] A temperature controlled room at Swinburne University's Psychophysiology Laboratory, Melbourne. [Subjects] 16 meditators proficient at a mental silence orientated form of meditation (Sahaja yoga, SYM) and 10 non-meditators with an interest in meditation. [Interventions] A mental silence orientated form of meditation (Sahaja yoga, SYM) was compared to rest. [Outcome Measures] Palmar skin temperature and heart rate. [Results] Throughout the meditation period mean ST of the SYM group decreased while that of the Rest group increased. After ten minutes of meditation, 13 of the 16 meditators manifested a reduction in ST compared to baseline whereas 7 of the 10 participants in the control group manifested an increase compared to baseline. Chi-Square tests showed that the difference between the two groups was significant (p=.003). Heart rate changes however did not differ between the two groups. [Conclusions] The study suggests that the experience of mental silence and rest are not psychophysiologically identical despite the fact that they are overtly similar. Implications of this, and need for further evaluation, are discussed.
事例研究
  • Shan WU, Li NIU, Jianfang WU, Chongmao GAO
    原稿種別: Article
    2010 年 28 巻 1 号 p. 31-34
    発行日: 2010/03/01
    公開日: 2018/12/18
    ジャーナル フリー
    The purpose of the research in this study is to evaluate the possibility that Reiki decrease the progression of atherosclerosis and decrease markers of neuroendocrine and sympathetic nervous system activation in an animal model. Methods: Eighteen Cholesterol-fed rabbits were divided into 2 groups and received daily visits from a Reiki healer or from an untrained individual for 10 weeks. The practitioner faced the cages and "beam" energy through the palms of their hands. After 10 weeks, the entire aorta of rabbit was removed and stained by Sudan IV. Plasma Cholesterol, ACTH, Cortisol, Epinephrine Levels were examined at pre-and post-test by radioimmunoassay or ELISA, Results: Statistically the differences were not significant though aortic atherosclerotic lesion areas of Reiki group were decrease compared to that of the control (p=0.22). There were significant elevation