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中村 重太
原稿種別: 本文
p.
283-284
発行日: 1999/07/30
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
ガーナ共和国は、1996年から10年間でFCUBE(Free Compulsory and University Basic Education)プログラムを開発し、教育の大改革に取り組んでいる。そこでは、基礎教育の義務化・無料化を目指し、同時に教育制度・教育行政機構の改革と教師及び授業の質的改善をねらっている。その現状を視察したので、報告する。
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鈴木 みどり, 熊野 善介
原稿種別: 本文
p.
285-286
発行日: 1999年
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
理科ぎらいという現象を科学的リテラシーの観点から捉え直すために、「科学における6つの領域」(概念、方法、応用、態度、創造、科学の本質)を元に1996年版Iowa Assessment Handbook(IAH)を用いて小・中学生の科学的リテラシーの実態を調査した。また、子どもたちや教員養成系大学の学生に行った理想の理科教師像のアンケートと照らし合わせながら、子どもたちの科学的リテラシーを向上させるような授業像、理科教師像について考察を加えた。これらを元にして理科ぎらいの克服における科学的リテラシーの必要性に関する議論を進めた。
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橋本 健夫
原稿種別: 本文
p.
287-288
発行日: 1999/07/30
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
大学における授業改善の方法を探る一環として学生による授業評価を行ってきた。評価用紙の形式を問うことから始めた研究ではあるが、昨年度からは毎回の授業に学生評価を導入した。この結果、学期当初に立てた授業計画に学生の興味・関心からずれている部分があることや、各学生の評価の動向を分析することによって授業成果の推測がある程度可能になること、またそれが大学段階で個に応じる指導を行う際の手掛かりとなること等が明らかになった。
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長尾 雅人, 松本 伸示, 山下 伸典
原稿種別: 本文
p.
289-290
発行日: 1999/07/30
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
界面活性剤の濃度決定できる「表面張力計」を新設される総合的な学習の時間に向け、小学校の環境教材の一つとして自作した。各種界面活性剤(ドデシル硫酸ナトリウム:SDS,直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム:LAS,ラウリン酸ナトリウム:LaNa,)を用い、濃度と表面張力との間に再現性のある関係データが得られた。小学生にも簡単な操作で界面活性剤の濃度を決定できることは、生活環境を身近に意識できる機会であり、学校知と生活知をつなげる教材としての有効性も検討した。
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松浦 毅司, 松本 伸示, 山下 伸典
原稿種別: 本文
p.
291-292
発行日: 1999年
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
光電池と発光ダイオード(豆電球)を用いた自作比色計(兼比濁計)の試みと、それを用いての小学校・中学校での個人別実験による実践報告及び簡便な各種イオンの定量法について検討した。
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加藤 竜吾, 黒木 伸明
原稿種別: 本文
p.
293-294
発行日: 1999/07/30
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
本稿の目的は、化学実験等で利用するビュレットを用いることによって、基本的なビュレットの操作の仕方を習熟するとともに、数学の学習上、リアルワールドに即して、この一つの実験から指数関数・対数関数の両面を学習することを目的とする。結果として、生徒にとってリーク・ボトルの実験から数学的な両面の考察ができ、理科の教具にも関心を持ってもらうことができた。
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原稿種別: 付録等
p.
295-
発行日: 1999/07/30
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
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小松 幸廣
原稿種別: 本文
p.
297-298
発行日: 1999/07/30
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
携帯型データロガの開発を行っている。開発に当たっては実現する機能について学習用と携帯用の両面から検討を加えた。この結果に基づいて仕様をまとめ、試作機を製作するに至った。ここでは検討で得られた学習用、携帯用として求められる機能と試作機で実現した仕様について報告する。
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森本 弘一
原稿種別: 本文
p.
299-300
発行日: 1999/07/30
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
紫外線が生物に及ぼす影響の教材開発を行った。対象とした生物は、ショウジョウバエ、ウキクサ、カイワレダイコン、バナナ、アサガオ、ゾウリムシである。生物は、紫外線による障害を修復する機能をもっており、その中の光回復も一部の生物では示すこととした。
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中野 有輝子, 木村 捨雄
原稿種別: 本文
p.
