写真測量とリモートセンシング
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15 巻, 1 号
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  • 萩原 靖之, 味生 威, 出水田 勉, 吉田 隆光
    1976 年 15 巻 1 号 p. 1-11
    発行日: 1977/03/25
    公開日: 2010/03/19
    ジャーナル フリー
    社会の複雑化は, 国民の価値感を多様化させ, 建設事業計画の立案は地形図のみでは用を足さなくなってきた。航空写真は, 地形情報の他に環境情報をも提供し得る点において不可欠のものとなっている。
    本研究では, 土木計画のプロセスを
    (1) 地形情報の処理とその精度向上
    (2) 環境情報の処理とその精度向上
    と考え, 先づ第一ステップとして, 地形に対する技術的問題のシステム化を意図した。システム化の隘路は, 地形情報の入手作業に多大な労力を要すること。また地形図は, 計画設計に必須であるが, 以後の数値処理には適していないこと等である。本研究では, 解析空三処理後, 地形図作成の段階で, 等高線沿いに地形データを自動的に抽出してDTMを作成する方法を開発し, 現況地形の分析, 把握および以後の計画設計積算と航空測量とを一元化することであった。
    そして, 本システムの開発の結果, 以下の諸項を確認できた。
    1.オリジナルDMTの自動作成が容易である。
    2.オリジナルDMTより設計用格子DMTへの変換が容易である。
    3.設計用格子DTMの精度は地形図の精度と同程度に出来, 計画設計用としてはしては十分である。
    4.DTMファイルの中には等高線データのみならず主要点, 道路, 河川, 土地利用状況, その他重要な情報をも含むことができる。
    5.更に環境情報等を加へたファイルを作成すれば最適計画への可能性が期待できる。
  • 村井 俊治, 前田 紘
    1976 年 15 巻 1 号 p. 12-19
    発行日: 1977/03/25
    公開日: 2010/03/19
    ジャーナル フリー
    地球資源衛生 (LANDSAT) のMSS画像から, 海面の水環境を見るには, 一般に, 4バンド (0.5~0.6μm) と5バンド (0.6~0.7μm) を用いればよいとされている。しかし, LANDSATのディジタルデータを詳細に検討して行くと, 6バンド (0.7~0.8μm) も水量環境に大きな影響を与えているごとがわかった。また, 海岸や河口近くにおいては7バンド (0.8~1.1μm) の影響もやや見られる。
    これらの事から, 本研究では, 主成分分析の手法を用いて, 4つのバンドの線形結合により, 水環境を評価する指標を得ることを目的として, いくつかの数値的な実験を試みた。主成分分析の結果, 水環境を評価するには, 第1主成分と第2主成分を用いれば, それぞれのバンドを単独に用いるよりも, より詳細な情報が得られることがわかった。
  • 淵本 正隆
    1976 年 15 巻 1 号 p. 20-21
    発行日: 1977/03/25
    公開日: 2010/03/19
    ジャーナル フリー
  • 武田 通治
    1976 年 15 巻 1 号 p. 27-43
    発行日: 1977/03/25
    公開日: 2010/03/19
    ジャーナル フリー
  • 中村 英夫
    1976 年 15 巻 1 号 p. 44
    発行日: 1977/03/25
    公開日: 2010/03/19
    ジャーナル フリー
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