日本経営工学会論文誌
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54 巻, 4 号
選択された号の論文の17件中1~17を表示しています
  • 原稿種別: 表紙
    2003 年 54 巻 4 号 p. Cover7-
    発行日: 2003/10/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 表紙
    2003 年 54 巻 4 号 p. Cover8-
    発行日: 2003/10/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 目次
    2003 年 54 巻 4 号 p. Toc4-
    発行日: 2003/10/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 小谷 重徳, 大野 勝久, 伊藤 崇博
    原稿種別: 本文
    2003 年 54 巻 4 号 p. 217-228
    発行日: 2003/10/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    複数の組立ラインで生産される車両は, 販売店から注文を受けたときどの組立ラインで生産するかを決定し, 組立ライン別の生産計画を作る.このとき考慮すべきことが2つあり, 1つは生産工場から販売店までの車の輸送費を最小にすることである.工場や仕入先は見込みで作った月度生産計画で生産準備をしており, 販売店からのオーダーによって作られた生産計画と月度生産計画との差が少ないほどスムーズな生産ができる.この2つの生産計画の差を小さくするように組立ラインを決定することがもう1つの目標である.この問題は整数計画問題に定式化されるが, 解が整数である条件を外した問題の最適解が整数になる条件を明らかにする.また, この整数条件を満たさない実務の問題でも, 制約式の特徴から線形計画法で整数解が効率的に求めることができることを示す.
  • 星野 直人, 山城 光雄
    原稿種別: 本文
    2003 年 54 巻 4 号 p. 229-235
    発行日: 2003/10/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    JIS Z 9004の計量規準型一回抜取検査(標準偏差未知で上限または下限規格値だけ規定する場合)は, ロット品質をロットの不良率で表し, 生産者および消費者の要求する検査特性をもつように設計された抜取検査である.しかし, この抜取検査は, 品質特性に目標値があり, 両側に規格値が規定される場合には, 上限と下限の各々の方式を重ねて使用することはできない.また, 品質特性に目標値がある場合には, ロット内の各製品の品質特性が目標値にどれだけ近いかということもロット品質の評価規準とすべきである.したがって, 不良率の小さいロットでも, その平均値と目標値のずれが大きいならば不合格とする抜取検査方式であることが望ましいと考えられる.本研究では, 不良率だけでなく目標値からのずれもロット品質の評価規準とし, 標準偏差未知で上限, 下限規格値および目標値を規定する場合の計量規準型一回抜取検査を提案する.さらに, ロットの平均値と目標値のずれに対する検査特性を評価し, 提案抜取検査の有効性について検討する.
  • 吉村 康史, 坪倉 徹哉, 宮島 雄司, 平野 恒義, 大里 有生
    原稿種別: 本文
    2003 年 54 巻 4 号 p. 236-244
    発行日: 2003/10/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    プラント建設の進捗に影響する要因は多く, それらの関係も複雑であるため, 進捗管理は, 経験に負うところが多い.今後, 経験のあるPMr(プロジェクトマネージャー)の減少が予想されるため, 進捗に影響する要因を明らかにし標準的な管理手法を明らかにする必要がある.本論文では, PMrが利用する知識とその関連を明らかにし, 進捗状態推定法を確立する.建設を入力(納入品, 建設能力)と出力(出来高, 工数, コスト)の関係でモデル化し, 進捗管理に出力のロジスティック累積曲線を利用する方法を提案する.その方法を利用して進捗状態を推定し, 評価するPMrの意思決定モデルを明らかにし, 実績値と計画値のロジスティックス累積曲線の順位関係と状態表示パラメータによる進捗状態推定法を確立する.
  • 翁 嘉華, 大久保 寛基, 大成 尚
    原稿種別: 本文
    2003 年 54 巻 4 号 p. 245-252
    発行日: 2003/10/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    本研究では, フレキシブル組立ショップを対象に, ジョブの作業セルへの割付け(工程割付け)とセルごとでのジョブの作業順序を同時に考慮するTabu Search (TS)を用いた解法を提案する.提案解法を説明する前に, まず, 割付けと順序付けを分離して扱う従来の分割解法では良好な解が得られないことを検証し, 次に, 本解法における近傍解や探索方法などのアルゴリズムの詳細を記述する.さらに, 提案解法を実用的なものとするには, 解の改善探索を効率的に行うことが不可欠であるため, 探索のスタートとなる初期解が良好なものである必要性を示し, 良好な初期解を求めるグルーピング法を基本とする初期解の作成アルゴリズムを提案する.
