概要. 平面上で両座標値が整数の点を格子点といい,格子点だけを頂点とする多角形を格子多角形という.格子多角形Pの内部格子点数をI,境界格子点数をBとすると,「格子多角形の面積M2(P)はI+B/2−1と等しい.」というピックの定理が知られている.本論文ではピックの定理の3次元適用に向け,“軸平行”の条件を追加する.軸平行3次元多面体の体積が“立体角比”により計算可能なことを示す.
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら