日本経営工学会論文誌
Online ISSN : 2187-9079
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48 巻, 2-3 号
(2・3)
選択された号の論文の13件中1~13を表示しています
  • 原稿種別: 表紙
    1997 年 48 巻 2-3 号 p. Cover3-
    発行日: 1997/08/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 表紙
    1997 年 48 巻 2-3 号 p. Cover4-
    発行日: 1997/08/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 目次
    1997 年 48 巻 2-3 号 p. Toc2-
    発行日: 1997/08/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 植田 晶子, 坂元 克博, 辻 正重
    原稿種別: 本文
    1997 年 48 巻 2-3 号 p. 63-73
    発行日: 1997/08/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    激しい環境変化の下で, 生産管理全体を柔軟に取り扱うトータル・フレキシブル・リアルタイム(TFR)生産管理システムの構築が求められている.しかし, システム全体を柔軟に構築できるよう支援する, 言うなればジェネレータはこれまで開発されていない.そこで本研究は, その将来性を見据え先駆的に以下の3点を目的とする.1)TFR生産管理システムの構築を支援するジェネレータを言語によるアプローチで概念設計する.言語は特徴性, 汎用性, 容易性, 拡張性を持つ.2)本システム上でTFR生産管理システムを具体的に構築する手順を示す.3)構築されたTFR生産管理システムがジェネレータ上で稼動するためのアーキテクチャを考えプロトタイプシステムを開発する.研究の結果, 提案するコンセプトは環境変化の激しい状況下におけるこれからの生産管理システムの柔軟な構築方法として有効であることが得られた.
  • カオタマチャイ ルアンサック, 大橋 和正, 宮崎 茂次
    原稿種別: 本文
    1997 年 48 巻 2-3 号 p. 74-80
    発行日: 1997/08/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    近年, FMSは多品目中・少量生産を行う上で最も実用的な生産形態の1つである.FMSのスケジューリングのなかではシステムの複雑性のため, いくつかの問題点が存在する.とくに, オンライン生産システムであるFMSは短時間で生産スケジュールを決定しなければならない.FMSに用いられているスケジューリングルールのなかではメタ解法が多く適用されている.本論文では, メタヒューリスティック・スケジューリング法をFMSに適用する.JITの考えの一つであるバックワード・スケジェーリング法を用い, コストの最小化を目的関数とする.これより, スケジューリング解法を作成し, FMS生産モデルにシミュレーションテストを行う.各解法で得られた結果の比較によって提案した解法の有効性を検討する.
  • 長沢 啓行
    原稿種別: 本文
    1997 年 48 巻 2-3 号 p. 81-88
    発行日: 1997/08/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    未加工ジョブが補助倉庫内に常に存在している条件下での負荷均等配分による総設備費用最小化の機能分散型フレキシブル製造システムの設計法については, すでに提案されている.実際には, 補助倉庫の容量には制約があり, FMSで加工しきれない場合には, 新しく到着したジョブを補助倉庫へ受け入れず, 他の代替生産システム, たとえば, 外注や工場内の余力のある汎用生産システムなどへ回す必要も生じる.そこで, 本研究では, ジョブの到着過程をポアソン分布で近似し, 機能分散型FMSにおけるマニシングセンター台数, ステーション数, システム内パレット数および補助倉庫容量の設計法を提案する.その際, このようなシステムを精度よく近似できる半開待ち行列ネットワークでモデル化し, FMSの生産率を評価する.このFMSの生産率の性質を解析的に求め, これを駆使して効率的な最適化アルゴリズムを提案し, 数値例を示す.
  • 田部 勉, 山崎 敬也, 吉良 雅治, 倉西 実
    原稿種別: 本文
    1997 年 48 巻 2-3 号 p. 89-98
    発行日: 1997/08/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    近年, ごみ焼却施設では自動燃焼制御システムを導入している.ところが, 立上げ直後の定常運転に移行する際やごみ質の変化によって焼燃状態が急激に変化するような場合には, 燃焼制御の責任者である技術担当者が自動燃焼制御運転のために必要なパラメータ, すなわち, 処理量, 蒸発量, 残存O_2濃度の目標値を状況に応じて設定し直すことが必要である.技術担当者は処理量の維持, 蒸発量の確保, NO_xの抑制, COの抑制といった複数の目標を考慮しながらこの業務を遂行するが, これらの目標は尺度が異なり, また, 相反する関係にあたるために状況に応じた判断情報の提供を望んでいる.そこで, 本稿では, このタスク処理過程を明らかにし, SaatyのAHP(Analytic Hierarchy Process)を用いて燃焼制御のパラメータ(処理量, 蒸発量, 残存O_2濃度)を設定するための判断情報を提供しうる燃焼制御支援システムの構築方法を明らかにし, それに基づいたプロトタイプを構築してその有効性を検討する.構築したプロトタイプをテストした結果, その有効性が確認できた.
