日本経営工学会論文誌
Online ISSN : 2187-9079
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58 巻, 1 号
選択された号の論文の17件中1~17を表示しています
  • 原稿種別: 表紙
    2007 年 58 巻 1 号 p. Cover1-
    発行日: 2007/04/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 表紙
    2007 年 58 巻 1 号 p. Cover2-
    発行日: 2007/04/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 目次
    2007 年 58 巻 1 号 p. Toc1-
    発行日: 2007/04/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 十河 維, 山本 久志
    原稿種別: 本文
    2007 年 58 巻 1 号 p. 1-9
    発行日: 2007/04/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    企業の多くの既存システムは,特定の場所に設置されているATMのような端末から客によって操作されることを想定して作られている.ATMに到着した客の要求は複数のサブデマンドに分割されて既存システムに送られる.サブデマンドは順番に既存システムで処理され,最後のサブデマンドの処理が終了したとき,客は端末から立ち去る.一方,インターネット利用者は,特定の場所に行くことなくサブデマンドを処理することができる.システムが想定している端末に関しては,既存システムとインターネットでは制御方法が全く異なっている.また,企業では既存システムを修正せずに同じサービスをインターネット利用者にも提供したいと希望している.その実現方法の1つがインターネットと既存システムの統合システムであり,このシステムをFront-end Web Systemと呼ぶことにする.このシステムにおいて,客の要求を構成するサブデマンドが何回行われるかをベルヌーイ試行で行う場合,その損失確率は比較的容易に評価することができる.本論文では,FeWSの性能評価に有益なモデルを提案するために損失確率とサブデマンドの回数分布の関係について考察を行い,ベルヌーイ試行モデルの損失確率がベルヌーイ試行ではない他のモデルの評価に用いることができることを示す.
  • 斎藤 真, 大西 範和, 加藤 象二郎, 宮尾 克, 長江 拓子, 池浦 良淳, 水谷 一樹
    原稿種別: 本文
    2007 年 58 巻 1 号 p. 10-16
    発行日: 2007/04/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    本研究は,作業負担の少ないノートパソコンの設計要件確立を目的に適切なディスプレイの高さについて作業姿勢と筋電図から検討したものである.ディスプレイは10.4インチ液晶,高さは床から800,900,1,000mmの3条件,作業は入力およびゲームの2条件とした.10人の被験者に対し,視距離,視線角度,頭部角度,頸部角度および右三角筋,右僧帽筋の筋電図が計測された.視距離は,ディスプレイが高くなると短くなった.視線角度は,ディスプレイ高に関係した.頭部角度は,高さと作業内容に依存した.筋活動は,頸部僧帽筋において入力作業で大きく,ディスプレイが低い場合も大きかった.以上よりディスプレイは本体と分離し,高さは1,000mmを基準として各自の身体特性に合わせて調整することを推奨する.
  • 宗澤 良臣, 梶原 康博, 大崎 紘一
    原稿種別: 本文
    2007 年 58 巻 1 号 p. 17-28
    発行日: 2007/04/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    日本の開発製造型のものづくり体制を支援し,発展させるためには,生産現場の高度な技能を効率よく継承し,定着させるための技能者,素材,工具の動き,力関係,感覚等の分析,表示手法の開発,科学的な技能指導者の養成法,技能訓練者の訓練体制等の技能訓練システムの確立が2007年問題とも絡んで急務となっている.本論文では,技能者の技能を作業中の素材,工具,身体部位の3次元空間内での方向を,3次元座標系の3軸回転角度から分析し,表示する手法の開発を行っている。3次元空間内の位置座標を用いて動きを表現する研究は多数行われているが,さらに座標値に3軸回転角度による方向を3軸ベクトルとして加えることにより,動きを完全に表示することが可能となる.そこで,基準座標系内における部位の方向を計測するセンサー座標系の3軸回転角度からセンサー座標系の3軸単位ベクトルを回転角-回転軸変換行列から求める.そして,各軸の単位ベクトルの要素の2乗和が1となる性質を用いて2次元座標系に表現するための2次元表現グラフを提案する.2次元表現グラフでは,3次元座標系の8象限を2つの2次元座標系で示している.そして,センサー座標系の軸単位ベクトルから,設置した部位の方向を2次元表現グラフで表示することができる.そして,岡山県の伝統工芸である備中神楽面の制作作業において,技能者が工具を使って面を彫る作業を,素材,工具,上肢の部位の方向,及び相隣る部位間での軸単位ベクトルの関係から提案した分析,表示手法により,数量的な技能基準を求めることができた.
  • 川崎 正秀, 森澤 和子, 長沢 啓行
    原稿種別: 本文
    2007 年 58 巻 1 号 p. 29-36
    発行日: 2007/04/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    不確実環境下での多目的計画モデルにおいて,不確実性をいくつかのシナリオとして想定した計画手法が論じられてきた.本研究では,実行途中のある時刻においてシナリオが変化することを考慮する.この場合には,シナリオが変化する時刻によって評価基準ベクトルが異なるため,非劣解集合も異なる.そこで,シナリオが任意の時刻で変化する場合の解の点近接度の分布を求め,確率論的順序付けの考え方に基づいて動的近接度のランクを定義する.そして,動的に頑健な非劣解集合の生成法を提案し,平均滞留時間および最大納期遅れ時間を最小化する2目的単一機械スケジューリング問題に適用する.