301-302
発行日: 1999/07/30
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
本研究は,第二言語習得理論研究(Second Language Acquisition Theory and Research)の「理解可能なインプット・アウトプット」や「インタラクション」をベースに,高校生を対象に,英語産出過程におけるL2ベースでの有意味化や,意味交渉を支援・促進するための学習方略の確立を目指す。そのため,高校生の英語産出過程での学習方略の特性を分析し,その特性を生かしたCAI教材・システムを行う。
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箕輪 弘章, 山内 孝夫, 中村 正義, 下条 隆嗣
原稿種別: 本文
p.
303-304
発行日: 1999/07/30
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
高等学校の物理・大学の物理学入門課程で、電気と磁気が相互に関連している現象の学習は物理的感覚や思考方法を涵養する上で好適な題材であり、導入の仕方に依っては学生・生徒の興味を大きく喚起する。この研究では、先ず定性的に、力の方向・誘導電流の方向等を、基本的に「右ねじ」で統一的に的確に把握させ、現象の理解を体験と実験を介して深める学習を提案する。更にウェーバは磁束の単位であると同時に磁荷の単位である等この分野で強調が望ましい二三の点を指摘する。
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胸組 虎胤
原稿種別: 本文
p.
305-306
発行日: 1999/07/30
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
工業高等専門学校の物質工学科の授業と実験で、分子模型を使用して各学生が分子模型の組み立てとその見取り図を各実習を行わせた。また、同じ学生に分子モデリングソフトを用いてコンピューター画面上に分子を描かせる実習も行わせて、両者の教育効果の比較と連携について探った。
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仲田 和夫
原稿種別: 本文
p.
307-308
発行日: 1999/07/30
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
入試の多様化に伴い、入学生の学習歴・資質の多様化が益々進んでいる。パラダイムシフトが叫ばれている社会の中で、これら学生に次代を担う医療人に育ってもらう為にいろいろな教科教育がされている。本校物理実験を例にその内容・方法・実体等を踏まえて、その役割を考察する。
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蛯名 邦禎, 大久保 正彦
原稿種別: 本文
p.
309-310
発行日: 1999/07/30
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
21世紀の市民社会に求められる新しいタイプの専門家を養成するための大学のカリキュラムが現在模索されている.そこでは,分野の枠を超えた総合性と高い専門性の両方が要請される.文理混合型の学科において,新しいタイプの総合演習型の自然科学基礎が構想され,実践されている.総合性と専門性の両立を図るための7つの目標を提示し,それを具体的に実現するための手段について議論する.とくに,メーリングリストやウェブなど情報ネットワークを用いた質疑応答やコミュニケーションおよび資料提示の重要性を強調する.
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丸山 典雄, 片平 克弘
原稿種別: 本文
p.
311-312
発行日: 1999/07/30
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
子どもが自分の見方を積み重ね,獲得した見方を活用する時の条件や,それらの見方に有用感を持つ時の条件を情報カードを用いて探った。本実践では,情報カードが,子どもたちにとって自分の見方に対して持った自信を認識したり,振り返るときの指針として役立っていることが明らかになった。さらに,自信度が60%以上の時に自分の見方を活用すること,自分の見方が目的達成に役立ったり,他者に認められた時に,有用感を持つことがわかった。
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名和 佐希子, 尾崎 浩巳
原稿種別: 本文
p.
313-314
発行日: 1999年
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
企業を対象にした創造性開発技法の特色を探り、理科教育への適用の可能性を検討した。また、創造性教育の実情の問題点も取り上げながら、具体的な創造的思考の育成法の在り方を示す。
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清水 誠, 帯津 香織
原稿種別: 本文
p.
315-316
発行日: 1999/07/30
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
小・中学校の教師の多くは,授業とは教師と子どもが協同して学ぶものであると考えている。一方,授業を実際に進めていくうえで重視していることは,小学校の教師は学び方を学ばせることであり,中学校の教師は系統的に学ばせることであった。また,こうした授業を進めていくには,小・中学校ともに先入観を持たずに帰納法的に調べるようにしていくことがよいとする教師が最も多く,続いて演繹的に進めるが多かった。
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片平 克弘, 浅井 麻希, 杉本 美穂子, 高間 智子, 丸山 典雄
原稿種別: 本文
p.
