巻号一覧
58 巻, 7 号
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山田 佳奈実, 須藤 紀子, 笠岡（坪山） 宜代, 山村 浩二, 山下 雅世, 山本 眞由美, 下浦 佳之, 小松 龍史2015 年 58 巻 7 号 p. 517-526
発行日: 2015年
公開日: 2015/06/25
ジャーナル フリー東日本大震災から2.5年後の自治体の災害への準備状況等を把握することを目的とし、全自治体（47都道府県、20指定都市、42中核市、8政令市、23特別区、1,649市町村）を対象に質問紙調査を行った。回収率は71.1％であった（N＝1,272）。地域防災計画等に 「家庭における水や食料の備蓄に関すること」 や 「行政としての備蓄する水や食料に関すること」 が示されている自治体は、それぞれ71.1％、84.6％であった。地域防災計画等に示されている通りに備蓄している自治体は18.9％で、満たしていない理由は 「予算がない」 が最も多く、67.5％であった。管理栄養士・栄養士が援助食料の分配に関与する体制となっている自治体は6.1％であり、東日本大震災の際、自治体から被災地に派遣された栄養士のうち、その業務が専門的でない一般業務にとどまったところが28.2％であった。自治体における備蓄の整備を進めるとともに、家庭における備蓄等、災害に備えた自助努力を促していくことも必要である。また、管理栄養士・栄養士が専門性を発揮できる体制づくりが求められる。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1197K)
エラータ
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山田 佳奈実, 須藤 紀子, 笠岡（坪山） 宜代, 山村 浩二, 山下 雅世, 山本 眞由美, 下浦 佳之, 小松 龍史2015 年 58 巻 7 号 p. 517_e1
発行日: 2015年
公開日: 2016/03/01
ジャーナル フリー『日本栄養士会雑誌』 第58巻第7号におきまして、執筆者から依頼がありましたので、掲載します。
p.33 日本語要旨7行目
（誤） 管理栄養士・栄養士が援助食料の分配に関与する体制となっている自治体は6.1％であり、東日本大震災の際、自治体から被災地に派遣された栄養士のうち、その業務が専門的でない一般業務にとどまったところが28.2％であった。
（正） 管理栄養士・栄養士が援助食料の分配に関与する体制となっている自治体は6.1％であり、東日本大震災の際、 他の自治体からの被災者を受け入れ、かつ管理栄養士・栄養士が避難所の運営に関わった自治体のうち、その業務が専門的でない一般業務にとどまったところが28.2％であった。
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山田 佳奈実, 須藤 紀子, 笠岡（坪山） 宜代, 山村 浩二, 山下 雅世, 山本 眞由美, 下浦 佳之, 小松 龍史原稿種別: エラータ
2015 年 58 巻 7 号 p. 517_e2
発行日: 2015年
公開日: 2019/11/15
ジャーナル フリー『日本栄養士会雑誌』 第58巻第7号におきまして、執筆者から依頼がありましたので、掲載します。
p.35 表3
（誤）被災者への栄養・食生活支援が必要となる被災経験（複数回答）の％値：阪神淡路大震災（1995.1） 0.9％、東日本大震災（2011.3） 7.4％
（正）被災者への栄養・食生活支援が必要となる被災経験（複数回答）の％値：阪神淡路大震災（1995.1） 0.8％、東日本大震災（2011.3） 7.3％
p.39 本文右段7～8行目
（誤）
最も備蓄している割合が高かったのは乳児用ミルク（69.3％）であり、おかゆが51.4％、アレルギー対応食品は35.9％であった。
（正）
最も備蓄している割合が高かったのは乳児用ミルク（69.1％）であり、おかゆが51.1％、アレルギー対応食品は35.6％であった。
p.40 表9
（誤）
全体の自治体数の％値：乳児用ミルク 69.6％、おかゆ 51.4％、アレルギー対応食品 35.9％、強化米 15.3％、ベビーフード 7.2％、その他 5.3％、無回答、もしくは「備蓄なし」等と回答 10.3％
N： 418、複数回答
（正）
全体の自治体数の％値：乳児用ミルク 69.1％、おかゆ 51.1％、アレルギー対応食品 35.6％、強化米 15.2％、ベビーフード 7.1％、その他 5.2％、無回答、もしくは「備蓄なし」等と回答 10.2％
N： 421、複数回答
「日本栄養士会雑誌」編集委員会
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