巻号一覧
20 巻 (1999)
- 4 号 p. 323-
- 3 号 p. 207-
- 2 号 p. 103-
- 1 号 p. 1-
20 巻, 4 号
選択された号の論文の11件中1～11を表示しています
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佐藤 俊一, 島田 知明, 石原 美弥, 荒井 恒憲, 松井 岳巳, 栗田 明, 小原 實, 菊地 眞, 脇坂 仁, 芦田 廣1999 年 20 巻 4 号 p. 323-332
発行日: 1999年
公開日: 2012/09/24
ジャーナル フリーOPO (光パラメトリック発振器) を用い230-400nmの紫外波長域において, 摘出したブタ心筋組織の蒸散特性について調べた. その結果, 蒸散効率は波長300nm付近より短波長側で急速に増大すること, また照射による組織の熱変性は波長が短くなるに従い減少し, 230nmにおいては熱変性のほとんどない蒸散が得られることが分かった. これら蒸散効率熱変性の波長依存性にっいて, 組織の光吸収特性より定性的な考察を加えた. また蒸散孔壁近傍において組織の微細化が観察されていることから, 蒸散機構として光音響効果の存在が推定された.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1298K) -
中山 泰秀, 松田 武久1999 年 20 巻 4 号 p. 333-344
発行日: 1999年
公開日: 2012/09/24
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宮崎 保光1999 年 20 巻 4 号 p. 345
発行日: 1999年
公開日: 2012/09/24
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宮崎 保光, 佐々木 秀記1999 年 20 巻 4 号 p. 347-355
発行日: 1999年
公開日: 2012/09/24
ジャーナル フリー生体組織の光学的計測法は, 無侵襲で多数点の同時計測が可能であるという利点をもっている. 今回, レーザー光源を用いたコイ心筋細胞の蛍光計測において, 蛍光および反射光の2波長同時計測による蛍光信号からのmotion artifactの除去, 音響光学素子および光ファイバーバンドルを用いた膜電位の多数点同時計測, 膜電位とCa2+濃度の同時計測, そして近接場顕微鏡用微小光プローブの解析などを行った.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (901K) -
小嶋 秀夫, 多和田 昌弘, 下山 宏, 原田 匡也, 加藤 剛1999 年 20 巻 4 号 p. 357-366
発行日: 1999年
公開日: 2012/09/24
ジャーナル フリー通常の光学顕微鏡にはない特徴を備えた顕微鏡として,レーザ光を用いた新しい顕微鏡が各方面で注目されるようになってきた.本論文では,共焦点走査型レーザ顕微鏡走査型近接場光学顕微鏡光音響顕微鏡にっいて,それぞれの顕微鏡の動作原理,特徴ならびにいくっかの応用例を紹介する.同一試料を異なる測定法により同時に計測し,多方面から分析可能な複合装置の開発が,今後重要になるであろう.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1766K) -
坪井 貴司, 寺川 進1999 年 20 巻 4 号 p. 367-372
発行日: 1999年
公開日: 2012/09/24
ジャーナル フリーレーザー光を対物レンズを用いて集光すると, 焦点付近で強い電場勾配が生じる。電場中に置かれた誘電体粒子には分極が誘導され, 粒子は, 電場の強い方向,すなわち焦点の方へ引き寄せられ, 焦点付近で安定に捕捉される。このようなレーザーの応用は光ピンセット法と呼ばれ, これによってラテックス, シリカ,金などの微粒子の他, 細胞や細胞内オルガネラなどを捕捉し, 動かすことが可能である。ここでは, 光ピンセットを簡単に実現する方法と, その基礎医学分野への応用について解説する。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (721K) -
鳥羽 栄治1999 年 20 巻 4 号 p. 373-379
発行日: 1999年
公開日: 2012/09/24
ジャーナル フリーThe main aim of this paper is to present a new sensing method of vital sign for simultaneously monitoring heart and respiratory rates. A new method, which uses a fiber-optic probe to monitor heart and respiratory rates simultaneously, has been developed and discussed. As a result, measurement accuracy of this sensor is ± 1.50 bpm in heart rates and ± 0.93bpm in respiratory rates. A new type of health monitoring vital sign sensor can be used at hospital as well as in other environments, and the method is convenient to use.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (717K) -
井濃内 順1999 年 20 巻 4 号 p. 381-389
発行日: 1999年
公開日: 2012/09/24
ジャーナル フリー従来の微小電極を用いる神経生物学の手法に加えて,近年さまざまな新しい研究手法が脳科学分野の研究に導入されてきている.高い空間的・時間的解像度を有する光学的計測法による神経活動のイメージングもその一っである.この手法は,神経細胞の樹状突起での情報の統合やシナプス機能の解明,さらに脳の各領域の機能的構造や異なる脳領域間の協調的活動の研究に有用である.生きた動物の,特に自然な刺激による,脳神経活動をこのイメージング技術を用いて解析し,固体レベルで脳機能を明らかにしようとする研究が進展してきている.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1048K) -
神野 耕太郎, 佐藤 容子, 佐藤 勝重1999 年 20 巻 4 号 p. 391-403
発行日: 1999年
公開日: 2012/09/24
ジャーナル フリーニューロンや心臓の電位活動の光学的計測法は, 膜電位に感受性を持つ色素 (膜電位感受性色素) で細胞を染色し, 電位活動を色素の吸光や蛍光などの光学的シグナルに変換して記録する方法である. この方法を用いることによって, (1) 微小電極が刺入できないぐらい小さい細胞の電位活動や, (2) 細胞内の異なった部位における電位活動, さらに, (3) 一つの組織標本で多数の分画領域や多数個の細胞の電位活動の同時記録, などができる. 本稿ではその原理と適用について要約的に述べた.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1857K) -
宇田川 哲夫, 大城 晋1999 年 20 巻 4 号 p. 405-416
発行日: 1999年
公開日: 2012/09/24
ジャーナル フリー内視鏡は機械工学, 電子工学, 光学, 色彩学, 写真光学, 物理化学などその時点における最先端技術を総合して開発され, 進歩してきている.
内視鏡は硬性鏡ファイバースコープ, 電子内視鏡と変化してきたが, ファイバースコープの発明で患者, 術者の負担減, 適用部位が拡大し, さらに操作性, 各種内視鏡的処置方法の発展にっながった. 本講座ではファイバースコープに利用されているファイバー, ファイバーと光学系とのマッチングについて解説するとともにファイバースコープの構造の説明をする.
さらに電子内視鏡の原理と特徴を解説するとともに, 内視鏡の今後の発展の方向を展望する.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1778K) -
1999 年 20 巻 4 号 p. 417-423
発行日: 1999年
公開日: 2012/09/24
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