印刷物から情報を得る方法としてバーコードが発明され物品管理に使われている.これにより物流管理が画期的に改善をされた.その後,デンソーウエーブが開発したQRコードは,バーコードの容量を増やすため,そして読取を速くするという意図で作られた.現在では,物流管理だけではなく,携帯電話で読み取れるようになり,オープンソースにしているために,様々なところで情報を得るのに使われている.
これらの二つのコードに対して,見えないコード「スクリーンコード」を新たに開発した.見えないことのメリットは,秘匿性につきる.つまり誰にもわからないように情報を付加するセキュリティ強化にもっとも適している.
見ないことのデメリットは,そこにあるということがわからないこと.しかしこのデメリットは見えるようにすることも可能なので,解決はできると考える.
2016年からスマートフォンでの読取も開発し,QRコードと比較されるようになった.今回は,特にQRコードとの住み分けについて考察したい.
抄録全体を表示