真菌と真菌症
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19 巻, 2 号
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  • 笠井 達也, 三浦 幹枝
    1978 年 19 巻 2 号 p. 87-88
    発行日: 1978/08/07
    公開日: 2009/12/18
    ジャーナル フリー
  • 倉田 浩
    1978 年 19 巻 2 号 p. 89-93
    発行日: 1978/08/07
    公開日: 2009/12/18
    ジャーナル フリー
    ヒトおよび動物の藻菌類 Phycomycetes に属する真菌が原因する感染症を総称して, いわゆるムコール症と呼んでいたが, 実際には, Mucorales ケカビ目に所属する真菌だけが真菌症を起すのみでなく, Entomophthorales ハエカビ目に属する Basidiobolus, Conidiobolus 属菌らに原因する疾患も, 極めて僅かな例ではあるが知れているので, ムコール症は, Mucor, Absidia, Rhizopus, Mortierella 属らのケカビ目による疾患にのみ適用することにし, 若し, ケカビ目とハエカビ目の両者による疾患を併せてよぶ必要がある場合は, Ajello らの提案する zygomycoses 接合菌症を使用するのが適当と考えられる.
    近年, Alexopoulos 以来, 従来用いられてきた Phycomycetes なる名称がなくなり, 最近では, Mastigomycotina 鞭毛菌類, Zygomycotina 接合菌類の2つの亜門 sub-division がこれに変つてしまつた. しかし, 旧 Phycomycetes に属するすべての真菌による疾病を総括する必要のある時の呼称は, これに変わるべき適当な用語がないことから, Emmons らが言う The Phycomycoses 藻菌症を, そのまま残して使用することにしてはどうかと提案する. 次いで, 現在までに種々の異名でよばれるケカビ目に属する病原真菌を同義語の立場から整理を試みたので, 表示し参考に供した.
  • 発地 雅夫
    1978 年 19 巻 2 号 p. 94-100
    発行日: 1978/08/07
    公開日: 2009/12/18
    ジャーナル フリー
    Phycomycosis は, 代表的な末期感染症の一つであり, その経過は, 一般に急性でかつ致死的である. しかしながら臨床的に診断されることは少く, 剖検で初めて明らかにされる. 病理組織学的には, 中隔のほとんどない大きな菌糸の血管内発育が特徴的で, その結果, 血栓, 出血, 梗塞などの二次的病変が主体となる. 本邦の剖検例の実態は, 日本病理学会の剖検輯報によると, 1966年から1975年までの10年間で, 154例の報告があり, 全剖検数の0.068%, 全真菌症の3.45%にあたる. 99%まで続発性であり, かつ深在性である. 白血病や他の血液疾患が基礎にあり, 各種制癌剤や副腎皮質ホルモンの治療が, 発症を促進している. このことはウサギで実験的に確認された.
  • 内科領域から-診断の問題点
    渡辺 一功
    1978 年 19 巻 2 号 p. 101-107
    発行日: 1978/08/07
    公開日: 2009/12/18
    ジャーナル フリー
    Phycomycosis, 所謂ムコール症は疾患自体が急性かつ致死的であり予後がきわめて不良であり, 内科領域からの診断は未だ本邦では全くなされていないのが現状である.
    今回のシンポジウムにあたり本邦の臨床報告例57例, 及び1960年以後の外国症例を比較検討した. 本邦では肺型14例, 消化器型10例, 脳型10例, 汎発型23例であつた.
    本症の基礎疾患に糖尿病が従来より重視されているが, 本邦では急性骨髄性白血病が20例 (35.1%) をしめ, 血液疾患が29例 (50.9%) と半数をしめている. 糖尿病は僅か3例 (5.3%) にしかすぎない. 基礎疾患を病型別に外国例と比較すると肺型は本邦では半数以上 (10/14) が血液疾患であるが, 外国例では糖尿病, 血液疾患が相半ばしている. 脳型は本邦では少ないが外国例では約70%に糖尿病があり顕著な差を示している. 消化器型は何れも消化器疾患が多い. 汎発型では本邦, 外国例ともに血液疾患特に急性骨髄性白血病に多くみられる.