317-318
発行日: 1999/07/30
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
理科教師が行う教材研究の基礎的な資料として、子ども達の科学概念の形成に関する研究成果データベースを作成した。本データベースは、二次的な情報を中心としたデータベースではなく、文献、教材、教授資料、映像素材などの一時的情報を中心に扱い、「子どもの認知・理解」「調査問題、指導計画」「基本的な用語説明」の3つ観点から構成している。
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坂谷内 勝, 三宅 征夫, 吉岡 亮衛
原稿種別: 本文
p.
319-320
発行日: 1999/07/30
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
国立教育研究所教育情報・資料センターでは,地方教育センター等の教育情報・資料に関する研究支援の一環として,毎年「教育情報・資料センターの事業実施に関する打ち合わせ会議」を開催している。本報告では,この会議を通して得られた,我が国全体の教育情報システムの整備を図る上で解決すべき現状課題について報告する。地方教育センター等で抱えている最大の課題は,インターネットへの取り組みであった。
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吉田 浩之, 尾崎 浩巳
原稿種別: 本文
p.
323-324
発行日: 1999/07/30
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
簡易紫外線計測器の製作と計測を通して、地球環境と紫外線の関係を体験させ、環境に対する科学的な自然観の育成と、主体的かつ継続性のある問題意識を持った行動が出来ることを達成目標とした、高校物理分野における環境教育の指導方法教育実践研究
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丸山 晴男
原稿種別: 本文
p.
325-326
発行日: 1999年
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
環境教育に関する実践を小学校,中学校の両面から報告する。①環境と結びつけたテーマ研究「研究内容を科学作品」にまとめる②環境教育を意識した授業実践「コース別選択学習,エネルギー環境学習,クロスカリキュラム」③リサイクル用品の作成④酸性雨,自然放射線などの測定(はかるくん)⑤パソコンの有効利用と学習環境の整備⑥インターネットによる情報収集情報発信
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中間 由起, 野上 智行
原稿種別: 本文
p.
327-328
発行日: 1999/07/30
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
自然解説の場で用いられるインタープリテーションの考え方の視点から,ASEによって開発されたScience and Technology in Society 8-14 (SATIS)の内容を分析した。今回取り挙げたのは,環境教育に焦点を当てたユニットから「イルカの邪魔をするな」と「サメを救え!」である。そこには疑似体験という制約はあるが,「関係性の学習」などの点でインタープリテーションの特徴を見出すことができた。
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五十里 美和, 野上 智行
原稿種別: 本文
p.
329-330
発行日: 1999/07/30
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
ASEによって開発されたScience and Technology in Society 8-14(SATIS)の内容をジェンダーの観点から分析した。今回取り上げたのは,科学者の研究活動に焦点を当てたユニット「科学者は何をするのか(What do scientists do ?)」であった。女性科学者の研究活動や日常生活が取り上げられており,ジェンダーへの配慮がなされていることがわかった。
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川野 和也, 安岡 久志, 山崎 陽子, 野上 智行
原稿種別: 本文
p.
331-332
発行日: 1999/07/30
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
現代社会は地球環境問題を含めた様々な知識を適切にマネージメントできる素養をもった一般市民の育成を求めている。本研究では、兵庫県立御影高等学校における選択科目「環境科学」に見られる知識経営能力として重要な側面である多様な関係性と観点に着目し,その授業者の基準を学習者がいかに受容しているかを検討した。
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今村 哲史, 山科 勝, 佐藤 健太郎
原稿種別: 本文
p.
333-334
発行日: 1999年
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
本研究は、高校・生物Ⅱの授業において実践した「遺伝子治療」を題材とする意思決定モジュールの評価の結果について報告するものである。評価にあたっては、生徒の意思決定能力の変容について、プレーポストテスト等の分析をもとに行った。その結果、生徒の意思決定の質的な向上が、具体的指導方策である「意思決定ツリー」の効果、さらに生徒の授業に対する関心の高まり等、本意思決定モジュールの有益性が明らかとなった。
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原田 忠則, 木村 捨雄
原稿種別: 本文
p.
