日本レーザー医学会誌
Online ISSN : 1881-1639
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7 巻, 2 号
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  • 早田 義博
    1986 年7 巻2 号 p. 1-2
    発行日: 1986年
    公開日: 2012/09/24
    ジャーナル フリー
  • 基礎と医学への応用
    尾崎 幸洋, 吉浦 昌彦, 岩本 武夫, 入山 啓治
    1986 年7 巻2 号 p. 3-12
    発行日: 1986年
    公開日: 2012/09/24
    ジャーナル フリー
    レーザーラマンマイクロプローブはラマン分光器に光学顕微鏡を組み合わせた装置である。この装置を用いれば, 顕微鏡で組織を見ながら, 調べたい箇所にレーザー光の焦点を絞り, その部分(直径 1~100μm)のラマンスペクトルを非破壊的に測定することができる。得られたスペクトルを解析することによって微少部分の成分の同定や構造解析を行うことができる。レーザーラマンマイクロプローブは10年ばかり前に開発されて以来, 広範囲な医学, 生物学の分野に応用されている。木稿はこのレーザーラマンマイクロプローブ法の特色と医学への応用の現状について解説することを目的としている。
  • 王 天明, 口脇 博治, 木野本 武久, 橋詰 良夫, 景山 直樹, 宮崎 保光
    1986 年7 巻2 号 p. 13-22
    発行日: 1986年
    公開日: 2012/09/24
    ジャーナル フリー
    当施設で開発されている低出力無侵襲レーザードップラー血流計測器におけるHe-Neレーザー光の生体に対する安全性を評価するため, 本実験が行われた。〈方法〉74頭のWistar rat の両側総頸動脈を露出し, 一側のはHe-Neレーザー光(波長633nm, 出力27mW, beam spot 0.2mm∅)で照射し, 反対側のを対照血管とした。レーザー光の出力によて27mWのFull power 群(F群)とそれのHalf power 群(H群)とに分けて照射時悶はそれぞれ5, 15, 30, 60, 120分とし, 各照射時問帯の照射後血管を取り出す時1朝は48時賜以内(急性期)一週目(亜急性期)及び四週目(慢性期)とした。取り出された血管壁に対して組織学的検討を行つた。〈結果〉: 1)非照射側血管はすべて正常であった。2)照射側血管においてF群15分以上照射した各例とH群120分照射の各例において, 即ち照射エネルギー量が1350J/cm2を越えると推定される照射条件下で照射部位に組織像の変化が認められた。3)その異常所見の特徴は主として中膜層の平滑筋細胞が犯され変性と壊死を生じた。弾性線維は比較的に良く保たれたが慢性期になるとやや太くなる傾向が認められた。そして上述病変は経時的な回復が見られなく, 病変の範囲は出力の強い程, 照射時間の長い程より広範囲に認められ, 細胞の浸澗増殖は認められなかった。以上の結果で He-Neレーザー光による血管組織変化の機序について検討した。
  • 1986 年7 巻2 号 p. 31-52
    発行日: 1986年
    公開日: 2012/09/24
    ジャーナル フリー
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