    内科診断の問題点として急性骨髄性白血病をはじめとした血液疾患の終末感染時には本症の関与も考えるべきであり, 肺型では状況の許すかぎり肺生検, 気管支鏡などによる検索, 綿密な喀痰の検索が本症の存在を早期に確認する唯一の方法である. rhino-orbital type は特に早期に診断できれば救命しうる頻度の高い病型であるので迅速な診断が要求される.
  • 内科領域から-治療の問題点
    伊藤 章
    1978 年 19 巻 2 号 p. 108-113
    発行日: 1978/08/07
    公開日: 2009/12/18
    ジャーナル フリー
    ムコール症治療上の問題点としては, (1) 生前に診断がつきにくく, (2) 基礎疾患の治療にとらわれ, 末期感染としてのムコール感染に気付きにくく生前に治療が行えず, (3) アンホテリシンB以外に有効な抗真菌剤がなく, 仮に用いる時には, 副作用を考慮しつつ用いなければならない. これらの点について, 本邦および諸外国報告ムコール症386例, 日本病理剖検輯報記載ムコール症76例, 及び自験例について検討した. 特に, 生存例あるいは治療成功例81例の検討により, ムコール症は, 早期に診断がつき, アンホテリシンBによる早期治療を, 基礎疾患の治療と共に行い. 更に病変部に対する局所療法や外科的治療が行える病型であれば, 白血病や悪性腫瘍といつた致死的な基礎疾患がない限り, 全く希望のない疾患ではないといえる. しかし, 現実には大部分のムコール症では, 治療もむつかしく前述した如き問題点が, 今後なお課題として残るであろう.
  • 皮膚ムコール菌症と Entomophthoramycosis
    朝田 康夫, 松田 良夫
    1978 年 19 巻 2 号 p. 114-121
    発行日: 1978/08/07
    公開日: 2009/12/18
    ジャーナル フリー
    皮膚藻菌症 (cutaneous phycomycosis) として, Mucorales に属する菌による cutaneous-mucormycosis と Entomophthorales に属する菌による entomophthoramycosis につき総説的に述べた.
    Cutaneous mucormycosis は稀な疾患に属し1960年から1970年迄の本邦文献例から3例を集計し得るのみで, 又1874年から1977年迄の世界文献からでも28例 (本邦例を含めて) をみるにすぎない. 原因菌は Mucoracea に属する Absidia, Rhizopus, Mucor の3属の菌が最も多く, その他 Cunninghamellacea や Mortierellacea の菌でも生じ得る). Cutaneous mucormycosis も内臓の mucormycosis と同じく糖尿病, 白血病, リンパ腫などやステロイドの連用などによる免疫低下を基盤として発症することが多い. その臨床像は多彩であり, 皮膚所見に一定のパターンはない. 維織内菌要素の確認と菌の同定が診断の基準である).
    Entomophthoramycosis の中には Basidiobolus ranaurm, Basidiobolus haptosporus によるとされる enotomophthoramycosis basibiobolae (従来のsubcutaneous phycomycosis) と Entomophthora coronata (Emmons によると Conidiobolus coronatus) による entomophthoramycosis conidiobolae (従来の rhino-phycomycosis) の2型があるが, 何れも本邦にはなく, 熱帯地方に地域的にみられるのみである. その臨床像, 菌学, 治療につき解説した.
