巻号一覧
33 巻, 2 号
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諸角 元二, 牧野 仁, 卯野 由美子, 中島 豪, 加藤 薫, 西村 亮平, 佐々木 伸雄2002 年 33 巻 2 号 p. 19-23
発行日: 2002/04/30
公開日: 2010/09/09
ジャーナル フリー3ヵ月前から徐々に進行した四肢不全麻痺で上診した12歳齢, 雄のシーズー犬に対しMRI検査を行い, 中脳蓋槽部に嚢胞を確認した。嚢胞内容物のMRI信号強度は脳脊髄液と同じであることから, クモ膜嚢胞と暫定診断し, 頭頂部より造窓術を行い嚢胞内と大脳周囲クモ膜下腔を交通させたところ, 臨床症状に改善がみられた。術後1ヵ月目のMRI検査では, この嚢胞の縮小が確認された。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (6463K) -
原 康, 長谷川 大輔, 藤田 道郎, 織間 博光, 中村 紳一朗, 高橋 公正, 野矢 雅彦, 多川 政弘2002 年 33 巻 2 号 p. 25-31
発行日: 2002/04/30
公開日: 2010/09/09
ジャーナル フリー頻回の発作を主訴とした日本猫に対して頭部MRI検査を行ったところ, 左大脳半球の後頭葉領域に腫瘤状の占拠性病変が検出された, 全身麻酔下で腫瘤を外科的に切除した。腫瘤は病理組織学的に髄膜腫と診断された。本症例は術後18ヵ月間, 抗てんかん薬を投与していないが, 発作は再発していない。本症例の一連の臨床経過からは, 頭蓋腔内髄膜腫の外科的切除により症例のQOLは顕著に改善されたものと推測された。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (9635K)
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