日本経営工学会論文誌
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50 巻, 5 号
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  • 原稿種別: 表紙
    1999 年 50 巻 5 号 p. Cover9-
    発行日: 1999/12/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 表紙
    1999 年 50 巻 5 号 p. Cover10-
    発行日: 1999/12/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 目次
    1999 年 50 巻 5 号 p. Toc5-
    発行日: 1999/12/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 太田 宏, 木村 有寿
    原稿種別: 本文
    1999 年 50 巻 5 号 p. 275-282
    発行日: 1999/12/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    工程管理を経済的に実施するためのX^^-管理図やX^^--R管理図の設計に関する研究は数多くなされている.また近年, X^^-管理図を対象として, サンプルサイズ, 管理限界係数, およびサンプリング間隔などを可変として扱う経済的な動的管理図の研究も進められている.本論文では, 従来X^^-管理図だけしか取り扱われていなかった動的管理図に対し, 工程のバラツキも同時に考慮した経済的な動的K^^--R管理図の設計について論じる.具体的には, 工程の故障時間分布がワイブル分布に従うときの工程管理モデルとコストモデルを提案し, 単位時間あたりの平均損失コストを最小とする経済的な動的K^^--R管理図のサンプルサイズ, 管理限界係数, およびサンプリング間隔の初期値とそれらの動的な可変ルールを決定する.
  • 孫 曦, 西浦 明, 森澤 和子, 長沢 啓行
    原稿種別: 本文
    1999 年 50 巻 5 号 p. 283-289
    発行日: 1999/12/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    本研究では, 部品加工機械の指定された加工-組立フローショップを対象に最大滞留時間最小化解法を提案した.本モデルでは, 通常のフローショップとは異なり, 構成部品の加工が完了しない限り組立を開始できない.この問題はNP完全であり, いくつかの近似解法が提案されているが, ワーストケースに対する誤差は50〜100%と大きい.本論文では, JohnsonやGuptaのアイデアをベースにしながら, ワースト/ディフィカルトケース解析に基づく近似解法を提案した.数値実験により, 提案法では加工工程の並列機械台数が2台の場合には全問題で最適解が得られ, 3台および5台の場合には99.0%以上の問題で最適または最良解が得られ, 30分打ち切り分岐限界法より優れていることを示した.
  • 森川 克己, 中村 信人
    原稿種別: 本文
    1999 年 50 巻 5 号 p. 290-298
    発行日: 1999/12/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    本研究ではジョブショップにおける最大完了時刻最小化問題に対し, アクティブ・スケジュールを列挙することで最適解を求めるという基本的アプローチが, 複数のコンピュータに処理を分担させることで効率的に行えるのではないかという考えのもと, 1台のサーバーと複数台のクライアントがネットワークで連結された環境に対し, 問題の分配方法ならびにサーバーとクライアントの処理内容と問題の再配分方法を提案している.数値実験によって特徴を検討したところ, いくつかの問題については, クライアントの台数を増加させることにより計算時間が大幅に短縮されたが, 台数の増加分に見合う時間削減が行えなかったり, 台数の増加に伴って計算時間が増加した場合もあるなど, 分散処理の可能性と問題点が明らかとなった.
  • 今林 正明
    原稿種別: 本文
    1999 年 50 巻 5 号 p. 299-307
    発行日: 1999/12/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    本論文では製造間接費部門別配賦計算の第二次配賦に, 補助部門相互に授受される用役の物量および補助部門から製造部門に提供される用役の物量をあとづけを行いながら原価配賦を行う唯一の方法である連立方程式法をとった場合の, 原価差異分析方法の提案を行う.連立方程式法を前提とした場合の差異分析法には, 「因果関係的アプローチ」と, 連立方程式法による配賦システムをブラックボックス的にとらえすべてのパラメータを標準値で計算したモデル1と, その中の1変数を実際におきかえたモデル2の製品への配賦額の差額により差異を定義する方法である「感度分析的アプローチ」の2つの方法が考えられる.本稿では, 後者にもとづく変動製造間接費差異分析の方法を提案するものである.
