日本経営工学会論文誌
Online ISSN : 2187-9079
Print ISSN : 1342-2618
ISSN-L : 1342-2618
51 巻, 1 号
選択された号の論文の12件中1~12を表示しています
  • 原稿種別: 表紙
    2000 年 51 巻 1 号 p. Cover1-
    発行日: 2000/04/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 表紙
    2000 年 51 巻 1 号 p. Cover2-
    発行日: 2000/04/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 目次
    2000 年 51 巻 1 号 p. Toc1-
    発行日: 2000/04/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 岩崎 日出男, 太田 宏
    原稿種別: 本文
    2000 年 51 巻 1 号 p. 1-8
    発行日: 2000/04/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    感性評価の難しさの本質は, これが「人の能力」, すなわち嗜好構造実現のために必要な感性諸元を決定する行為であることに起因する.感性評価解析の分野を拡張するためには母集団嗜好構造を理解するために役立つモデルを構築することが重要である.本論文では, 感性評価データから最小二乗推定量を求め, 評価者集団の嗜好構造モデルを明らかする.この方法は比較対象の割合に対する特別な実験計画であって, その絶対量に対するものではない.P_iを第i番目の比較対象の割合としたとき, ここでの嗜好構造推定における制約条件として, ΣP_i=1,P_i≧0とする.推定するモデルとしては, z=Σα_iP_iの一次モデルと, z=Σα_iP_i+ΣΣα_<ij>P_iP_jの2次モデルを適用する.そして, 数値例としてコーヒーの感性評価に対する嗜好構造モデルの適用例を用いることにより, ここでの提案法の解析手順の有効性と応用性を検証する.
  • 董 彦文, 北岡 正敏
    原稿種別: 本文
    2000 年 51 巻 1 号 p. 9-16
    発行日: 2000/04/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    近年来不確かな作業時間をファジィ数として捉えたファジィスケジューリングに関する研究が注目され, 総所要時間の最小化を目的関数とするファジィスケジューリング解法もいくつか提案されている.本研究では, ファジィ作業時間もつ非一様型並列機械スケジューリング問題を対象として, 複数の非劣スケジュールを与える総所要時間最小化のスケジューリング解法を提案する.さらに, 実際にスケジューリングを行う場合, 求められた複数の非劣スケジュールの中から1つのスケジュールを選択しなければならないことを考慮し, この最終解の選択方法について検討し, 実用的にも適用できる非劣スケジュールの選択手順を提案し, 数値計算例によってその有効性を明らかにする.
  • 山川 あす香, 市橋 秀友, 三好 哲也
    原稿種別: 本文
    2000 年 51 巻 1 号 p. 17-26
    発行日: 2000/04/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    正準相関分析は, 2組のデータ行列の一次結合によって定められるベクトルの相関を最大化するという原理に基づき, 変数間の相関係数の次元を減らす手法である.本研究では正準相関分析とクラスター分析を同時適用する方法を提案する.提案法は, はじめからファジィクラスターが与えられているのではなく, 正準相関分析の相関係数を大きくするようにメンバシップ値を決定する手法である.また, アンケートにより若者の家族構成と加齢・年金・介護のそれぞれに対する意識調査を行った結果を分析し, 高齢者の同居家族が多い場合と少ない場合で若者の意識が異なることを示す.
  • 岡 聡子, 久保 貞也, 能勢 豊一
    原稿種別: 本文
    2000 年 51 巻 1 号 p. 27-34
    発行日: 2000/04/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    株価の急激な変動は, 企業の倒産や地価の下落など経済活動を不安定にする要因と考えられる.株価の急激な変動を避けるためには, そのような変動が起きる時の一般則を見つけることが有効である.しかし, 株価は相互に作用する取引者らの意思決定から生まれる需給関係により変化するため, この株価変動を起こす要因を間単に表すことができない.そこで本研究では, 時々刻々と変化する取引者の考えや, 取引者の基本的な性質が株価変動にどのような影響を与えているかについて, コンピュータ上の人工株式市場で実験, 分析を行っている.そして, 取引者の特徴について, 株価の大きな変動が起こる場合の規則性を見つけ, それを抑制する方法を述べている.
