日本血管外科学会雑誌
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21 巻 , 3 号
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原著
  • 福井 大祐, 和田 有子, 駒津 和宜, 藤井 大志, 大橋 伸朗, 寺崎 貴光, 瀬戸 達一郎, 高野 環, 天野 純
    21 巻 (2012) 3 号 p. 165-173
    公開日: 2012/05/15
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    【目的】2007年のSG治療開始以降,当科にて施行してきた大動脈瘤に対するSG治療の工夫について検討し報告する.【対象と方法】EVAR 310例・TEVAR 83例の治療成績と,高齢者やハイリスク症例を中心に筆者らが工夫してきたIIA塞栓併用EVAR 94例,ショートネックに対する腎動脈チムニー法併用EVAR 10例,TAAにおけるデブランチングTEVAR 20例,TAAAに対するデブランチングTEVAR(EVAR)3例を術式別に検討した.【結果】全SG治療症例における在院死亡症例は,IIA塞栓併用EVARの肺炎例とTAAにおけるデブランチングTEVARの脳梗塞例を含む3例(0.8%)であった.IIA塞栓併用EVARの4例(4.3%)に術後半年以降の臀筋跛行の残存を認め,3例(3.2%)に虚血性腸炎の合併を認めたが,全例保存的に軽快した.また,LZ 10 mm以下で腎動脈チムニー法を併用したEVAR症例は10例であったが,術後ELや腎動脈閉塞合併症例は遠隔期を含め認めていない.Zone 0をLZとするチムニー法を用いた9例を含む20例の2本デブランチングTEVAR施行のうち,ELの残存しているものは1例(5%)であった.TAAAに対する腹部4分枝をカバーし内臓動脈をバイパスにより再建するSG治療を3例に行い,全例経過良好にて独歩退院となった.【結論】今回検討したSG治療の工夫術式において,外科手技に加えてチムニー法やコイル塞栓術が有効であった.SG治療の工夫により,現在本邦にて使用可能な企業製デバイスを用いて,さらなる低侵襲治療が可能であるものと期待される.
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第40回 日本血管外科学会学術総会予稿集
抄録
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