  • 河野 通昭
    1978 年 19 巻 2 号 p. 122-124
    発行日: 1978/08/07
    公開日: 2009/12/18
    ジャーナル フリー
    Phycomycosis の発症因子について自験例および文献上から考察した. 症例は急性リンパ性白血病で, 経過中にイレウスが起り, 手術により切除した腸管壁に隔壁のない菌糸が見られ培養は陰性であつたが組織, 形態学的に phycomycosis と診断した. 切除および抗真菌剤により再燃, 全身散布は見られず, 剖検にても各臓器に Phycomycetes を認めなかつた. 本症での発症の宿主条件を見ると免疫グロブリンは正常あるいはむしろ上昇しているが, 遅延型皮内反応や T cell 数から細胞性免疫能の低下があり, また顆粒球減少やその機能低下が見られた. 報告例においても悪性腫瘍を基礎疾患にもち免疫不全状態にあるものが多い. しかしこれは phycomycosis に特徴的な変化ではなく, いわゆる opportunistic infection に通じるもので, 免疫不全に加えて代謝不全, 貪食細胞の減少等による宿主の全般的な感染に対する抵抗力の低下が発症因子として関与していると考えられる.
  • 久米 光, 奥平 雅彦, 阿部 美知子
    1978 年 19 巻 2 号 p. 125-128
    発行日: 1978/08/07
    公開日: 2009/12/18
    ジャーナル フリー
    内臓真菌症の臨床診断には病態の把握と共に検査材料の直接塗抹標本の精査ならびに数回にわたる培養検査などが肝要であるが, 補足的な診断手技として免疫学的検索を合せ行う事は的確な診断を下す上で極めて重要な事柄と思われる.
    著者らは迅速診断を目的として臨床的に内臓真菌症と確定診断された肺アスペルギルス症6例, カンジダ症4例, クリプトコックス症2例および肺ノカルジア症1例, 合計13症例より得られた患者血清ならびに各種の真菌感作による抗家兎抗血清を用いて免疫学的に検討した結果, counter immunoelectrophoresis 法が
    1. 内臓真菌症患者の流血中抗体の検出に極めて鋭敏である事,
    2. 本法によつて検出し得た沈降抗体は病原特異性が高い事,
    3. 抗真菌剤の投与および外科的切除術など治療による臨床像の改善と沈降抗体の消長とが極めて密接な相関性を有する事を確かめ, 内臓真菌症の補足的な迅速診断に極めて有用と考えた. そして内臓ムコール症の診断においても基礎的検討から, 本法がその診断に供し得るであろう事を示唆する成績を提示した.
  • 大原 一枝
    1978 年 19 巻 2 号 p. 129-132
    発行日: 1978/08/07
    公開日: 2009/12/18
    ジャーナル フリー
    結核性関節炎につづいて多発性リウマチ様関節炎の診断で長期間抗結核化学療法, 抗生物質, 副腎皮質ホルモン剤の投与をうけていた衰弱した17歳の少年の足背にギプス包帯除去の際肉芽腫性潰瘍が発見された. これを初発病変として, 全身性に膿疱, 結痂, 次いでびらん面を生じ, 趾爪次いで指爪の溷濁, 肥厚, 脱落, 外耳道の痂皮による閉塞を来し, 一時は死の転帰が必然と思われるほど重篤な全身症状を伴つた皮膚ならびに爪ムコール症を18年ぶりに回顧した.
    各種治療に抗したが, 抗生物質, 副腎皮質ホルモンの全廃によつて, 初発病変出現後1年8月で治癒せしめ得た.
    分離菌は椿啓介博士によつて Absidia ramosa と同定され, ラット, マウスのほか鳩, ひよこに対する毒性が証明せられた.
    診断確定には同一菌が毎常皮膚, 爪, 外耳道から分離されたことのほか, 胞子エキスを抗原とした血清補体結合反応が特異的に陽性を呈し, 病勢の最盛期には2560倍にも達したのち軽快と共に40倍に下降したこと, また皮内反応が分離菌ならびに近縁菌に対して強陽性を呈したことがあげられる.
