北関東医学
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65 巻 , 4 号
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原著
  • Hidemasa Kuwabara, Noriko Yamaoka, Junko Oomaki, Mitsuo Suzuki
    2015 年 65 巻 4 号 p. 283-289
    発行日: 2015/11/01
    公開日: 2015/12/18
    ジャーナル フリー
    Background: To know actual conditions and a balance between food intake and energy expenditure of each of the elderly in the super-aged society is very important.
    Aim: To determine the resting energy expenditure (REE) of the elderly residing in the "Roken".
    Methods: For Study 1, REEs of 47 elderly people in the Roken were measured. For Study 2, REEs of 22 patients who were admitted to a general hospital were measured.
    Results: In Study 1, REE of the elderly people in the Roken ranged from 523 to 1,628 kcal/day/body; the mean value was 909 ± 239 kcal/day/body (mean ± SD) and 21.6 ± 4.5 kcal/kg/day. A discrepancy between REE and dietary energy intake was observed.
    In Study 2, REE of patients in the hospital widely ranged from 589 to 2,549 kcal/day/body; the mean value was 1391 ± 459 kg/day/body (mean ± SD).
    Conclusions: The mean value of REE of the elderly in the Roken was 74% lower than that of the healthy individuals in previous reports. The observed discrepancy between REE and dietary energy intake suggested the need for improvement in the effective absorption of nutrients from the digestive system, which may be more important than food intake.
症例報告
  • 高橋 真治, 金村 秀, 佐々木 秀雄, 中山 弘道, 呉屋 朝幸
    2015 年 65 巻 4 号 p. 291-297
    発行日: 2015/11/01
    公開日: 2015/12/18
    ジャーナル フリー
    腹腔鏡下胆嚢摘出術後の胆汁漏はおよそ2%であるが, 多くは術中に留置した腹腔内ドレーンによるドレナージのみで治癒し, 内視鏡的ドレナージが必要になるケースは少ない. さらに内視鏡的ドレナージが施行されるような症例においても, その多くは早期に治癒するため胆汁漏が遷延することを経験することは比較的まれであると思われる. しかし例え少数ながらでも胆汁漏が遷延する場合もあることを念頭におくことは術後胆汁漏の治療戦略をたてる上で重要である. 今回我々は胆汁漏が遷延したもののENBDによる胆道造影により正確な状況判断を行うことが出来, 保存的治療にて治癒した1例を経験したので報告する.
  • 金子 稔, 萩原 周一, 青木 誠, 村田 将人, 中島 潤, 神戸 将彦, 田村 遵一, 大嶋 清宏
    2015 年 65 巻 4 号 p. 299-302
    発行日: 2015/11/01
    公開日: 2015/12/18
    ジャーナル フリー
    症例は67歳, 男性. アルコール多飲者で入院3年前から1日7 ~ 8回と頻回の下痢があり近医で止痢剤と整腸剤を処方されていた. 入院1日前から全身脱力感を自覚し, その後歩行困難となったため当院に救急搬送された. 来院時, 手指尖部に軽度痺れがあったが立位不可能で座位保持も困難な状況であった. 血液検査では低カリウム血症 (K 2.1 mEq/l) とクレアチンキナーゼ上昇 (CK 3,836 U/L) を認めたが各種ホルモン検査は正常であった. 入院後も頻回の下痢を認めたが, 絶食およびカリウム補正を行ったところ血清カリウム値は正常化し, それに伴い下痢や脱力感およびCK値も改善した. 第7病日に退院となった.
    低カリウム血症は致死的に成り得, また低カリウム血症性ミオパチーの鑑別は多岐にわたるため, 確実にカリウム補正を行いながら原因検索を進めることが肝要である.
  • 大嶋 清宏, 杉原 由利子, 萩原 周一, 村田 将人, 青木 誠, 金子 稔, 中島 潤, 小和瀬 桂子, 田村 遵一
    2015 年 65 巻 4 号 p. 303-306
    発行日: 2015/11/01
    公開日: 2015/12/18
    ジャーナル フリー
    症例は30歳代, 男性. こう鼻直後に右眼周囲が突然腫れたため救急要請し当院へ搬送された. 前夜に子供の頭が右眼にぶつかったという経緯があった. CT検査で右眼窩内側壁の骨折と右眼窩内や眼瞼下に気体濃度がみられた. 右眼部打撲により右眼窩内側壁の骨折が生じ, こう鼻の際に骨折部を経て副鼻腔の気体が眼窩および眼瞼下に迷入したと考えられた. 保存的加療で軽快した.
     眼部に衝撃が加わった直後には無症状で, くしゃみやこう鼻により副鼻腔が加圧され, 骨折部が偏移して眼窩気腫等を生じ, それを契機に眼窩骨折が判明した例が散見される. 突然の眼部腫脹がみられた場合には, 鑑別診断の1つとして眼窩気腫を考慮すべきである.
流れ
抄録
編集後記
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