of cholesterol levels and decrease of ACTH levels at post-test in both groups, but no significant differences between Reiki and control (p=0.34, p=0.13). There were no significant differences in epinephrine (p=0.47), cortisol levels (p=0.74) between Reiki and control. Conclusion: The results did not show that Reiki is beneficial for decrease the progression of atherosclerosis and decrease plasma levels of the stress markers in the animal model.
研究発表論文
  • 鎌田 明彦, Daehoon KIM
    原稿種別: 本文
    2010 年 28 巻 1 号 p. 35-50
    発行日: 2010/03/01
    公開日: 2018/12/18
    ジャーナル フリー
    従来上り、瞳孔運動の捕捉は目視観察の延長として瞳孔径(実寸)の動きを精密測定することが通例とされてきた。また散乱(自然)光投射による瞳孔対光反応の撮像記録(ピュピログラム)から自律神経動態等を判定する視点、方法も開発課題とされてきた。それら瞳孔運動を観察する視点ならびに判定方法に関して、虹彩認証技術の応用による撮像解析法と簡易総合判定法(特許申請開示No.2008-259609)により、測定精度ならびに自律神経動態の判定手段としての実用性に関して向上が得られた。
第29回生命情報科学シンポジウム
  • 原稿種別: 本文
    2010 年 28 巻 1 号 p. 51-
    発行日: 2010/03/01
    公開日: 2018/12/18
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: Article
    2010 年 28 巻 1 号 p. 52-55
    発行日: 2010/03/01
    公開日: 2018/12/18
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 本文
    2010 年 28 巻 1 号 p. 56-66
    発行日: 2010/03/01
    公開日: 2018/12/18
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 本文
    2010 年 28 巻 1 号 p. 67-70
    発行日: 2010/03/01
    公開日: 2018/12/18
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 本文
    2010 年 28 巻 1 号 p. 71-83
    発行日: 2010/03/01
    公開日: 2018/12/18
    ジャーナル フリー
  • 小久保 秀之, 小山 悟史, 高木 治
    原稿種別: 本文
    2010 年 28 巻 1 号 p. 84-94
    発行日: 2010/03/01
    公開日: 2018/12/18
    ジャーナル フリー
    切断したキュウリを空気中に静置したときに生じるバイオフォトン発光の近似式を作り、ガス生成との対応関係を調べた。総ガス生成速度は切断後30分で最大に達した後、単調に減少したが、時間と共にガス組成が変化すると考えられた。近赤外領域のバイオフォトン発光強度の変化は、連鎖反応とロジスチックに変化する反応の和でよく近似できた。また,ホルムアルデヒド検知管91Dが反応するガス量のピーク時刻が連鎖反応のピーク時刻にほぼ対応した。可視光領域の発光強度変化は、複数のロジスチック式の和でよく近似できた。また、非接触ヒーリングを行ったキュウリと何もしなかったキュウリの発光強度の差は連鎖反応式でよく近似できた。酢酸エチル検知管141Lが反応するガス生成量は、冬場と夏場とでピーク時刻が異なった。
  • 小久保 秀之, 高木 治, 小山 悟史
    原稿種別: 本文
    2010 年 28 巻 1 号 p. 95-112
    発行日: 2010/03/01
    公開日: 2018/12/18
    ジャーナル フリー