  • 中村 塁, 奥村 博造, 北岡 正敏
    原稿種別: 本文
    1997 年 48 巻 2-3 号 p. 99-115
    発行日: 1997/08/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    流動数曲線について灰色理論により累積流入と累積流出の関係について検討を加えた.特に灰色理論のGM(1,1), GM(1,2)モデルを適用して流動数曲線をモデル式で表現する方法を示した.また流動数曲線が複雑な形状をしているとき複数のGM(1,2)やGM(1,1)モデルで流動数曲線を表示する方法を示した.また複数の曲線の境界を見つけるのに2階差分値から求める方法を提案した.またGM(1,2)式による流動数曲線から理論的に在庫量と滞留時間を計算する方法を示した.さらに, 流動数曲線をラプラス変換をして伝達関数により表現する方法を提案した.
  • 太田 宏, 山下 昌二
    原稿種別: 本文
    1997 年 48 巻 2-3 号 p. 116-124
    発行日: 1997/08/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    本論文では, 強度のような望大特性で, かつ真の品質特性が破壊試験でしか知ることができなくて, 下限規格限界のみが与えられたときに経済性を考慮した目標平均と検査計画の同時決定について考察する.下限規格限界が与えられている製品では, その規格を下回ると不良品となる.このため目標平均を大きく設定したり, 検査を行うことにより, 不良品による損失コストを減少させることができる.しかし, 逆に目標平均を大きくとりすぎたり, 過度の検査を行えば製造コストや検査コストが高くつく.これらに鑑み, 本論文では製造コスト, 検査コストならびに不良品による損失コストからなる総期待コストが最小となる最も経済的な目標平均と検査計画の同時決定法を提案する.
  • 大谷 崇, 市橋 秀友, 長坂 一徳, 三好 哲也
    原稿種別: 本文
    1997 年 48 巻 2-3 号 p. 125-132
    発行日: 1997/08/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    主に米国で研究されたネットワーク型GMDHと呼ばれる適応学習ネットワークがある.その部分表現にラジアル基底関数を用いたニューロ・ファジィGMDHモデルが提案されている.このような階層型適応学習ネットワークの階層数を選択する問題は, 一種の非線形回帰におけるパラメータ数の決定問題である.多層型ニューラルネットワークのユニット数の決定には統計的な情報量基準であるAICやMDLが適用されている.しかし, ローカルミニマムの問題や, パラメータの非一意性に起因する問題点も指摘されている.そこで, 本論文では全てのデータを同定用に使用し, かつ比較的計算量が少ない方法として, GMDHにおける発見的規範として知られている差分の不偏性規範及びその拡張であるα差分の不偏性規範を導入しその学習則を導出する.また数値例や切断砥石の磨耗特性の同定によりその有効性を検討する.
  • 長森 康英, 坪根 斉
    原稿種別: 本文
    1997 年 48 巻 2-3 号 p. 133-139
    発行日: 1997/08/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    本研究は.見込品と注文品を同一の製造工程を用いて生産する見込・注文複合生産システムにおいて, 見込品目の品切れ率, 注文品目の平均リードタイムおよび両品目に共通の緩衝機能としての能力余力の間の関係を明らかにし, 製造戦略を決定するための基礎を提供している.すなわち, 市場競争で優位に立つために注文品目のリードタイムをどの位にするか, 見込品目の需要に対する品切れ率をどの位にするかなどの目標値を設定できる.このために部品加工と製品組立からなる2段階製造工程を対象にした階層型生産計画モデルを導入し, 生産計画の上位計画に能力余力を設定するための決定変数を, 下位計画に注文品目の投入比率を決定変数として導入し, これら2つの変数が見込品目の品切れ率および注文品目の平均リードタイムへ与える影響について分析している.
  • 伊呂原 隆, 鈴木 茂明, 吉本 一穂
    原稿種別: 本文
    1997 年 48 巻 2-3 号 p. 140-149
    発行日: 1997/08/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    配置問題に対する数理的アプローチの多くは配置対象物間の距離とコストペナルティ(Flow)の積の総和を最小化する組み合わせ最適化問題として定式化され, 配置対象物数が10程度の問題に対しては分枝限定法により最適解が求められている.また, その数が10を越え計算時間の制約から最適解法が事実上適用できない問題に対してはSimulated Annealing(SA)に配置変更アルゴリズム(CARD)を組み入れた近似解法(CARD-SA)が提案されている.しかしこのCARD-SAでも, プラントレイアウトとして頻繁に発生する配置対象物数が100程度にもおよび, かつ形状の多様性が高い大規模な問題に対しては適用が困難である.そこで本研究では配置変更アルゴリズム及びSAを改良することにより現実の配置問題に対して実用上満足のいく解を得るための技法を示す.
  • 原稿種別: 付録等
    1997 年 48 巻 2-3 号 p. App2-
    発行日: 1997/08/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
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