日本経営工学会論文誌
Online ISSN : 2187-9079
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56 巻, 1 号
選択された号の論文の17件中1~17を表示しています
  • 原稿種別: 表紙
    2005 年 56 巻 1 号 p. Cover1-
    発行日: 2005/04/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 表紙
    2005 年 56 巻 1 号 p. Cover2-
    発行日: 2005/04/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 目次
    2005 年 56 巻 1 号 p. Toc1-
    発行日: 2005/04/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 後藤 允, 田畑 智章, 大野 高裕
    原稿種別: 本文
    2005 年 56 巻 1 号 p. 1-11
    発行日: 2005/04/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    本論文では,競争状態における不確実性下の投資意思決定を取り扱う.従来のNPV法では意思決定の柔軟性が考慮されておらず,投資プロジェクトの価値を過小評価してしまう傾向にある.リアルオプション・アプローチはこの欠点を補完できる手法として,注目されているが,金融市場と同じく意思決定主体を単一としている.しかし,実際の場面においては競争相手の意思決定が多大な影響を及ぼすことは確実であり,これを評価することが不可欠となってくる.競争相手の意思決定(戦略)を考慮し,自らの行動を最適化するには,ゲーム理論が有効なツールである.したがって,リアルオプション評価にゲーム理論を適用することで,競争による価値の低下をモデル化していく.特に,従来研究の中でもGrenadierを参考にし,複占状態にある不動産市場を例にとる.従来研究においては対称的な2主体をモデル化しているが,本研究においては非対称なモデルへの拡張を試みる.
  • 曹 徳弼, Ahmad RUSDIANSYAH
    原稿種別: 本文
    2005 年 56 巻 1 号 p. 12-18
    発行日: 2005/04/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    多期間在庫配送計画問題(MPIRP)はIRP(Inventory Routing Problem)を拡張したものであり,配送日,配送量,および配送順番が決定変数となる.配送日および配送量が決まれば配送順番の決定問題は既存のTSPまたはVRP手法を用いて解くことができるが,配送計画を考慮せずに配送日と配送量を決定すると,ある特定の日に配送量が集中して実行不可能になる可能性がある.逆に配送順番を決定するときに小売店の在庫を考慮しないと,配送コストを最小にすることはできても在庫コストが高くなる可能性がある.本研究では配送日および配送量を決める多期間在庫計画問題と配送日および配送順番を決める多期間配送計画問題を統合し,1つのデポがM個の小売店に在庫の補充を行う問題について定式化を行うとともに,配送間隔を一定にすることで原問題を簡約し,近似解法を提案した.具体的には,各小売店の計画期間における在庫コストが最小になるように代替可能な配送パターンを生成し,計画期間中の輸送コストが最小になるように配送パターンの組合せを選択することで,在庫コストおよび配送コストの合計コストを最小にする配送回数および配送パターンを決定するアルゴリズムを提案する.提案モデルの有効性を検証するために数値実験を行い,既存法と比較した結果,配送回数を固定している既存法に比べて平均10%以上のコスト削減を実現し,提案法の有効性を示した.
  • 横山 雅夫
    原稿種別: 本文
    2005 年 56 巻 1 号 p. 19-28
    発行日: 2005/04/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    いくつかの同じ種類の製品(製品はいくつかの部品から組み立てられる)を生産する2段階生産システムに関するスケジューリングについて研究している.第1工程は複数種類の部品を加工することができる単一の機械である.部品の種類を変更するときは段取作業と段取時間を必要とする.第2工程は組立を行う機械もしくは組立作業員チームである.目的関数は全ての製品の完成時刻の平均である.機械加工作業,段取作業,組立作業はいくつかのブロックに分割されていて,各ブロックは1つまたは複数個の製品のための機械加工作業,段取作業ならびに組立作業から成る.同一ブロック内の同じ種類の部品は続けて加工される.本研究では,目的関数を最小にするブロックの分割の仕方と各ブロック内の部品の順列を定める問題を取り扱う.準最適解を求めるために,擬似動的計画法と呼ぶ方法を用いた計算手順を開発するとともに,準最適解の精度を把握するための良い下界値を求める方法を提案している.提案した計算手順の有効性を評価するために数値計算実験を行っている.その結果,良い準最適解が効率的に求められることがわかった.