    白いぼキュウリを生体センサとするガス測定法の実験手法の細部と応用可能性を検討した。複数のヒーラーによる非接触ヒーリング実験の結果、ガス測定法では、ガス生成の多寡、すなわちにおいの強弱を変える実験指示が有効と考えられた。試料の半数を主実験に、残り半数をブランク実験に使い、ブランク実験のデータで主実験のデータを零点補正する手法が有効だった。ガス検知管はロット番号の統一が必要と考えられた。被験者の能力が非常に強い場合には、数m〜10m程度の距離まで被験者の影響が及ぶ可能性が見出された。また、特異現象の背景ポテンシャルが存在し、ゆっくり変動しているという可能性を検討するべきだと考えられた。「気場」として知られる長野県伊那市の分杭峠の測定を試みた結果、特異現象と同じ効果をもたらす未知の要因が自然界に存在している可能性が示唆された。
  • 笹山 雪子, 河合 由美子, 足達 義則
    原稿種別: 本文
    2010 年 28 巻 1 号 p. 113-120
    発行日: 2010/03/01
    公開日: 2018/12/18
    ジャーナル フリー
    看護師の意識が患者に及ぼす影響には大きなものがある。従って、ケアの充実の観点からも、看護師がゆとりのある状況で患者に接することができるようにすることが重要である。しかしながら、医療現場では人員に余裕がなく、忙しさにまぎれて満足な看護ができているとは言い切れない。本研究では、増員によって看護ケアの実践に対する看護師の意識がどのように変化したかを、アンケート調査を実施して検討した。また、スタッフと管理職との間の意識の違いについて検討した。
  • 尾崎 真奈美, 甲田 烈
    原稿種別: 本文
    2010 年 28 巻 1 号 p. 121-125
    発行日: 2010/03/01
    公開日: 2018/12/18
    ジャーナル フリー
    本研究の目的は、スピリチュアリティを記述するための一つのメタ方法論として非人称の視点を提唱し、その基礎の上にポジティブ心理学の方法論を活用することによって、スピリチュアリティ3因子論をインテグラル・ポジティビティとしてモデル化することである。第一に、研究者の無自覚的な視座に関する哲学的議論を概観し、行動主義とナラティブアプローチのような様々な方法論における葛藤を克服するメタ方法論として非人称の科学を定式化した。第二に、これまでの心理学方法論を、一人称的・二人称的・三人称的・さらに非人称的視点から、それぞれの視点における研究の目的・対象・強み・限界について整理した。第三に、主観・客観的視点を統合する非人称の科学的視点から、スピリチュアリティ3因子論をインテグラル・ポジティビィティとして記述した。以上の過程を通じて非人称的視点という方法論を示した。それは、様々な研究方法より、目的に沿って自由に適した方法を選択することを可能にするメタ方法論である。またこの新しい方法、非人称の科学を用いることによって、スピリチュアリティや超越性を、実証科学であるポジティブ心理学の枠組みで記述する可能性を提示した。
  • 伊藤 公紀
    原稿種別: 本文
    2010 年 28 巻 1 号 p. 126-
    発行日: 2010/03/01
    公開日: 2018/12/18
    ジャーナル フリー
  • 渡辺 恒夫
    原稿種別: 本文
    2010 年 28 巻 1 号 p. 127-
    発行日: 2010/03/01
    公開日: 2018/12/18
    ジャーナル フリー
    科学のありかたを批判的に考察するために、主観的vs客観的、分析vs総合、価値中立vs価値指向の3つの対立軸を用意しよう。ガリレイ以降の近代科学は、これらの対立項の左側へと展開することによって、大きな成功を収めてきた。しかしその代償は宇宙からの意味の剥奪と環境破壊であった。これと対照的に環境科学に要請されているのは、右側への展開である。第1に、「環境」は「主体ないし主観」と独立に物理的に実在するものではなく、主観性を前提とした概念である。第2に、環境は主体に対して常に全体として立ち現れるがゆえに、近代科学の正統である分析的方法は対象適合的でなく、より生態学的に妥当な総合的方法が求められる。第3に、環境は主体にとって常に良いか悪いかという意味・価値をもって現れるがゆえに、価値中立は許されず、環境科学者は絶えず、何が誰にとって良い環境かの問題意識を求められる。このような、「未来の科学」としての環境科学の特徴は、生命情報科学にも通じるところがあろう。
  • 大門 正幸, 稲垣 勝巳, 末武 信宏, 岡本 聡
    原稿種別: 本文
    2010 年 28 巻 1 号 p. 128-139
    発行日: 2010/03/01
    公開日: 2018/12/18
    ジャーナル フリー
    退行催眠中に生じる異言(本人が学んだことのない言語を使うことが出来る異言と呼ばれる現象が生まれ変わり仮説を支持する強い証拠になることはよく知られている。大門他(2009)では、おそらく日本で初めての事例として、当人の経歴から、知っているはずがないネパール語を退行催眠中に話す日本人の例について報告した。本橋では、この事例について2009年の時点では十分検討がなされていなかった点を補い、より完全な形で報告を行う。
