日本経営工学会論文誌
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51 巻, 2 号
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  • 原稿種別: 表紙
    2000 年51 巻2 号 p. Cover3-
    発行日: 2000/06/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 表紙
    2000 年51 巻2 号 p. Cover4-
    発行日: 2000/06/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 目次
    2000 年51 巻2 号 p. Toc2-
    発行日: 2000/06/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 中川 慶一郎, 葛山 康典, 大野 高裕
    原稿種別: 本文
    2000 年51 巻2 号 p. 71-85
    発行日: 2000/06/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    消費者行動の研究では, 知覚価格を説明するために参照価格をはじめ様々な価格概念が提唱されており, その分析に多項ロジット・モデルが幅広く適用されている.一方, ゲーム理論を用いた競争戦略の研究においても同様に知覚価格が考慮され, 多項ロジット・モデルが適用されている.しかし, これらのモデルはいずれも消費者効用を製品価格に関して一次の関数としているため, 参照価格, 留保価格以外の概念で知覚価格を取り扱うことは困難である.本研究では, 効用関数を製品価格に対して非線形な関数とすることにより知覚価格を捉え, そのときの価格決定を支援するモデルを提案する.はじめにNash均衡解が複数個存在することを想定して, Nash均衡解の極値条件を満たす局所的な均衡解の比較静学分析を行なう.次に企業数を2に限定して, Nash均衡解が一意に定まる条件について考察する.最後に小規模なサンプルを用いた数値実験を行なう.なお, 本研究では製品価格に関する効用関数の曲率により知覚価格の特徴を解釈する.
  • 長谷川 徹也, 筒江 修, 神代 雅晴
    原稿種別: 本文
    2000 年51 巻2 号 p. 86-92
    発行日: 2000/06/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    単純繰り返し作業の例として九九算を短時間行わせた.作業中に座位姿勢と立位姿勢が同じ割合になるように組み合わせて作業させた結果, 単調感の緩和ならびに作業成績の向上に効果があった.作業姿勢を変更する時点は, 30分目よりも15分目と45分目の時点が好ましく、作業姿勢の組み合わせ順序に関しては作業負担や作業成績に顕著な差は認められなかった.短時間の作業において作業中に適度な間隔で立位姿勢と座位姿勢を組み合わせることは, 作業者の負担軽減ならびに作業効率の向上にも役立つことが明らかとなった.
  • 小田 哲久
    原稿種別: 本文
    2000 年51 巻2 号 p. 93-107
    発行日: 2000/06/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    FCR法(ファジィ多項目並列評定法 : Fuzzy-set concurrent rating method)は, 複数の項目からなる並列尺度への応答を, ファジィ推論等の数学的手続きによって一つのスコア値に統合する.本研究では, 過去に提案された, 「ファジィ推論による方法」を紹介した後, 2項目FCR法の場合に限定した古典数理技法による方法として, 「単純スコア法」と, 「逆転項目平均法」との2種類を提案する.それらは, 2次元HLS(超論理空間 : hyper logic space)上の射影による方法として解釈できる.HLS上の射影から, 「逆スコア法」が見出され, 折衷方式を提案する.方式による違いを数値的に分析し, 諸技法の特徴を明らかにする.
  • 李 彦良, 上野 俊夫, 三林 洋介
    原稿種別: 本文
    2000 年51 巻2 号 p. 108-114
    発行日: 2000/06/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    本研究は2段階フローショップ型のスケジューリングにおける, 前加工工程の加工と並列的に段取り作業が行える場合のスケジューリング法を検討したものである.結果として, 次のことを明らかにした.1)前加工工程の加工と並列的に段取り作業が遂行される場合, 本研究で提案された変形ジョンソン理論式によって求められた最適スケジュールの方が, 従来のジョンソン理論式によって求められたものより良い結果を与える.2)変形ジョンソン理論式によるスケジューリングの手順を提示した.3)変形ジョンソン理論式の適用有効性をいくつかの数値例により確認することができた.
  • 本位田 光重
    原稿種別: 本文
    2000 年51 巻2 号 p. 115-123
    発行日: 2000/06/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    生産セル間およびセル内の総部品搬送費用の最小化を基準とした生産セルの構成法を提案する.一般に, 部品搬送費用はセル間とセル内では異なり, 総搬送費用は設備間の距離に依存する.したがってこの総搬送費用を基準に生産セルの構成を決定するためには, レイアウトと設備のグループ化を同時に考慮する必要がある.本研究では十分な広さの工場敷地があると仮定し, セル内およびセル間レイアウトは自由にレイアウトが可能であるとする.セル・レイアウト法として, セル構成問題の解法としてもよく用いられるクラスター分析に基づくレイアウト法を用い, セル構成問題の決定手順にそのセル・レイアウト法を組み込むことによって同時に双方を決定する.
  • 松井 正之, 中田 保則, 金田 和博
    原稿種別: 本文
    2000 年51 巻2 号 p. 124-131
    発行日: 2000/06/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    本論文では, 個別生産システムの代表的な山積型モデルと時点型モデルの設計問題, 特にそれらの経済的リードタイムの設定問題について議論している.最初に, 平均リードタイムの導出がなされ, 次に, リードタイムの経済的設定を行うために2段階設計法を適用している.ここで, 2段階設計とは, 第1段階として正味利得が最大となる経済的トラフィックを決定し, 第2段階としてそのもとで経済的リードタイム等のバッファ設定を行うことである.最後に, 山積型対準時点型の比較・検討と感度解析を行い, 経済的リードタイムの設定に関する一つの合理的な基準を与えている.
  • 竹田 賢, 黒田 充
    原稿種別: 本文
    2000 年51 巻2 号 p. 132-142
    発行日: 2000/06/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    本論文では, 加工時間が異なる製品を製造する場合を対象として, 許容応答時間内に製品を所定の確率で出荷するという意味の目標サービス率とそのために必要な製品・中間製品の計画在庫量の関係を解析する.つぎに, 解析結果を満たす在庫構成の中から, 製品と中間製品の計画在庫量の加重和を最小化する最適在庫構成の求め方について述べ, 本方法によって中間製品に大きな比重を置いた在庫構成が得られることを数値実験を通して示す.さらに, 前述した解析で用いる平均生産速度の変化がサービス率に及ぼす影響を調べる感度分析の方法を提出する, 最後に, 平均生産速度の変化を見込んだ最適在庫構成の下で目標サービス率が達成できることを機械故障の発生を仮定した生産・在庫シミュレーションによって確かめ, 解析の妥当性を裏付ける.
  • 山本 祐子, 圓川 隆夫
    原稿種別: 本文
    2000 年51 巻2 号 p. 143-152
    発行日: 2000/06/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    多くの産業が成熟期を迎えた今日, 企業は既存顧客の維持に重点を置いている.その一環として顧客満足度(CS)の測定は基本であり, 多くの企業が, 満足度を高めることで顧客が再び買いたいと思う意志や行動であるロイヤリティを高めようとしている.しかし, そこには「ロイヤリティ=CS」という前提が暗黙の内に存在しており, これが顧客心理を反映しているかは実際には疑問が残る.そこで本研究は, 顧客がロイヤリティを決定付ける要因の構造をアンケート調査により検証し, 「ロイヤリティ=CS」という関係の妥当性を探ることを目的とする.その上で, CSがロイヤリティに及ぼす影響の程度や傾向を複数の製品・サービスについて検討する.
  • 原稿種別: 付録等
    2000 年51 巻2 号 p. App2-
    発行日: 2000/06/15
    公開日: 2017/11/01
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