335-336
発行日: 1999/07/30
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
本研究は、「科学の発展と同時に、科学に関連して生じた社会的諸問題や諸課題」(issues)をテーマとした課題解決能力を育成する科学教育カリキュラムの開発を目的とする。「科学観」と「エネルギーと環境」の意識調査から、自然観や社会観といった価値観や合意形成といった社会的要素など、科学から捨象された部分への問い直しをせまっていることが明らかになった。
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水野 宏也, 松本 伸二
原稿種別: 本文
p.
337-338
発行日: 1999/07/30
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
青少年のための科学の祭典などが盛んに行われているが、これらの科学実験をまとめ、直接体験・経験を促進させるようなデータベースを作成した。やり方などの説明だけでなく、豊富な写真やイラストを加えた。また、タイトルはもちろんのこと材料や説明文中の言葉による検索機能を加えた。現在までに600程度のデータを入力し、子どもや指導者が科学実験を行うときに役立て、直接体験・経験を促していきたい。
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内山 裕之
原稿種別: 本文
p.
339-340
発行日: 1999/07/30
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
本校では昨年よりビオトープ造りをはじめた。昨年度はビオトープ池を造り、本年度は小動物や樹木・野草のビオトープ造りを目指した。また、本年度は昨年度に造られたビオトープ池の様子を観察し、素晴らしい点や改善すべき点を明らかにするの中で、生徒に自然環境に対する関心を高めさせようと考えた。また、この学習を取り組む中で、学校園に様々な生物を復活させ、生徒が生き物と共存できる自然豊かな学校造りに取り組もうとした。
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大谷 義裕, 稲垣 成哲
原稿種別: 本文
p.
341-342
発行日: 1999/07/30
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
調査校の裏山は,昔から人々の生活に活用されてきた里山である。しかし,現在は,人の手があまり入っておらずやや荒れた状態である。この里山を総合的な学習の場としてとらえ,カリキュラムの開発を進めている。このカリキュラム開発の一環として,子ども達の里山に対する認識を調べた。結果としては,子ども達の認識度にかなり違いがあり,動植物に対する認識も低かった。
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紺野 昇, 杉本 良一
原稿種別: 本文
p.
343-344
発行日: 1999/07/30
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
コンピュータによる定量的な環境調査の方法を教材化した。自作比色計を用いたコンピュータ計測により,大気中の二酸化炭素や水質中のCOD及び亜硝酸イオンが比色法により簡単に測定できた。粉じんの相対量は,自作の吸引ポンプと反射型比色計による反射率で測定した。大気中の二酸化炭素は,石灰水の白濁を自作濁度計で測定して,組成率を求めた。
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五島 政一, 小出 良幸, 平田 大二, 山下 浩之
原稿種別: 本文
p.
345-346
発行日: 1999/07/30
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
現代は情報化時代、コンピュータ時代などと呼ばれ、情報は多様であり、情報収集や情報発信の方法も限られた施設や空間でなくなっている。人々が学ぶ空間や時間も多様に展開できるようなネットワークを構築する必要がある時代である。学校教育が児童生徒のために「より豊かな教育」を提供できるような学びのネットワークを構築しようとした例と、博物館が万人の為に「誰でも使える博物館」を目指して学びのネットワークの構築を試みている例を紹介する。
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前田 功雄, 高柳 敏子
原稿種別: 本文
p.
347-348
発行日: 1999/07/30
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
学部・学科を問わずコンピュータ・リテラシー教育が浸透してきたとはいえ、もっぱら操作教育に偏りがちな教育の中で、コンピュータ教育の基本とは、情報教育の基礎とはということが改めて問われるところである。コンピュータおよびネットワークの普及とともに、本質的な問題を飛び越して利便性のみが追求されすぎている嫌いがある。本報告では法学部における情報処理初心者の事例を通して前述の問題も合わせ探る。
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山野井 一夫, 余田 義彦, 中山 和彦
原稿種別: 本文
p.
349-350
発行日: 1999/07/30
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
学校教育用グループウェア「スタディノート」における学校間協調学習の支援機能の概要について、スタディノートのインターネットへの接続方式とインターネットメーリングリスト通信への対応に焦点をあてて報告した。
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余田 義彦, 山野井 一夫, 中山 和彦
原稿種別: 本文
p.