  • 山本 久志, 松井 正之, 白 雪松
    原稿種別: 本文
    2007 年 58 巻 1 号 p. 37-43
    発行日: 2007/04/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    各期間において、制約された対象(例えば目標時間が存在する加工時間)の存在と、それに伴うリスクの発生を考え、そのような対象とリスクが多期間にわたり反復的(すなわち、サイクリック)に発生する状況を考える。本論文では、そのような状況においてリスクを最小にする問題(多期間制約サイクル問題)に関する最適配置問題について考察する。最初に、配置が与えられたときに、効率的に期待リスクを算出する再帰方程式を提案する。そして、1)DFSを利用し配置を列挙(探索)し,2)本論文で提案した再帰方程式を利用し、期待リスクを効率的に求め、3)それらの期待リスクを基準に無駄な探索を排除しながら、最適配置を求めるアルゴリズムを提案する。そして、計算機を使って実行時間を調査し提案するアルゴリズムの有効性を示している。
  • 山地 秀美, 山本 久志, 辻村 泰寛, 神林 靖
    原稿種別: 本文
    2007 年 58 巻 1 号 p. 44-53
    発行日: 2007/04/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    N-バージョンプログラム(NVP)は,ソフトウェアシステムのフォールトトレラント設計技術の1つで,同一の機能を持つ,異なるN種類のソフトウェアバージョンの出力結果で多数を占めたものを採用する.1つのタスクは複数のサブタスクから構成され,それぞれに対し選択可能な複数のバージョンが用意される.NVP設計問題はコスト制約のもとに信頼度を最大とする単目的問題として定式化されてきた.これに対し動的計画法や遣伝的アルゴリズムによる解法が提案されている.本研究では,コスト最小化,信頼度最大化を目的関数とする2目的最適化問題としてNVP設計問題をとらえ,問題の性質に基づいた分岐限定法によるパレート解探索アルゴリズムを提案する.
  • 浮田 昌宏, 柳川 佳也, 宮崎 茂次
    原稿種別: 本文
    2007 年 58 巻 1 号 p. 54-61
    発行日: 2007/04/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    地方自治体の行政評価の研究の一つにDEAを用いて評価する手法がある.本研究では,DEAを用いて分析対象を裁判所とし行政評価を試みる.さらにInverted DEAも用い,効率性だけでなく非効率性からも行政評価を試みる.裁判所には最高裁判所や高等裁判所などがあり,最高裁判所以外は複数存在する.そこで高等裁判所の行政評価を行う.また,都道府県ごとの地方裁判所,簡易裁判所や家庭裁判所を一つの集合と考えたものに対しても行政評価を行う.本研究を行った結果,ここ数年では評価に大きな変化が見られなかった.効率的な裁判所とは裁判官一人当たり訴訟件数が少なく,非効率的な裁判所とはその逆である.しかし裁判官一人当たり訴訟件数が少なすぎては裁判官数が超過し効率的ではない.効率を良くするためには一部の裁判官の多い裁判所では減らさなけれぼならないが,全体としては裁判官の増員が必要であるという結論を得た.
  • 荒川 雅裕, 田伏 顕也, 冬木 正彦
    原稿種別: 本文
    2007 年 58 巻 1 号 p. 62-70
    発行日: 2007/04/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    本研究では,多工程連続作業から構成される部品組み立て作業に対して,作業の実績収集と分析を行うためのデジタルマニュアル表示システムの構築と運用例を示す.はじめに,デジタルアニュアルの特徴を分類し,本研究で開発する実績収集と分析を目的とするデジタルマニュアル表示システムの位置づけを行う.そして,デジタルマニュアル表示システムによって工程ごとに収集される作業時間から,動作分析結果と関連付けることで同一あるいは類似製品の作業時間の算出法を提案する.提案法では,動作分析から算出される作業時間からの乖離,および作業者間での乖離が生じる要因として製品構造,作業者の姿勢を位置決め精度を考慮し,ニューラルネットワークにより作業時間を補正する.開発したシステムを実作業に適用し,デジタルマニュアル表示システムによる工程作業の評価例と作業時間の見積りの提案法の有効性を示す.
  • 八木 英一郎
    原稿種別: 本文
    2007 年 58 巻 1 号 p. 71-77
    発行日: 2007/04/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    大学においては,特に実習・実技科目や一般教養的な位置づけの科目において,履修者数の適正化や学生の様々な関心に対応するため,同一名称の科目に対して複数のクラスを設置し,授業を実施していることが多い.本論文では,このような授業形態における選択科目においてコンピュータ室などの教室設備により履修者数に制約を設けねばならない場合の学生の希望に沿ったクラス編成を行うために,数理計画法を利用したクラス編成法を提案する.そして,実際にある大学の文科系学部にて複数のクラスを設置している情報処理科目におけるクラス編成問題に適用した例を用いてその効果を示す.
  • 原稿種別: 付録等
    2007 年 58 巻 1 号 p. App1-
    発行日: 2007/04/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    2007 年 58 巻 1 号 p. App2-
    発行日: 2007/04/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    2007 年 58 巻 1 号 p. App3-
    発行日: 2007/04/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    2007 年 58 巻 1 号 p. App4-
    発行日: 2007/04/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    2007 年 58 巻 1 号 p. App5-
    発行日: 2007/04/15
    公開日: 2017/11/01
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