リハビリテーション医学
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40 巻, 12 号
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  • 関 和則
    2003 年 40 巻 12 号 p. 807-811
    発行日: 2003/12/18
    公開日: 2009/10/28
    ジャーナル フリー
  • 渡部 一郎
    2003 年 40 巻 12 号 p. 812-815
    発行日: 2003/12/18
    公開日: 2009/10/28
    ジャーナル フリー
  • 薬物療法に代わる治療手段として
    原田 孝, 鶴岡 広, 遠藤 剛, 大国 生幸, 地原 千鶴, 牛込 伸行, 岡本 有美子
    2003 年 40 巻 12 号 p. 816-819
    発行日: 2003/12/18
    公開日: 2009/10/28
    ジャーナル フリー
  • 川村 次郎, 林 義孝
    2003 年 40 巻 12 号 p. 820-823
    発行日: 2003/12/18
    公開日: 2009/10/28
    ジャーナル フリー
  • 超急性期のパラメータによる予測の可否について
    八幡 徹太郎, 立野 勝彦, 染矢 富士子, 高橋 友哉
    2003 年 40 巻 12 号 p. 824-832
    発行日: 2003/12/18
    公開日: 2009/10/28
    ジャーナル フリー
    当院にて急性期治療をうけたクモ膜下出血患者141例を対象に,発症3ヵ月目のADLをBarthel Indexで評価し,自立群(85点以上)と介助群(80点以下)に分類した.今回,その予測が超急性期に可能かどうかの検討を目的とし,超急性期に判明しているパラメータとして重症度・年齢・性別・発症部位の4つを挙げ,予測因子としての意義を分析した.その結果,WFNS分類に基づく自立群の割合はI:88%(30/34例),II:80%(36/45例),III:75%(12/16例),IV:48%(12/25例),V:29%(6/21例)であり,重症度間の割合の差は有意であった(p<0.0001).H&K分類でも類似する結果であった.超急性期の重症度には,今回の目的を満たす予測因子として意義があると考えられた.一方,年齢・性別・発症部位については,今回の目的を満たさないパラメータと考えられた.
  • 朝貝 芳美, 渡辺 泰央
    2003 年 40 巻 12 号 p. 833-838
    発行日: 2003/12/18
    公開日: 2009/10/28
    ジャーナル フリー
    脳性麻痺GMFCS (Gross Motor Function Classification System)レベルIII14例,IV19例,初回評価年齢は平均4歳6ヵ月に対して,平均2ヵ月間の入院集中訓練を繰り返し実施し,入院時と退院時にGMFM (Gross Motor Function Measure)を用いて評価した.GMFCSレベルIII(初回評価GMFM平均52.6)では集中訓練期間平均2.1ヵ月でGMFMは平均3.7%,退院後外来通院期間平均8.6ヵ月で平均-0.9%の変化であった.レベルIV(初回評価GMFM平均28.8)でも平均1.9ヵ月で平均2.1%,退院後外来通院期間平均11.3ヵ月で平均1.0%の変化であり,繰り返し集中訓練を実施することにより階段状に機能の向上がみられた.粗大運動に対する集中訓練効果は特に6歳頃までが著明で,十分な訓練治療を受けてきた例であれば,7歳以後は間欠的な入院集中訓練治療により粗大運動機能の低下を防止することが重要となる.
  • 介助量を基準にした評価法による
    清水 和彦, 白鷹 増男, 菅沼 一男, 宮原 英夫
    2003 年 40 巻 12 号 p. 839-847
    発行日: 2003/12/18
    公開日: 2009/10/28
    ジャーナル フリー
    脳卒中片麻痺患者179名を対象に,日常の臨床で使われる93項目の歩行移動動作を調べ,どの程度の介助を加えればこれらを実行できるかを7段階で評価すると共に,各症例の障害度(総合評価)を「常に介助が必要:得点1」から「健康人と同等に行える:得点6」までの6段階で評価した.次いで症例ごとに全テスト項目の評価点の総和を求め,同時にテスト項目ごとに全症例の評価点の平均を求め,総和の大きさの順に上から下へ症例を,一方で平均点の大きさの順に左から右にテスト項目を配列しクロス表を作成した.この表を用いて理学療法士による総合評価と総和との関係,テスト項目の相互の関係を調べ,テスト得点の総和は評価担当者が症例に付けた歩行能力障害に対する総合評価と高い相関を示し,歩行移動動作障害の定量的な指標として利用できることを示した.しかし高度障害群,中等度障害群および軽度障害群の3群に分けてテスト項目の順位を分析すると,全症例のデータを使った難易度の順位とは必ずしも一致しなかった.今後,今回の検討で明らかになった事実を使って,難易度を順序づけるのに有効な少数個のテストを選び,効率よく患者の障害度を評価するテストバッテリーを構築したいと考えている.