    皮内反応においては即時反応, ツベルクリン紅斑型遅延反応が共に陽性を示したほか, 25日後に湿疹型遅延反応が出現したことは興味深い. なお皮内反応は2年後ならびに5年後にも再施行したが依然陽性を持続した.
  • 蜂須賀 裕志, 名嘉真 武男
    1978 年 19 巻 2 号 p. 133-140
    発行日: 1978/08/07
    公開日: 2009/12/18
    ジャーナル フリー
    沖縄県本島, 離島の学童14,098名の頭部白癬の検診をおこない, 19名の頭部白癬患者を見いだした. 年齢は4歳から12歳までで, 男女間に差はみられなかつた. 得られた株は, T. violaceum 3株, T. glabrum 15株, T. ferrugineum 1株, T. rubrum 1株であつた. 病型は通常の頭部浅在性白癬で, black dot やケルスス禿瘡はみられなかつた.
  • 西本 勝太郎, 前島 和樹, 松尾 冨美子, 森山 忠良, 松尾 武, 野中 優, 瀬戸口 智彦
    1978 年 19 巻 2 号 p. 141-148
    発行日: 1978/08/07
    公開日: 2009/12/18
    ジャーナル フリー
    症例1. 29歳女性, 顔面, 四肢の広範な黒色真菌性肉芽腫とリンパ節転移あり, 十数年にわたつて当院皮膚科で加療中であつたが全身状態の悪化にて死亡. 剖検にて全身の皮膚, 皮下の大小の黒褐色腫瘤と少数の腸間膜リンパ節への転移をみた以外, 中枢神経系, 胸腹部内臓には直接の死因となるべき病変はなかつた. 原因菌は Phialophora verrucosa.
    症例2. 35歳女性, 約1年前より後頭部痛あり, 脳腫瘍の疑いで当院脳外科にて開頭術をうけた. 脳実質内に数個の灰黒色腫瘍形成あり. 剖検にて中枢神経系に多発性の病変あり, これが直接の死因と思われたが, 原発巣と思われる病変は見出さなかった. 原因菌は Phialophora pedrosoi であつた.
    この2症例を含め, 本邦でこれまでに報告された, 皮膚以外に転移病巣をもつクロモミコーシス症例を集計し考察を加えた.
    本邦におけるクロモミコーシスは, 熱帯, 亜熱帯地方のそれにくらべ皮膚以外に転移するものが比較的多いという特徴があり, このうちの脳および腹部内臓に病巣をもつ症例のなかには, 皮膚に原発巣と思われる病変のないものもある. 脳の病変は, 今回報告した症例2を含め, 多発しているのを常とし, このような場合菌の侵入門戸として経皮的な接種のほかに上気道の可能性を考えた.
  • 患家庭土からの Trichophyton terrestre の分離
    浜坂 幸吉, 大熊 憲崇
    1978 年 19 巻 2 号 p. 149-155
    発行日: 1978/08/07
    公開日: 2009/12/18
    ジャーナル フリー
    Microsporum canis 感染症の6家族例を報告した. いずれも斑状小水疱性白癬であり, 感染源は飼育していた雑種ネコであつた.
    また患家の庭土から hair baiting 法により Microsporum canis は得られなかつたが, Trichophyton ajelloi, Trichophyton terrestre, Chrysosporium keratinophilum を分離した, 土壌からの Trichophyton terrestre は本邦における最初の報告である. 本菌の完全形は tester strain との交配の結果 Arthroderma quadrifidum であつた.
