運搬管理で用いられている経験的原則を, 運搬活性の考え方により, 活性示教の変化という形で整理すると体系的な表が得られる.その表の空欄をさがせば, まだ原則として明示されていない活性示数の変化の可能性が発見できる.このようにして, 運搬管理の有用な慣行を原則としての位置付けと, 新原則成立の可能性が検出できる.この可能な原則の萌芽を検出し, 具体的な意味付けを行い, 原則の形に構成し, 運搬管理に対して有効な寄与をすることがこの研究の目的である.上記の体系表を構成し, 次の各原則を構成した.手押車活用の原則, 流動作業の原則, 流動加工の原則, 流動貯蔵の原則, 滞在運搬軽減の原則, 一貫運送の原則, コンテナリゼーションの原則.
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