351-352
発行日: 1999/07/30
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
学校教育用グループウェア「スタディノート」における学校間協調学習支援機能の内で、電子メールのインターネット機能と、ディレクトリサービス「みんなのアドレス帳」によるアドレス情報の共有と自動更新機能について報告した。
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藤谷 哲, 赤堀 侃司
原稿種別: 本文
p.
353-354
発行日: 1999/07/30
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
筆者らは電子メールを用いた学習者の活動の概要を提示する、メーリングリストの重要文抽出手法について研究を行ってきた。本稿では、重要文抽出アルゴリズムを検証するために実施した評価実験、従来の重要文抽出手法との比較評価について報告する。
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山下 茂, 伊藤 栄博, 藤井 弘也, 軸丸 勇士
原稿種別: 本文
p.
355-356
発行日: 1999/07/30
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
学校現場で理科実験の体験を支援する方法として,生徒がどこからでも気軽に実験できる環境をWeb上で作成した。斜面の運動におけるエネルギー保存則を例にして,単にシミュレーションなどの仮想の世界ではなく,現実の実験をできるだけ体験できるシステムである。実験によって得られるデータをもとにしてデータ処理を行ない,修学レベルに応じた現象の理解を目指すようにした。
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鈴木 信也, 小川 正賢
原稿種別: 本文
p.
357-358
発行日: 1999/07/30
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
教育機器としてのコンピュータの表示機能に着目し、表示機能として最も長い伝統を持つ黒板を分析し、コンピュータの表示機能のあり方に関する示唆を考察する。また、情報の受け手としての子どもの筆記行為をとりあげ、コンピュータと筆記機能との関連を考察する。
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宮脇 亮介, 森山 剛行
原稿種別: 本文
p.
359-360
発行日: 1999/07/30
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
近年のコンピュータの学習への利用において汎用のソフトウェアを使用することにより,これまでのデータ整理などの方法に影響を与えてきているかもしれない。本研究では汎用のソフトウェアによる問題点を指摘し、これまでのグラフ用紙を使う方法に準じた方法でデータを整理するソフトウェアの開発を行った。このソフトウェアはWWW上で動作する。
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謝 大煒, 夏 路, 横尾 能範
原稿種別: 本文
p.
361-362
発行日: 1999/07/30
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
FAX機器とコンピュータシステムの融合した、情報検索手法を研究するために、「学校事故事例共有システム」を研究対象として選んだ。学校で発生した各種事故事例とその対策などをドキュメント化し、コンピュータに蓄積する。事故再発防止に役立てるとともに、事故に遭遇した場合にはその後に予想される事態に備えることを目指している。本システムをもっと広く利用させるために、気軽に使えるFAX機器を利用して、事例データ検索し、共有するシステムについて研究を行った。
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加茂川 恵司
原稿種別: 本文
p.
363-364
発行日: 1999/07/30
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
理科領域で子どもたちが示す誤答は、その問いに対して彼らが先行学習で得た記憶や技術を用いて動的に応答した結果と見て思考の道筋を解析することが出来る。これまで専ら知識面から議論されてきた地球の形についてのメンタルモデルを取り上げ、先行研究の結果をこの動的構成の要素の視点から再分析し観念群の変容過程について考察する。
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石内 久次, 木村 捨雄
原稿種別: 本文
p.
365-366
発行日: 1999/07/30
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
小学校の算数と理科の教科書で使われている科学に関連する用語を取り出し,関係する科学概念の分類を行い,科学概念・用語のデータベースを構築して,各用語・概念・教科・学年間にある関連性より,教科書の科学概念の形成に関係する構造的特質を解析する方法について検討する。
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鈴木 真理子, 中島 めぐみ, 箱家 勝規
原稿種別: 本文
p.
367-368
発行日: 1999/07/30
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
共同学習を取り入れた中学校理科の力の授業における、中学生の会話を分析した。「机の上に乗っているふでばこには重力がはたらいているのに、どうして下に落ちないのだろうか」という課題を中学1年生たちが考え、話し合った。教師は司会役として話し合いをゆるやかに方向づけた。話し合いが進むにつれ、彼等の会話の質が科学者のものに近づいていった例を紹介する。
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藤井 浩樹
原稿種別: 本文
p.
