リハビリテーション医学
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23 巻, 4 号
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  • 岩倉 博光
    1986 年 23 巻 4 号 p. 167
    発行日: 1986/07/18
    公開日: 2009/10/28
    ジャーナル フリー
  • 1986 年 23 巻 4 号 p. 169-212
    発行日: 1986/07/18
    公開日: 2009/10/28
    ジャーナル フリー
  • 長期生存患者に対するアンケート調査から
    赤居 正美, 立石 昭夫, 仲田 実生, 竹山 信成, 岩倉 博光, 檜垣 昇三
    1986 年 23 巻 4 号 p. 213-218
    発行日: 1986/07/18
    公開日: 2009/10/28
    ジャーナル フリー
    腫瘍による下肢切断は,他原因によるものとは異なり,各種併用療法による訓練の遅延,中断などの不利な条件があり,リハビリテーション上問題となると考えられる.そこで骨軟部原発性腫瘍のため,大腿切断,股関節離断,骨盤半側離断を行って,術後5年より29年,平均13.8年を経過した39症例をアンケート調査し,その日常生活の実態を調べた.これら長期生存者では,高位離断群が大腿切断群に比べ義足の使用が少ない点を除くと,生活上の困難も意外と少なく,リハビリテーションの遅延や中断が最終的な社会復帰への障害にはなっていなかった.生命の予後の点を克服すれば,他原因の切断に比べ遜色はないと考えられた.
  • 東京都老人医療センターで言語訓練を受けた303例について
    福迫 陽子, 物井 寿子, 鈴木 勉, 遠藤 教子
    1986 年 23 巻 4 号 p. 219-227
    発行日: 1986/07/18
    公開日: 2009/10/28
    ジャーナル フリー
    失語症患者の社会的予後を明らかにすることを目的に,昭和47~56年までの10年間に東京都老人医療センター(当時,養育院附属病院)言語聴覚科において2ヵ月以上言語訓練を実施して2回以上失語症鑑別診断検査(老研版)を実施した失語症患者303例(平均年齢59.9歳)を検討し,以下の知見を得た.
    1) 失語症発症時職業に従事していたものの職業復帰率は28.1%(原職15.7%,配置転換・転職12.4%)であった.
    2) 失語症患者全体としては,自宅や老人ホームに戻るものが71.8%と最も多かった.
    3) 職業復帰率は,種々の要因により異なった.すなわち,年齢は若いほど,重症度は訓練開始時,終了時とも軽症なほど,訓練開始時期は早いほど,良好であった.失語症のタイプでは,非流暢な構音を伴う失語(ブローカ失語-軽),伝導失語,ついで単純失語(健忘失語)において良好であった.また,原職復帰者のプラトー到達期間はより短かった.
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