教育情報研究
Online ISSN : 2432-1745
Print ISSN : 0912-6732
18 巻, 2 号
選択された号の論文の9件中1~9を表示しています
  • 原稿種別: 表紙
    2002 年 18 巻 2 号 p. Cover1-
    発行日: 2002/10/31
    公開日: 2017/05/25
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 目次
    2002 年 18 巻 2 号 p. Toc1-
    発行日: 2002/10/31
    公開日: 2017/05/25
    ジャーナル フリー
  • 本村 猛能, 工藤 雄司
    原稿種別: 本文
    2002 年 18 巻 2 号 p. 3-11
    発行日: 2002/10/31
    公開日: 2017/05/25
    ジャーナル フリー
    高等学校専門高校,特に工業高校における職業教育と大学普通教育の両者の情報教育学習内容の関連性について,教職専攻の情報教育を参考にしながら,また,専門高校と情報関係教科の戦後の教育課程変遷を踏まえ,これらの授業内容を調査し,分析・検討した.その結果,専門高校情報の技能,知識・理解,情報活用面について,検定等の資格取得という技能面にウエイトのある授業が行われるが,情報の収集・整理やプレゼンテーションといった情報活用面,情報倫理,そして創造性の教育不足が認められた.今後,指導時数と生徒の実体や地域性を考慮し,情報活用面と共に,基礎・基本の徹底,理論と実践の関連,そして創造性を重視すべきである.このことは,普通教科「情報」と専門教科「情報」が,高校での種々の進学や就職先での情報活用面を考慮した,系統的なカリキュラムと指導のバランスを考えなければならないことを示唆しており,併せて大学普通情報教育の目標と教科「情報」の関連をはかる必要がある.
  • 森山 潤, 前田 全俊
    原稿種別: 本文
    2002 年 18 巻 2 号 p. 13-21
    発行日: 2002/10/31
    公開日: 2017/05/25
    ジャーナル フリー
    本研究の目的は,障害児教育の作業学習における木材加工の製作題材と補助具に関する資料を収集・整理し,教育情報の流通に資することである.まず,基礎的資料を得るために,長野県下の国公立養護学校中等部15校,高等部14校計29校を対象とした調査及びフィールドワークを行った.その結果,(1)作業学習の単元として木材加工の実施率が高いこと,(2)すべての製作題材の実践のために補助具が活用されていること,(3)組み立て・接合等の要素作業に「材料の固定」又は「工具のガイド」として補助具が活用されている傾向が強いこと等の実態が明らかとなった.そこで,これらの実践事例を整理したWebサイトを構築し,インターネットに公開した.
  • 坂本 徳弥
    原稿種別: 本文
    2002 年 18 巻 2 号 p. 23-32
    発行日: 2002/10/31
    公開日: 2017/05/25
    ジャーナル フリー
    植物観察学習において,観察カードへのカラー写真付加の効果を検討した.観察記録を記述量(文字数)と記述内容(観察得点)から分析したところ,いずれも写真付加の効果がみとめられた(有意傾向).また,女子の方が男子よりも記述量,記述内容ともに有意に得点が高かった(1%水準).次に,カラー写真を付加したことに対して,3,4年児童285名に5件法で評価させた.その結果,女子の場合,「とてもよかった」と「だいたいよかった」を合わせると女子全体の97%になり,ほとんどの児童がカラー写真付加を肯定的に評価していた.同様に,男子も84%が肯定的に評価していた.肯定理由をカテゴリーで分類したところ,「焦点化」と「精緻化」のカテゴリーが有意に多かった.従って,児童が感じたカラー写真付加の利点は,写真を見ることにより観察の視点が明確になる「焦点化」と,対象物の形や色が細部まで記録できる「精緻化」の機能であることがわかった.
  • 塩見 知利
    原稿種別: 本文
    2002 年 18 巻 2 号 p. 33-43
    発行日: 2002/10/31
    公開日: 2017/05/25
    ジャーナル フリー
    現在,幼児におけるコンピュータ導入に用いられている入力媒体,すなわちコンピュータと身体をつなぐインタフェイスは,大人のものと同じく,マウスあるいはタブレット等が中心である.しかし,幼児における芸術教育及び情報教育には,「身体」を基礎に豊かな「感覚」育成を視点に持つ新たな教育機器が必要と考えられる.本論では手先のみを使用するマウス型の入力機器とは異なり,幼児の全身が活用できる情報教育機器をセンサ・テーブルと命名し,総合的感覚教材としての教材ソフト及び教材開発を目的としている.さらに上記の教育機器を用いた実験保育を行いその経過について分析を行った.結果幼児は積極的にセンサ・テーブルに働きかけることができ,その行動は従来のインタフェイスに見られる手先の活動から,開放されたものと評価できる.さらにこうしたシステムは幼児が楽しみながら,新たな創作活動を誘発できるものとして今後の情報機器と子どもの有り様を示していると推論できる.
  • 中尾 茂子, 安達 一寿, 綿井 雅康
    原稿種別: 本文
    2002 年 18 巻 2 号 p. 45-52
    発行日: 2002/10/31
    公開日: 2017/05/25
    ジャーナル フリー
    本学では,大学2年次を対象とする情報処理演習の授業の最終課題として,社会的事象の問題解決を目的とした総合課題演習をCSCW環境下でのグループ活動として取組ませている.4年目の取組みは,これまでの研究成果をもとに開発したグループウェアを利用して総合課題演習を実施した.本研究では,この取組みの前後に実施したアンケートの回答結果をもとに,学習者の総合課題演習に対する態度・意識の変容とグループウェアの利用評価を分析した.その結果,作業内容や手順に合わせてグループウェアが備える機能を活かしながら,グループでの情報活用を意欲的に楽しく進めることができ,よりよい成果をあげることができたと評価していることから,学習者はグループウェアを利用したグループ活動を通して,協同作業の遂行に必要な技能や態度に対する認識を深めることができたと考えられる.
  • 永野 和男
    原稿種別: 本文
    2002 年 18 巻 2 号 p. 53-58
    発行日: 2002/10/31
    公開日: 2017/05/25
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    2002 年 18 巻 2 号 p. 59-60
    発行日: 2002/10/31
    公開日: 2017/05/25
    ジャーナル フリー
feedback
Top