369-370
発行日: 1999/07/30
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
近代ドイツにおける化学教育の先駆者、アレントとウィルブラントを中心に、彼らの化学教育論を解釈することを通して、科学としての「化学教授学」の原型が確立される過程を明らかにした。彼らは、当時の一般教授学説や科学方法論の影響を受けながら、化学の授業の目標や内容構成、あるいは授業の過程などについて検討した。その取り組みは、化学教授学の存在を人々に自覚させ、その後の化学教授学の発展を基礎づけることとなった。
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人見 久城
原稿種別: 本文
p.
371-372
発行日: 1999年
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
1980年代後半から本格化した,アメリカ科学教育界におけるカリキュラム改革プロジェクトの代表的なものに,プロジェクト2061,SS&C,全米科学教育基準がある。これら3種は,改革の対象や提言内容の範囲などに違いはあるものの,科学教育の最終的目標として科学的リテラシーの育成を掲げている。本稿は,これらのプロジェクトに共通に見られる視点を整理し,カリキュラム改革のねらいや方向などを考察するための基礎的資料とするものである。
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藤木 和巳, 木村 捨雄
原稿種別: 本文
p.
373-374
発行日: 1999/07/30
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
本研究では,教師の反省的成長を促進,あるいは,阻害する要因を教師の信念変容過程の中で,探索的に明らかにしようとしている.そして,それらに基づき,生徒や学習,あるいは教材に関する実践的な信念システムの変容モデルを構築することをねらいとしている. 第1報では研究内容の枠組み,第2報においては研究方法の枠組みについて検討した.今回の発表では,調査内容や調査方法について報告する.
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小田切 真
原稿種別: 本文
p.
375-376
発行日: 1999/07/30
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
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新たな時代に向けた教員養成が問われている。教養審の答申では「得意分野を持つ個性豊かな教員を教育界に確保」することを提言している。筆者はこれを受け、学生の個性伸張・得意分野確立の一助として「コンピュータ活用能力の育成」を仮定した。しかし、従来通りのカリキュラムでは、コンピュータの基礎的活用法を身につけることが中心となり、学習活動における教育的活用法を学ぶことができない。そこで、コンピュータ関連科目を整理し系統的に位置づけるとともに、「コンピュータ活用教育法」を新設するカリキュラムを考察した。
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井戸田 有紀子, 奥井 智久, 人見 久城
原稿種別: 本文
p.
377-378
発行日: 1999/07/30
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
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これからの理科教師にはどのような資質が求められているのだろうか。これに対する答えを得るために,資質に関する20項目を選定し,現職教師と教員養成大学の学生にアンケート調査を実施した。その結果,小学校教師と中学校教師との意識の相違や,理科の学生とそれ以外の学生における学習に対する意識の違いをみることができた。また,現職教師と学生との意識状況を把握することができた。
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美尾 圭衣子
原稿種別: 本文
p.
379-380
発行日: 1999/07/30
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
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「教師は、感覚や動きなどの「自らの身体」に基づいたフレームワークによって子供や同僚と実践しているのではないか。」「それは、「臨床の知」といわれるような知なのではないか。(身体的実践知)」という仮説をもとに、授業研究場面において、子ども・同僚とのかかわりにおける、教師の身体的実践知とその形成過程を明らかにする。また、教師の身体的実践知の参加観察・プロトコル分析・インタビューをし、解釈フレームワーク(視点・コード・カテゴリー)を構築する。
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稲垣 成哲
原稿種別: 本文
p.
381-382
発行日: 1999/07/30
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
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描画法によって,小学校教師328名の科学者ないしは科学研究に関するイメージを調べた。小学校教師の構成しているイメージは,先行研究で明らかにされている小学生のものと類似であり,科学者及び科学研究は非常に限定されたステレオタイプとして捉えられていたことがわかった。
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鈴木 哲也, 長洲 南海男
原稿種別: 本文
p.
383-384
発行日: 1999/07/30
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
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高校理科教員免許取得希望の大学生を対象に、1)生命倫理に関する事柄の知名度、2)生命倫理の事柄とそれぞれの条件、3)学校段階ごとの理科で扱うべき生命倫理のあり方、という三つの観点から調査をしその結果をまとめた。
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