  • Kiyoshi Kawai, Takeshi Akita, Ryuji Watanabe, Yoshinori Nozawa
    1978 年 19 巻 2 号 p. 156-162
    発行日: 1978/08/07
    公開日: 2009/12/18
    ジャーナル フリー
    The enzymatic oxido-reduction of xanthomegnin has been investigated spectroscopically using rat liver mitochondria and microsomes. Xanthomegnin, a binaphthoquinone pigment isolated from a dermatophyte Microsporum cookei, has been shown to strongly uncouple mitochondrial respiration and has been suggested to exert a cyto-toxic effect in animals. The redox response of this pigment has also been suggested to participate in uncoupling of oxidative phosphorylation in mitochondria, by forming a bypass to the electron transport system. In the presence of succinate or L-glutamate as substrate, xanthomegnin was reduced by mitochondria after dissolved oxygen was completely consumed. This suggests that complex IV of the respiratory chain of mitochondria is concerned with enzymatic reduction of xanthomegnin and that its redox response is not involved in the uncoupling effect on mitochondrial respiration. On the other hand, when NADH was added, xanthomegnin was immediately reduced by mitochondria, submitochondrial particles, and microsomes, indicating the xanthomegnin is reduced by NAD-linked electron transport system of mitochondria and microsomes. Xanthomegnin reduced by ascorbate was auto-oxidized by dissolved oxygen.
    These results would indicate that xanthomegnin forms an electron transport bypass to the NAD-linked respiratory chain and readily oxidize cytosol NADH. This may cause the cyto-toxic effect to animals.
  • 笠井 達也, 三浦 幹枝, 並木 恒夫, 三浦 隆, 蔵本 陽子
    1978 年 19 巻 2 号 p. 163-171
    発行日: 1978/08/07
    公開日: 2009/12/18
    ジャーナル フリー
    白血病化を示した未分化型リンパ球性リンパ腫 (リンパ肉腫) の30歳女子例に併発した, 特異な小環状局面よりなる汎発性皮膚カンジダ症の1例を報告した. 本症例におけるカンジダ症の発疹は, ことごとく半米粒大淡紅褐色丘疹の環状配列よりなる, 爪甲大ないし鶏卵大の小局面に終始し, 個々の小局面は散在, あるいは集簇してさらに環状配列を示すことはあつても, 相互に融合して広い局面を形成することがなかつた. これら皮疹に加えて, 口腔, 外陰粘膜および爪甲のカンジダ症を合併した. 本症例の環状皮疹は丘疹要素を小水疱におきかえて考えれば, 小水疱性斑状白癬の皮疹に近似しているが, 以前に「小水疱性斑状白癬様」として報告された汎発性皮膚カンジダ症例の皮疹とは, かなり異なつた印象を与える. 本症例においては細胞性免疫の低下が著明で, これがカンジダ症汎発の機序に関与しているものと推測されるが, 何故かかる甚だ異型の環状小局面の多発という形をとつたのかは十分説明し得ない. また, 皮内の結節をはじめとする悪性リンパ腫の症状が顕現化する以前から, 皮膚カンジダ症の発症をみている点も特異であつた. 本症例においては, 皮疹にはクロトリマゾール外用が著効を示したが, 悪性リンパ腫の悪化に伴ない肺への高度かつ急激なリンパ腫細胞の浸潤を来たして死亡した. その臨床経過並びに剖検所見についても概要を報告した.
  • 諸角 聖
    1978 年 19 巻 2 号 p. 172-180
    発行日: 1978/08/07
    公開日: 2009/12/18
    ジャーナル フリー
    シナモン粉末から抗真菌活性物質の単離を試み, 強い抗真菌活性を有する orthomethoxycinnamaldehyde を得た. 本物質はC10H10O2, 分子量162, 熱に安定, 水に難溶で多くの有機溶媒に易溶な淡黄色薄片状結晶である. また, 本物質は供試した4菌種の mycotoxin 産生菌の発育を100-200μg/mlの濃度で完全に阻止し, 各菌の毒素産生を6.25-50μg/mlで90%以上阻害した. さらにこの物質は Microsporum canis を始めとする5種の皮膚糸状菌に対して強い抗菌活性 (MIC;3.12-6.25μg/ml) を示した. しかし抗細菌作用は50μg/mlの濃度でも発現しなかつた.
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