  • 大宅 秀和, 太田 宏
    原稿種別: 本文
    2005 年 56 巻 1 号 p. 29-37
    発行日: 2005/04/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    多品種少量生産を行う企業にとっては,生産システムの柔軟性と効率性の保持は非常に重要な問題である.この問題に対するアプローチとして,グループ・テクノロジィを適用したセル生産方式がある.これまでセルフォーメーション問題に関する研究では,主に機械と部品の関係を加工するかしないかという0-1行列で扱ってきていた.本論文では,加工量を考慮に入れた類似係数に基づくセルフォーメーションを行う.具体的には,既存の類似係数の改良,非階層的クラスタリング法を用いたセルフォーメーション問題のヒューリスティック解法,ならびにセルレイアウトをも考慮したコスト評価に基づく最適セル数とセルフォーメーションの決定法を提案する.
  • 中瀬 逸平, 竹本 康彦, 有薗 育生
    原稿種別: 本文
    2005 年 56 巻 1 号 p. 38-45
    発行日: 2005/04/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    近年,顧客の多様なニーズへの対応や在庫費用の削減,さらにはインターネット取引の発達などの要因により受注生産システムが適用される状況が増えつつある.これに伴い,繁忙期における機会損失を削減し,かつ閑散期における生産設備の稼働費用や従業員の賃金などの固定費用の削減が可能な需要変動に即応した生産システムの構築が必要とされている.そこで本研究では,繁忙期の需要の増加に対して外注や臨時工などに見られるような臨時設備による生産能力の増大を考慮した受注生産システムについて解析する.すなわち,ある一定の受注残にシステムが達した場合に臨時設備を導入し,臨時設備での受注残がなくなった場合に臨時設備を閉じるシステムを待ち行列モデルとして記述し,解析を行う.具体的に,本研究で取扱うシステムにおいては,常設および臨時設備を区別し,かつそれらの能力に関して必ずしも同一でない状況を考慮する.このような能力差のある常設および臨時設備からなる生産システムを待ち行列モデルで記述し,定常状態確率や臨時設備の単位時間当りの開閉回数を導出し,その結果に基づき臨時設備の最適な稼働開始方策についての考察を行う.
  • 池名 理恵, 太田 宏
    原稿種別: 本文
    2005 年 56 巻 1 号 p. 46-53
    発行日: 2005/04/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    在庫政策は,サプライヤーやバイヤーにとって極めて重要な課題である.Sharafaliらによって提案された,サプライヤーとバイヤー間の在庫政策における協調モデルは,サプライヤーとバイヤー二者のみが存在すると仮定していた.しかし,サプライチェーンでは,多段階にわたって業者が存在している場合が一般的である.そこで本論文では,まず最初にサプライヤーとバイヤー1,バイヤー2という三者が存在するサプライチェーンを構成し,三者の協調がそれぞれの発注点方式の在庫政策に与える影響を分析する.さらに,その分析結果を踏まえ,バイヤー数を一般化した上で,チェーンパートナー間の連帯の意義について考究する.
  • 石原 良晃, 平木 秀作
    原稿種別: 本文
    2005 年 56 巻 1 号 p. 54-63
    発行日: 2005/04/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    本研究は,輸送用梱包材のリユースシステムにおける配送計画を立案するための実用的な手法を提案することを目的としている.近年,地球環境保護の観点から,使用済みの製品を回収し再利用するリユース・リサイクルシステムが数多く稼動している.本研究では,使用済み輸送用梱包材のリユースシステムにおける拠点間の配送を対象として,輸送機器の帰り便等の空きスペースを有効に利用する配送計画を立案するための手法について考察する.あらかじめ作成された拠点間移動時間データベースから輸送機器の配送経路を抽出し,抽出された配送経路の情報を用いて拠点間の配送量を最大にする数理計画モデルに定式化し,数理計画ソフトウェアXpress-MPを用いて実例(T社のフレコンバックの配送計画問題)を解き,その有用性を検証する.
  • 原稿種別: 付録等
    2005 年 56 巻 1 号 p. App1-
    発行日: 2005/04/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    2005 年 56 巻 1 号 p. App2-
    発行日: 2005/04/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    2005 年 56 巻 1 号 p. App3-
    発行日: 2005/04/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    2005 年 56 巻 1 号 p. App4-
    発行日: 2005/04/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    2005 年 56 巻 1 号 p. App5-
    発行日: 2005/04/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    2005 年 56 巻 1 号 p. App6-
    発行日: 2005/04/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    2005 年 56 巻 1 号 p. App7-
    発行日: 2005/04/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
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