写真測量とリモートセンシング
Online ISSN : 1883-9061
Print ISSN : 0285-5844
ISSN-L : 0285-5844
20 巻, 4 号
選択された号の論文の6件中1~6を表示しています
  • 式 正英
    1981 年 20 巻 4 号 p. 1
    発行日: 1981/10/27
    公開日: 2010/03/19
    ジャーナル フリー
  • ―旧河道は弱かった―
    1981 年 20 巻 4 号 p. 2-3
    発行日: 1981/10/27
    公開日: 2010/03/19
    ジャーナル フリー
  • 森 忠次, 服部 進, 今井 啓介, 小川 一郎
    1981 年 20 巻 4 号 p. 4-13
    発行日: 1981/10/27
    公開日: 2010/03/19
    ジャーナル フリー
    走査型微少濃度計と汎用電子計算機を使用して, 実体空中写真から数値地形モデルおよび等高線を自動的に製作する1つの方法について一連の実験を行った。この方法は基本的にはKreilingの研究とKonecnyの提案に基づいているが実験によっていくつかの新しい成果を得た。
    この論文は空中写真の画像分解から自動相互標定までを実験に則して説明した。まず空中写真をドラム走査型微少濃度計で画像分解し, 画像の行, 列を軸とする座標系を4隅の指標を使って較正する。つぎに左画像に与えた標定点を, 画像の相関を使って右画像の中で探索し, 解析的に標定要素を求めた。これに続く処理は左右画像を偏位修正してファイル処理を効率的に行えるようにした後, 地上座標系の格子点標高を順次求めていく手続きをとっているがこれについては別に報告する。
    前半の実験から得た注目すべき結果としては,
    1) 現在のドラム走査型微少濃度計の機構ではフィルムの変形による画像の不規則歪みがかなり大きく, 写真測量の観点からは許容度を越える。
    2) 標定の自動化については, コントラストの高い点を標定点として左画像に与えればその対応点を機械的に捜し出すことができ, 相互標定の結果も目測でグレイマップを使って行った位置同定より高い精度が得られた。
    3) しかし任意に標定点を与えた場合には, 山地にある対応点を捜し出すことはできなかった。
  • ―Kubelka-Munkモデルを利用した海水の反射特性の推定―
    菅原 由紀夫
    1981 年 20 巻 4 号 p. 14-22
    発行日: 1981/10/27
    公開日: 2010/03/19
    ジャーナル フリー
    水質の変化に伴う分光反射特性の変化を把握するために, Kubelka-Munkの二定数モデルを導入した拡散体の散乱・吸収係数を推定する簡単な解析方法を考案した。同方法により, 海面上から計る分光反射特性と室内で計る分光透過特性から光学定数を得ることができる。得た散乱・吸収係数値と水質の関係を統計計算により求め, この関係を利用することで水質から分光反射特性を推定することが可能となった。研究対象とした水質項目は, 植物色素と水の濁りである。
  • 菅 雄三
    1981 年 20 巻 4 号 p. 23-29
    発行日: 1981/10/27
    公開日: 2010/03/19
    ジャーナル フリー
    近年, 航空機MSS熱赤外 (10.5-12.5μm) データから抽出される熱情報は, 都市熱環境調査に有効に利用されつつある。
    本研究は, 航空機MSS熱赤外データと土地利用現況データとの相関分析により広島市域における都市熱環境の実態を明らかにすることを試みたものである。
    1980年9月15日, 広島市都心部を中心に東西の飛行コースで撮影されたMSS熱赤外データから表面放射温度分布図を作成した。さらに, MSS熱赤外データにメッシュ分割を施し, 各メッシュ (750m×750m) での平均表面放射温度を算出した。
    一方, 土地利用分類項目を説明変数とした重回帰分析を利用して, 当該メッシュにおける平均表面放射温度の推定を試みた。この結果, 重回帰モデルにおける標準偏回帰係数は有意であることが認められ, またMSS熱赤外データから推定された平均表面放射温度との間にも高い相関性があることが明らかになった。
  • 1981 年 20 巻 4 号 p. 30-40
    発行日: 1981/10/27
    公開日: 2010/03/19
    ジャーナル フリー
feedback
Top