  • 河野 貴美子, 小久保 秀之, 高木 治, 山本 幹男
    原稿種別: 本文
    2010 年 28 巻 1 号 p. 140-145
    発行日: 2010/03/01
    公開日: 2018/12/18
    ジャーナル フリー
    脳はその数パーセントも使用していない、とよくいわれる。あと1〜2%多く使うだけでも、飛躍的に頭が良くなる、という論理になる。本当だろうか?脳における情報処理活動の中心は神経細胞(ニューロン)であるが、その働きを栄養補給などで支えるための細胞はニューロンの10倍近い数が存在する。100億個、いやそれ以上とも言われる脳細胞のほとんどが何もせず存在しているだろうか。そもそも生体内で必要のないもの、何の働きもしないものはすぐ処理されてしまう。脳細胞とて同様である。もちろんすべて必要最小限の数のみ存在するわけではなく、安全率を見込んだ数が用意されているが、何もしていないということはない。ニューロンは役割に応じて、刺激が来ればすぐ活動出来るよう、常にスタンバイしている。したがって勝手に活動しすぎないよう、うまく抑制することの方がむしろ重要である。混乱せず、スムーズに、効率よく情報処理するようコントロールすることこそが脳の役目と言ってもよい。そのような脳のコントロール、抑制の状態を、Craig Junjulas氏の脳波を参考にしながら考えてみたい。
  • 喜田 圭一郎, 中村 泰治, 斉藤 明子, 坂本 菜穂子
    原稿種別: 本文
    2010 年 28 巻 1 号 p. 146-147
    発行日: 2010/03/01
    公開日: 2018/12/18
    ジャーナル フリー
  • 橋爪 秀一
    原稿種別: 本文
    2010 年 28 巻 1 号 p. 148-152
    発行日: 2010/03/01
    公開日: 2018/12/18
    ジャーナル フリー
    ストレス指標として、唾液中のクロモグラニンA(CgA)及び瞳孔対光反応(瞳孔ストレス強度)を用いて、食品素材のストレス改善効果を検討した。それぞれの食品素材はデンプンペーストに混ぜ合わせた添加物として摂取した。その結果、CgAを指標とした場合に水との間で有意差(P<0.05)が得られたのは唐辛子の添加物であり、瞳孔ストレス強度で有意差(P<0.05)が得られたのはテオブロミン-リッチカカオエキス、抹茶或いはカルダモン(カレースパイス)との添加物であった。更に、これらの食品素材を練り込んだソフトキャンディーについてストレス改善効果の検討を行ったところ、カルダモン、唐辛子或いはブドウ種子ポリフェノールを練り込んだソフトキャンディーが両指標で有意差(P<0.05)を有することが明らかになった。
  • 桂川 秀嗣, 河野 貴美子, 橋爪 秀一, 鎌田 明彦, 小久保 秀之, 山本 幹男, 渡辺 恒夫
    原稿種別: 本文
    2010 年 28 巻 1 号 p. 153-
    発行日: 2010/03/01
    公開日: 2018/12/18
    ジャーナル フリー
  • 鎌田 明彦, 高木 治, 河野 貴美子, 小久保 秀之, 橋爪 秀一, 桂川 秀嗣, 山本 幹男, 渡辺 恒夫
    原稿種別: 本文
    2010 年 28 巻 1 号 p. 154-160
    発行日: 2010/03/01
    公開日: 2018/12/18
    ジャーナル フリー
    太極拳実施に伴う各種生理指標の観察において、今回は初心者と鍛錬歴20年の熟練者との2名の協力者により、瞳孔対光反応と皮膚電気伝導度(SCL)を測定した。本実験から瞳孔対光反応とSCLとは各々相反する動きが観察された。これら二つの指標はいずれも自律神経活動との関連が知られており、その発現様態の相違(不均一な地域性反応など)が示唆された。
  • 中谷 康司, 有田 秀穂
    原稿種別: 本文
    2010 年 28 巻 1 号 p. 161-
    発行日: 2010/03/01
    公開日: 2018/12/18
    ジャーナル フリー
    我々は太極拳の実施が、脳波のα成分を増加させ、前頭前野での血流上昇を引き起こすとともに、脳幹縫線核のセロトニン神経を活性化させることを見出したので報告する。これらの結果は、前頭前野と脳幹縫線核セロトニン神経の解剖学的な関係から、前頭前野の活性化がセロトニン神経系を賦活し、脳波のα成分を増加させたと考えられる。
  • 有田 秀穂
    原稿種別: 本文
    2010 年 28 巻 1 号 p. 162-
    発行日: 2010/03/01
    公開日: 2018/12/18
    ジャーナル フリー
     セロトニン神経の生理機能は、覚醒レベル調節、レム睡眠、鬱などの気分調節、内因性痛覚抑制、抗重力筋の促通効果、副交感神経から交感神経への切り換え、など多岐にわたる。その活動は覚醒時に持続的インパルス発射があるので、脳神経系の覚醒状態を調節するものである。セロトニン神経を更に賦活する因子は呼吸や歩行のリズム運動であり、その行動は坐禅、ヨガ、太極拳に相当する。これらを踏まえ、セロトニン的生活について議論する。