  • 李 康雨, 金 正子
    原稿種別: 本文
    2000 年 51 巻 1 号 p. 35-42
    発行日: 2000/04/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    本研究では, バックオーダー期間に依存する線形バックオーダー比率関数をもつ経済的発注点モデルを提示している.このモデルでは, 調達期間の需要が連続的な確率分布に従う確率変数であると仮定し, 年間発注費用・年間在庫保管費用・年間バックオーダー費用・年間逸失販売費用を導き, これら費用の和である年間総在庫費用を最小にする発注点と発注量を求める反復的解法を提案している.それから, この解がバックオーダー比率関数の勾配とどのような関係にあるかを数値例を用いて検討している.
  • 黒屋 珠緒, 坪根 斉, 堀川 三好, 松浦 春樹
    原稿種別: 本文
    2000 年 51 巻 1 号 p. 43-52
    発行日: 2000/04/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    本論文は, ジョブショップにおいて飛び込みオーダがある場合に, 代表的かつ対照的な2つのオーダ・リリース方式であるPushタイプとPullタイプの比較分析を行なっている.様々な製造環境のもとで, 生産システムの外部変動要因である納期の短いオーダが存在する場合に, オーダ・リリース方式選択のための指針を提供している.製造のパフォーマンスを測る評価尺度として納期遅れ率, 平均納期ずれ時間を取り上げている.納期遅れ率に関しては, 加工時間のバラツキや物の流れの型, 設備の稼働率, 飛び込みオーダ比率によってオーダ・リリース方式の優劣が大きく変化し, 平均納期ずれ時間に関しては, 稼働率の低い場合に, 飛び込みオーダ比率によってオーダ・リリース方式の優劣が変化するが, その他の要因による影響は小さいことを明らかにしている.
  • 有薗 育生, 立石 広治
    原稿種別: 本文
    2000 年 51 巻 1 号 p. 53-58
    発行日: 2000/04/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    在庫管理問題において, 需要量の分布に関する情報は重要である.この需要量の分布に関しては, 正規分布が仮定される場合が比較的多いものの, その仮定が最善である保証は必ずしもない.一方, 需要量の分布に関して, 平均と分散のみを仮定し, これらの情報のもとで最適化を図るDistribution Free Approachが提案されている.そこで本研究では, 納入リードタイム期間の品切れ時における需要に対して, ある一定比率のバックオーダーが許される場合のMontgomery et al.の発注点方式による在庫モデルをさらに期末在庫の制限が設けられる場合へと拡張し, このモデルのDistribution Free Approachに基づく解法について考察する.
  • 鈴木 友彦, 後藤 正幸, 俵 信彦
    原稿種別: 本文
    2000 年 51 巻 1 号 p. 59-69
    発行日: 2000/04/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    本報では, 線形回帰モデルを用いた予測問題において, 計算量を抑えた近似ベイズ最適な予測アルゴリズムを提案する.近年, 線形回帰モデルの推定方法として, 統計的モデル選択が幅広く研究され, 予測問題に応用されている.しかし, 選択されたモデルに予測値が大きく依存することから, モデルによっては, 予測の精確さが悪くなるという問題を含んでいる.そこで本報ではまず, 線形回帰モデルを用いた予測問題に限定した場合, ベイズ決定理論を導入し, 複数のモデルの混合モデルを用いて予測を行うことが, 平均損失最小となることを示す.しかし, 混合モデルの計算複雑となるため, 漸近近似的に計算量を抑えた予測法の提案を行う.シミュレーション実験の結果から, 提案予測法は, 精度・真度ともに, 従来法と比較して, より有効であることが明らかとなった.
  • 原稿種別: 付録等
    2000 年 51 巻 1 号 p. App1-
    発行日: 2000/04/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
feedback
Top