  • 家族の心理・精神・健康面の変化について
    渡辺 百合子, 荒木 志保, 栗原 正紀
    2003 年 40 巻 12 号 p. 848-857
    発行日: 2003/12/18
    公開日: 2009/10/28
    ジャーナル フリー
    脳卒中患者や家族への適切な情報提供やアドバイスはリハビリテーションにおいてかかせないサービスのひとつである.入院中の患者家族はストレス,不安の状態にあり,脳卒中に関する詳細な説明,退院後利用できるサービスなど様々な情報を必要としている.これら必要と思われる情報をパンフレットとしてまとめ,家族の精神・健康面にどのような影響,効果を及ぼすかパンフレット提供前(脳卒中発症約2週後),提供後(発症約1ヵ月後,約3ヵ月後)と家族のストレス,不安,うつ,健康関連QOLの変化について前向き介入調査を行った.患者のADLは時間の経過とともに改善したにもかかわらず,家族はストレス,不安,うつの危険状態のままであった.パンフレットに関する家族の満足度は高かったが,家族の精神・健康面には反映されなかった.
  • Saxon testの信頼性
    関 聰介, 園田 茂, 鈴木 美保, 藤井 航, 才藤 栄一, 椿原 彰夫
    2003 年 40 巻 12 号 p. 858-862
    発行日: 2003/12/18
    公開日: 2009/10/28
    ジャーナル フリー
    脳卒中患者の口腔内環境は劣悪なことが多い.唾液は口腔内環境に関与する因子だが,その定量は脳卒中患者でほとんど行われていない.そこでガーゼを噛むことで唾液量が測定可能なSaxon testに関し,脳卒中患者29名で再現性,年齢・片麻痺の重症度・嚥下障害の有無との関連を検討した.検査は同日に2回(2回目は15分後),後日(5日以内)に1回施行した.両者ともIntraclass correlationは0.94,0.81と高値であり,脳卒中患者においても信頼性は高かった.脳卒中患者の唾液分泌傾向は平均3.6gと,文献上における日本の健常者平均5gより少なく,シェーグレン症候群患者の1.4gより多かった.唾液分泌量低下が脳卒中患者の口腔状態を劣化させている可能性があり,その対策を検討する必要性が示唆された.その際,Saxon testは唾液分泌量の評価方法として利用可能であると考えられた.
  • 永井 隆士, 阪本 桂造, 宮岡 英世
    2003 年 40 巻 12 号 p. 863-868
    発行日: 2003/12/18
    公開日: 2009/10/28
    ジャーナル フリー
    While many reports mention the excellent efficacy of calcitonin preparations in patients with osteoporosis associated with pain, nowhere in the literature have thermographical changes before and after initiation of the injection been reported as far as we could ascertain. In the present study, we report a case in which the use of a calcitonin preparation led to remarkable improvement of activities of daily living (ADL) in a patient with steroid-induced osteoporosis. The patient was a 26-year-old woman with a chief complaint of low back pain. She had been taking oral steroids since 1992 for treatment of severe bronchial asthma. She was examined at our department for the first time on January 25, 1999, due to an intensification of her low-back pain. A simple X-ray examination at the initial examination revealed wedge-shaped changes in the third and fifth lumbar vertebrae. A weekly intramuscular injection of an elcatonin (Elcatonin®) preparation was started. After three weeks, she improved greatly in ADL. Her skin temperature before and after initiation of the injections was examined using thermography. The examination showed a distinct increase in her skin temperature after the injection onset suggesting that an improvement of blood flow influenced her improved ADL scores.
  • 2003 年 40 巻 12 号 p. 869-871
    発行日: 2003/12/18
    公開日: 2009/10/28
    ジャーナル フリー
  • 2003 年 40 巻 12 号 p. 872-880
    発行日: 2003/12/18
    公開日: 2009/10/28
    ジャーナル フリー
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