  • 鈴木 昭二, 足達 義則, 青木 孝志, 川口 雅司
    原稿種別: 本文
    2010 年 28 巻 1 号 p. 163-170
    発行日: 2010/03/01
    公開日: 2018/12/18
    ジャーナル フリー
    本論文では、負性インピーダンス変換器(NIC)を用いた等価回路決定法における測定回路の改良を提案している。この方法では、一箇所の測定が数分でできる利点がある。測定原理は、OPアンプの仮想接地の概念を利用し、非接地キャパシタンスCだけの回路にしておき、それを外部に付けたコイルと共振させて、その共振周波数からCの値を測定している。改良された測定回路では測定精度も改良されている。
  • 津田 康民, 和泉 充浩, 藤井 淳史, 中島 宏平
    原稿種別: 本文
    2010 年 28 巻 1 号 p. 171-176
    発行日: 2010/03/01
    公開日: 2018/12/18
    ジャーナル フリー
    岡田式浄化療法(OPT)の効果が筋硬度等を用いて療法士によって調査された。15分の岡田式浄化療法の自己施術により肩凝りが緩和されること、2か月の継続的な自己施術の実施によりQOLが改善されることが確認された。肩凝り、腰痛、頭痛の自覚をもつ被験者対し、30分間のOPTの施術により施術箇所の凝りが緩和されることが示唆された。
  • 曽 紅
    原稿種別: 本文
    2010 年 28 巻 1 号 p. 177-182
    発行日: 2010/03/01
    公開日: 2018/12/18
    ジャーナル フリー
    ミトコンドリア脂肪酸分解経路における細胞呼吸調節機構とヒト腹式呼吸法との接点に着目し、提案していた「脂肪酸分解経路に沿ったミトコンドリア細胞呼吸ダイエット法」以下略して「順式持続納(吸)気延長法」を63例に応用した結果、横隔膜などの吸気筋持続活動強化による求心路「吸気筋交感神経β系-視床下部」活性と思われる肥満解消と多彩な生理作用効果を得られたことを報告した。対象の63例は肥満、更年期障害、不妊症、ウツ病、膠原病などの症状を呈していた。順式持続納気延長法を応用した結果、横隔膜などの吸気筋交感神経β系-視床下部-褐色脂肪細胞ミトコンドリアの持続的な熱産生亢進と、交感神経を介しての強力な発汗による持続的た熱発散亢進と、白色脂肪細胞のβ酸酸化活性と思われる肥満解消効果。ATP合成増幅による疲労解消。レプチンやカルシトニンによる摂食抑制。レプチン利尿効果。cAMP濃度上昇と諸ホルモンの合成増幅による不妊、更年期障害の改善。うつ病の解消。骨粗鬆症の解消。ミトコンドリアアポトーシス機能改善と思われる膠原病の好転。グルコース取り込み促進などの効果を得られた。その上、「納気-視床下部-交感神経β系-脂肪分解-熱産生-熱発散」という脂質代謝における順式納気の呼吸調節生理基盤も明らかになった。
  • 乾 泰宏, 河野 貴美子
    原稿種別: 本文
    2010 年 28 巻 1 号 p. 183-187
    発行日: 2010/03/01
    公開日: 2018/12/18
    ジャーナル フリー
    体外離脱体験とは、あたかも意識が肉体から抜け出したかのように感じる意識経験である。「タオ内丹法」(仙道)修練の中に体外離脱体験を誘導する方法がある。この方法で導かれた瞑想的な体外離脱体験状態の脳波を、最新の脳波計を用いて測定した。同方法に熟達した熟練者1名(男,71歳)による測定の結果、体外離脱時にθ波が顕著に出現することが観察された。
  • 朝日 舞, 河野 貴美子, 小久保 秀之
    原稿種別: 本文
    2010 年 28 巻 1 号 p. 188-191
    発行日: 2010/03/01
    公開日: 2018/12/18
    ジャーナル フリー
    二種類の気功法(楽以舞療法(ライブセラピー)):「The・愛」及び「創美功」の実施中における頭頂部の脳血流変化を、近赤外分光血流計を用いて測定した。被験者は日本流気功道に熟達した女性1名である。そこで行われるライブセラピー「The・愛」は、創始者の自発功から自然にパターン化れて生まれたもので、6つの型により構成される。体験者の体感で、爽快感、満足感等の他、身体各部の痛み軽減、視力改善などが報告されていることから、実施中の身体的変化及び二つのライブセラピーの差異を脳の変化から捉えることを目的に実験を行った。その結果、「創美功」実施中上り「The・愛」実施中の方が頭頂運動野近辺の血流が増大していることが認められた。今後さらに、初心者、中級者との比較、個人による違い等、検討したいと考えている。
国際生命情報科学会誌
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