  • 今泉 淳, 森戸 晋
    原稿種別: 本文
    1999 年 50 巻 5 号 p. 308-315
    発行日: 1999/12/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    本研究では, 総所要時間最小化を目的とする2工程並列機械フローショップスケジューリング問題を考える.本問題は, i)第1工程での加工を終えたジョブが第2工程でいくつかの作業に分岐することを許す, ii)第1工程と第2工程での加工の時間的重複を許す(重複生産), といった従来のスケジューリングの理論的研究モデルでは考慮されていなかった特徴的な要因を含んでいる.本研究は, この問題を組合せ最適化問題とみなし, 下界の導出方法とともに, 分枝限定法に基づく解法を提案する.また, 数値実験によって解法の効率に関する議論をする。本研究の主たる動機は、実際に存在する装置産業の生産システムに基づいている.
  • 横山 雅夫
    原稿種別: 本文
    1999 年 50 巻 5 号 p. 316-325
    発行日: 1999/12/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    配送センターと消費地から成る広域的な物資の在庫・輸送の計画を扱う物流システムに対する新しいモデルとそのための解法について検討している.すなわち, 消費地の需要量が定常で既知の確率分布をもつ確率変数であり, また, 消費地の配送センターへの割り当てを固定しない場合について, 在庫管理と輸送を同時に考える統合的問題を取り扱い, 在庫保管費用, 品切費用および輸送費用の総和の期待値を最小にする最適化問題として定式化している.その決定変数は各配送センターの在庫補充水準と輸送量である.本研究では, 解法として, 費用の計算のためにシミュレーションおよび線形計画法を用いる方法を展開し, また, 最適な在庫補充水準を決定するための探索法を独自に開発している.遺伝アルゴリズムによる探索法も試み, 比較検討を行っている.数値計算例ならびに数値計算実験によって, 本研究で考慮しているモデルの意義を明確にするとともに, 提案する計算手順・探索法の有効性を示している.
  • 三林 洋介, 上野 俊夫, 大久保 尭夫, 川上 満幸
    原稿種別: 本文
    1999 年 50 巻 5 号 p. 326-332
    発行日: 1999/12/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    本研究ではライン作業方式下における人間の組立作業を対象として, サイクルタイムと作業の複雑化の中に発現されるとまどい及び生心理的負担の様相を明らかにするとともにこのとまどい現象を考慮した, 組立ライン編成について探求することを目的としている.研究方法は実験室におけるモデル作業を対象にした実験的アプローチによる.研究の結果, とまどいが発現される場合についてその適正サイクルタイムを編成上のロスと作業におけるとまどいから導出し, 工程編成を行う際にこのとまどいを適合させた最小工程数算出の理論式を提起させた.また, 作業の条件によってサイクルタイムの相違が生心理的機能に及ぼす影響として, 視覚機能の低下や主観的疲労症状の出現状況が異なることを明らかとした.
  • 高橋 勝彦, 中村 信人
    原稿種別: 本文
    1999 年 50 巻 5 号 p. 333-340
    発行日: 1999/12/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    かんばん方式は, 多段階の生産システムに対する生産指示方式の中でも代表的な方式の1つであり, 従来から色々研究されてきた.しかしながらそれらの研究においては, いずれも需要の定常変動を前提としている.最近では, 非定常な需要変動への適応能力が生産指示方式にも求められていることから, かんばん方式にそのような適応能力を持たせた, 適応型かんばん方式について研究してきた.ただしその研究では, 各工程のかんばん枚数は同一に制御している.本研究では特に, かんばん枚数の各在庫点への配分を考慮した上で, 需要の平均到着間隔が時間とともに変化する非定常な需要変動に対して, かんばん枚数を適宜変更する適応機能について検討する.シミュレーション実験により, 提案した方式の有効性を明らかにしている.
  • 原稿種別: 付録等
    1999 年 50 巻 5 号 p. App5-
    発行日: 1999/12/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
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