日本経営工学会論文誌
Online ISSN : 2187-9079
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61 巻, 4 号
選択された号の論文の14件中1~14を表示しています
  • 原稿種別: 表紙
    2010 年61 巻4 号 p. Cover8-
    発行日: 2010/10/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 表紙
    2010 年61 巻4 号 p. Cover9-
    発行日: 2010/10/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 目次
    2010 年61 巻4 号 p. Toc5-
    発行日: 2010/10/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 坊 敏隆, 荒川 雅裕
    原稿種別: 本文
    2010 年61 巻4 号 p. 223-233
    発行日: 2010/10/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    本研究では配送計画問題においてトレードオフの関係にある"全配送車の総距離"と"平均稼働時間"を目的関数として取り上げて,質の高いパレート解を短時間で探索するために個々の目的関数に対する単目的の探索法を多目的遺伝的アルゴリズムに組み込んだハイブリッド型探索法を提案する.多目的問題の異なる目的関数で優れた解を探索するための方法が異なる場合では一種類の探索方法によって得られるパレート解は偏った分布となることから,異なる目的関数に優れた解を探索する方法を組み合わせることで優れたパレート解を生成できることが考えられる.これより,提案法では多目的遺伝的アルゴリズムの交叉処理において,異なる目的関数に対する探索法によって一定割合の新個体を生成する.しかしながら,異なる目的関数に対する探索法によって生成する新個体の割合は計算時間に影響するため,パレート解の質と計算時間の間に探索法を適用する新個体の割合の適切な条件が存在する.本論文では提案法の有効性を評価するため,ベンチマーク問題を利用して数値実験を行った.実験結果は異なる目的関数に対する探索法を組み合わせたハイブリッド化の有効性を示すとともに,探索法を適用する個体数の割合が少数であっても高い探索の効果が得られた.これらの特徴から提案法は短い計算時間で質の高いパレート解を探索できることが示された.
  • 山本 久志, 孫 晶, 大石 貴之, 松井 正之
    原稿種別: 本文
    2010 年61 巻4 号 p. 234-243
    発行日: 2010/10/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    社会システムや生産ラインでは,各期間・各工程においてコスト,納期などの制約が存在しており,通常このような制約を満足するかどうかは,その期間・工程の状況だけでなく,それ以前の期間や工程に依存する場合がある.本論文では,基準工程を設定し,その基準工程より遅れた場合,より早い加工率に切換えるモデルを提案し,上記のような状況(多期間制約サイクル)におけるリスクを最小にする最適切換問題について検討を行う.最初に,最適切換問題の詳細について述べ,基準工程により加工率を切換えるノンリセット多期間制約サイクルモデルを提案する.そして,基準工程が与えられた場合のノンリセット多期間制約サイクルモデルの期待コスト式を導出し,それを用いて,数値実験により期待コストを最小にする最適切換方策について考察する.
  • 城 順平, 宮崎 茂次
    原稿種別: 本文
    2010 年61 巻4 号 p. 244-252
    発行日: 2010/10/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    経済成長におけるITの寄与度については,これまでの調査研究で明らかになっている.ITの利用は経済に好影響を与え,そのうえ,ITの利用は企業経営にも好影響を与える.本論文では,企業活動において重要性の高まっているIT利用に注目して,店舗の作業におけるIT活用頻度と経営指標の関係を明らかにする.そして,IT活用頻度と生産性を示す経営指標の実証分析結果を報告する.結論としては,IT活用頻度における経営数値の変化が確認され,IT活用頻度が業績に影響を与える要因の一つであることが確認された.
  • 小野 勉, 金川 明弘, 山内 仁, 宮崎 茂次
    原稿種別: 本文
    2010 年61 巻4 号 p. 253-262
    発行日: 2010/10/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    地理情報学などでよく用いられるボロノイ領域とは,平面上に複数ある母点と呼ばれる点よりユークリッド距離での影響が及ぶ近傍領域を指す.このボロノイ領域を一般化したものに重み付きボロノイ領域がある.本論文では,ある仮定のもと,この重み付きボロノイ領域の重みを算出する手順と,その応用例について述べる.その仮定とは,平面上に母点以外の子点と呼ぶ点の存在を考え,各々の母点が支配する領域が,この子点を数量的に包含する比率を満たす必要がある場合である.本論文では,この比率を指定通りに実現する重みを得るため,現状の包含比率と指定された包含比率の距離を最小化する最適化問題として定式化した.解(重み)の探索にはタブーサーチを用いる点も提案の特徴の一つである.包含比率を指定できる重み付きボロノイ領域をVRPに応用した例を示す.
  • 水野 圭, 鈴木 秀男
    原稿種別: 本文
    2010 年61 巻4 号 p. 263-274
    発行日: 2010/10/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    本研究では,バランス・スコアカードの4つの視点を活用し,日本のプロスポーツクラブチームに対するそれぞれの視点の戦略目標を設定の上,有効な業績評価指標を導出し,ネットワーク分析を用いて,それらの業績評価指標の関係性と重要な業績評価指標を視覚的かつ定量的に把握する新たなアプローチを提示する.バランス・スコアカードでは,経営陣や従業員らに対するインタビューなどによって構築され,4つの視点(財務・顧客・業務プロセス・人材と変革)から業績の評価や戦略をマネジメントするものである.その際には,企業の目標を達成するための「戦略マップ」や評価の尺度となる「業績評価指標」が用いられている.具体的な手順として,日本のプロスポーツクラブチームを対象に業績評価指標について問うアンケート調査を実施し,業績評価指標間の関係に関する分析を行った.分析手法は,ネットワーク分析の手法を採用した.ネットワーク図の描画によって業績評価指標間の関係性の視覚化,中心性指標の算出によって重要な指標を導出した.その結果,「入場者数及びイベント開催数は,スポーツクラブにとって中心的な指標である.」,「入場者数やファンクラブの新規会員数は収入に結びつく橋渡しの役割を果たしている.」,「ROIの上昇のためには,入場者数を増やすだけでなく,観客席を満席にする必要がある.」ということが分かった.本研究で用いた手法では,業績評価指標の改善の有無で関係性を検討するため,質問紙の回答容易性を保つことができ,財務データを公表していないスポーツクラブチームからも,データを収集することができたと考えている.以上のような分析手法によって,より多くのデータを収集し,客観的なデータに基づいて業績評価指標の関係を視覚的かつ定量的に把握し議論できるという点で新規性を持っている.
  • 原稿種別: 付録等
    2010 年61 巻4 号 p. App26-
    発行日: 2010/10/15
    公開日: 2017/11/01
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  • 原稿種別: 付録等
    2010 年61 巻4 号 p. App27-
    発行日: 2010/10/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    2010 年61 巻4 号 p. App28-
    発行日: 2010/10/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    2010 年61 巻4 号 p. App29-
    発行日: 2010/10/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    2010 年61 巻4 号 p. App30-
    発行日: 2010/10/15
    公開日: 2017/11/01
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  • 原稿種別: 付録等
    2010 年61 巻4 号 p. App31-
    発行日: 2010/10/15
    公開日: 2017/11/01
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