日本経営工学会論文誌
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55 巻, 5 号
選択された号の論文の18件中1~18を表示しています
  • 原稿種別: 表紙
    2004 年 55 巻 5 号 p. Cover9-
    発行日: 2004/12/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 表紙
    2004 年 55 巻 5 号 p. Cover10-
    発行日: 2004/12/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 目次
    2004 年 55 巻 5 号 p. Toc5-
    発行日: 2004/12/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 張 家俊, 柳川 佳也, 宮崎 茂次
    原稿種別: 本文
    2004 年 55 巻 5 号 p. 227-233
    発行日: 2004/12/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    JIT生産方式における多品種の組立スケジューリング問題では, 従来部品在庫量を減らすため, 組立工程で消費される部品の消費速度を一定に保つとしたスケジューリングが多かった.Just-in-time生産方式の最大の目的は, 「製造にかかるコストを極限まで低減させる」ことである.つまり資本生産性の上昇を図り, 会社全体の生産性向上を意図したものである.いままでいずれの研究においても, 生産コストのことは直接には触れられていない.したがって, 本研究では, 単一組立工程で異なる部品構成, および異なる部品価格をもつ多品種の製品組立スケジューリング・モデルにおいて, 部品の量だけではなく使用しているすべての部品の購入価格を考慮し, 部品購入費用のばらつきを減らすことを目的として, 目標追跡法に基づいた製品の投入順序解法を新たに提案する.さらに, 提案法を評価するために, 種々な数値例を解き, 提案法の有効性を示す.また, 提案法と目標追跡法を用いて得られた結果を比較する.
  • 米内山 等, 加藤 貞夫, 野村 弘光
    原稿種別: 本文
    2004 年 55 巻 5 号 p. 234-240
    発行日: 2004/12/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    本論文では, 日常業務における配送先や配送量が日々少しずつ変化する場合の配送計画問題の近似解法として, 近臨界温度探索法を提案している.その方法は, シミュレーテッド・アニーリング法の温度を臨界温度より少し高い臨界探索温度に固定して行う方法である.この温度は, 総移動距離が指定した探索回数が連続して変化しないという停止条件で, 処理時間の飽和と温度との関係を調べることにより得られる.従来の研究にも, シミュレーテッド・アニーリング法で温度を一定にして探索を行い, 良い探索結果を得た例はあるが, 臨界温度に基づいた温度の決め方を述べたものは見当たらない.数値実験によって, 本方法による固定温度を使った探索法は, 従来の探索法よりも良い解を探索できることが分かった.したがって, 本方法は日常業務の配送計画に有効な方法であることが確かめられた.
  • 小谷 重徳, 趙 暁波, 大野 勝久
    原稿種別: 本文
    2004 年 55 巻 5 号 p. 241-251
    発行日: 2004/12/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    混合品種組立ラインの投入順序づけ問題には古くから多くの研究があり, 作業ステーションの作業負荷の平準化は投入順序づけ問題の主要な目標の一つである.しかし, 従来の研究では, 作業ステーションの作業時間は事前に決まっている確定値としている.実際の組立ラインでは, 作業者が組み付け作業の個々の要素作業を常に同じ時間でできるとは限らず, 組み付け作業時間は確率変動すると考えた方がより現実的である.そこで, 本論文では作業時間を確率変数とする投入順序づけ問題を取り上げる.作業時間を確率変数とした場合の組立ラインの作業の状況を, 作業開始位置, 作業終了位置, 及びutility作業の3つの期待値で表すことを考え, そのために3つの期待値の計算方法を導出する.しかし, 3つの期待値を解析的に求めることは困難なので, 精度が十分確保できる近似計算の方法を提案する.この近似計算の方法を用いて, utility作業の期待値の合計を最小にする投入順序づけの方法を提案する.
  • 木村 作郎, 太田垣 博一, 仲川 勇二
    原稿種別: 本文
    2004 年 55 巻 5 号 p. 252-261
    発行日: 2004/12/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    制約条件数の多い変数分離型非線形整数計画問題の品質のよい解を実用的な時間内で得ることは, 近年ますます重要になってきている.複数の制約条件式を単一の制約条件式で代理させる代理制約法は, 大変計算効率のよい解法であるが, 代理双対ギャップが存在することが多く, その場合には代理双対問題の最適解は一般に原問題の最適解と一致しない.この代理ギャップを閉じ, 原問題の厳密解を求めることができる改良代理制約法(ISC法)が, 最近仲川によって提案された.ISC法を効率的に実行するためには, その中に含まれる最適代理乗数決定アルゴリズムにより最適な代理乗数を求めることが必要である.制約条件式の個数が多いとき最適な代理乗数を決定するためのアルゴリズムにおいて, 計算時間及びメモリの作業領域量において解決すべき問題が残されている.仲川らは, 最適な代理乗数を決定するアルゴリズムのひとつであるDyerアルゴリズムの短所を改善した改良Dyerアルゴリズムを提案している.本論文において, 改良Dyerアルゴリズムにおいて用いられるパラメータであるRP率及びRP周期による計算時間, 実行回数への影響を示す.さらに, 大規模な変数分離型非線形整数計画問題を解くために有効となるRP率とRP周期の組合せも示す.