  • 竹本 康彦, 川村 優貴, 山口 哲司, 有薗 育生
    原稿種別: 本文
    2003 年 54 巻 4 号 p. 253-259
    発行日: 2003/10/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    現実状況下, 多くのデータが正規分布に基づき近似的に解析されている.しかし, 現実のデータの中には正規分布ではなく極値分布に基づき説明づけられる場合も多くある.極値分布に関しては, 機械・電子部品や各種工業材料の強度, ならびに製品寿命など極値理論により説明される様々な事象のデータを説明することが例証されている.このことから, 非正規変量である極値データに対する統計的品質管理技法は重要な課題であるといえる.一方, 統計的品質管理技法のひとつとして, 製造工程での条件の変化の管理を目的とする管理図法がよく知られている.この管理図法において, 正規変量に関する統計的解析手法が数多く研究されているのに比べ, 非正規変量に関する統計的解析手法は限定されている.ここに, 非正規分布に従う特性値を正規分布に従う特性値に変換する手法がJohnsonにより提案されている.そこで本研究では, Johnsonの変換法を利用して, 極値分布で与えられる品質特性に関する管理図法を構築し, その管理特性に関して検証し, 適用性を明らかにする.
  • 福馬 敏子, P.K. JAIN, 山本 正明
    原稿種別: 本文
    2003 年 54 巻 4 号 p. 260-267
    発行日: 2003/10/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    MRP方式による生産管理システムでは, 現実に生産に要するリードタイムが, 生産環境の複雑な要因により大幅に変動するため, 計画リードタイムの適切な設定をすることが難しい.また計画リードタイム長は, タイムバケット単位で与えられるので, 在庫の微調整が困難であり, 計画リードタイムに基づく過剰在庫が生じる場合がある.本研究では, 実際に生産に要したリードタイムをシミュレーション実験により測定し, 変動の分布を調べることにより, 計画リードタイムを固定値に設定する場合の問題点を明らかにした.さらに, MRPシステムに常に存在する在庫量の仕組み(システム在庫)を, リードタイム長と安全在庫量により解明し, これらを制御パラメータとして活用することにより, 柔軟なMRP生産管理を行うことを提案した.システム在庫に対する平均期末在庫の比を導入した目標制御基準値を設けることにより, 管理を行う手順を示し実験を行った.その結果従来の決定方式より, 期末在庫量が少ないレベルでの計画が可能となり, この制御手順の有効性を示すことができた.
  • 平野 健次, 梅室 博行
    原稿種別: 本文
    2003 年 54 巻 4 号 p. 268-281
    発行日: 2003/10/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    ビジネスシステムを構築し, 実際に運用しながら, ビジネスシステムそのものを変化させていく過程において, 各時点でなぜその様な改変がなされたかの情報を, 経営戦略, 環境等の情報と共に記録し蓄積することにより, 後のビジネスシステムの設計を支援することができる.本研究では, この様なビジネスシステムの改変の過程を情報として蓄積し, 後に参照, 活用するためのフレームワークとしてビジネスシステムトランスフォーメーションモデル(BSTM)を提案する.これは時間とともに変化するビジネスシステムの各時点の状態だけでなく, それらの遷移の過程, そして変化に対する評価について記録する3つのサブモデルから構成される.そして後に別のビジネスシステムを設計・改変する際に, これら蓄積された情報から類似の事例を検索・参照することにより設計・改変を支援することが可能になる.さらに提案したフレームワークを実際の物流業のビジネスシステムに適用することにより, その有用性と運用上の問題点について議論する.
  • Koichi MIYAZAKI
    原稿種別: 本文
    2003 年 54 巻 4 号 p. 282-288
    発行日: 2003/10/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    Today, butterfly trading is a very famous fixed-income trading strategy and is widely utilized by many traders and fund managers around the world. Most of the quantitative fixed-income research papers recommend the butterfly trade based on just the size of the butterfly spread itself. However, there is no information or analysis how to pick up the attractive butterfly trade systematically based on profitability. The attractiveness of the butterfly trade cannot be judged just by the size of the butterfly spread because it only takes care of the capital gain factor. Other than the capital gain factor, profitability depends on many factors such as carry, rate of mean reversion of the butterfly spread, size of necessary balance sheet, risk amount and so on. It is sometimes risky to rely just on the size of the spread. Especially, risk is not negligible when the magnitude of the capital gain factor in profitability is relatively small. We propose practical selection criteria of butterfly trades such as ROA and IR. We also illustrate the magnitude of the factors influencing the criteria adopting actual bond market data. With these criteria, managers in the fixed-income area can not only select attractive butterfly trades, but also judge whether or not they should allocate a firm's balance sheet to the butterfly trade.
  • 原稿種別: 付録等
    2003 年 54 巻 4 号 p. 289-290
    発行日: 2003/10/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    2003 年 54 巻 4 号 p. App16-
    発行日: 2003/10/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    2003 年 54 巻 4 号 p. App17-
    発行日: 2003/10/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    2003 年 54 巻 4 号 p. App18-
    発行日: 2003/10/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    2003 年 54 巻 4 号 p. App19-
    発行日: 2003/10/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    2003 年 54 巻 4 号 p. App20-
    発行日: 2003/10/15
    公開日: 2017/11/01
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