  • 松井 正之, 高橋 義久
    原稿種別: 本文
    2004 年 55 巻 5 号 p. 262-272
    発行日: 2004/12/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    SCM時代の到来によって, 需給マネジメントに関する関心が高まっている.我々は, 需給マネジメントのeラーニング開発を行い, その過程で需給対応のマネジメント問題としてそのマッチングのあり方に関心をもった.本論文では, 需要にマッチした良い生産計画とは何かを考えさせるeラーニング法を開発して, そのなかで有効な決定規則を与える松井のペア行列表に基づいた(N, α)戦略マップを提案している.これは, 経済性に基づいて, 最適な平滑化定数α(出力変数)と基準在庫量N(入力変数)の最適な組み合わせを与える.その結果, 需給マネジメントでは, 予測情報の正確さがすべてではなく, 頑健性の重要さを示している.
  • 沈 潔如, 稲葉 由之, 伊藤 一
    原稿種別: 本文
    2004 年 55 巻 5 号 p. 273-282
    発行日: 2004/12/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    北海道への台湾人観光客が急増している状況を受け, 北海道の温泉宿泊施設は台湾人観光客を新たな顧客として経営資源を投入してきた.新たな顧客の行動や意識を把握して, それに合った計画を策定することは経営者の重要な課題である.そこで, 本論文では, 台湾人観光客の行動や意識を理解し, 彼らが期待するサービス要素を明らかにすることを目的として, 一対比較法を中心とする質問票調査を2001年秋に行った.期待度や重要度に関する質問法として従来からよく用いられている方法は評定尺度法である.しかしながら, 評定尺度法により得られた回答を用いて分析する際には, いくつかの問題点が生じることがある.例えば, 各項目における回答に明確な順序がつかない場合や, 回答の分布が対称分布にならない場合などが挙げられる.これらの問題を解決するため, 本論文では, 各項目を直接比較する一対比較法を用いて期待度を測定する.そして, 調査結果から計算したウエイトを分析に用いる.ウエイトは比率尺度であるため, 分散分析等を実施することが可能となる.分散分析やクラスター分析の結果, 台湾人観光客は無形的サービスより有形的サービスを重視することがわかった.
  • 丸山 友希夫, 松本 耕成, 山本 久志, 中澤 智秀, 田邊 昌宏
    原稿種別: 本文
    2004 年 55 巻 5 号 p. 283-292
    発行日: 2004/12/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    1日の配水量予測については, 需要に影響を与える要素と配水量との相関関係から, 重回帰分析による予測方法が提案されている.本論文では, 給水地域の経済状況の変化等をトレンドとして考慮した1日の配水量予測の方法を提案し, 実測値と予測値の予測誤差率を用いて予測精度の評価を行ったところ, 既存研究より予測精度が向上する結果を導いた.さらに, 予測精度は予測式を導く際に必要となる調整要素に関わると考え, 予測精度を向上させると考えられる調整要素について統計的手法を適用して追及した.その結果, 本論文における予測範囲内においては, 予測方法, 回帰データ選定期間, 使用した過去年数に有意差が認められた.
  • 山本 久志, 鈴木 淳, 中村 智明
    原稿種別: 本文
    2004 年 55 巻 5 号 p. 293-301
    発行日: 2004/12/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    本論文では, 設備間物流コストと隣接選好の満足度を考慮するm行n列格子状の設備配置問題を考える.この問題では, ある1つの配置案を回転や反転させても同じコスト関数値を持つ複数の配置案が存在し, 通常の分枝限定アルゴリズムでは明らかに無駄な探索を行う.そのため, 本論文では格子状のセルに割り当てる設備番号の並び制約に着目して, 対称な配置を排除する定理を導出した.そして, その定理と, コスト関数を再帰的に計算することで計算量を減少させるための補助定理および性質を併用した, 最適設備配置算出のための分枝限定アルゴリズムを提案する.また, 問題の性質を違えた複数の例題による数値例を提案アルゴリズムや従来のアルゴリズムによって解き, 本アルゴリズムの有効性を確認した.
  • 川村 優貴, 竹本 康彦, 有薗 育生
    原稿種別: 本文
    2004 年 55 巻 5 号 p. 302-307
    発行日: 2004/12/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    In traditional reliability tests for assuring the mean time to failure (MTTF) in Weibull distribution with shape and scale parameters, it is assumed that the change of lifetime is concerned with the scale parameter only. Then, Hisada et al. proposed a reliability test procedure for assuring MTTF while considering the influence of both shape and scale parameters. Their reliability test requires complete lifetime data, and the application of a censoring procedure for designing a reliability test for Weibull distribution that considers the influence of both shape and scale parameters has not been considered. In general, since reliability tests require a long testing period, the fixed-number censoring procedure is sometimes applied in order to save testing time. Therefore, in this article we consider the fixed-number censoring procedure in reliability test for assuring MTTF while considering the influence of both shape and scale parameters for Weibull distribution. We also refer to the economical design of the proposed fixed-number censoring test.
  • 原稿種別: 付録等
    2004 年 55 巻 5 号 p. 308-
    発行日: 2004/12/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    2004 年 55 巻 5 号 p. App23-
    発行日: 2004/12/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    2004 年 55 巻 5 号 p. App24-
    発行日: 2004/12/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    2004 年 55 巻 5 号 p. App25-
    発行日: 2004/12/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    2004 年 55 巻 5 号 p. App26-
    発行日: 2004/12/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    2004 年 55 巻 5 号 p. App27-
    発行日: 2004/12/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
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