写真測量とリモートセンシング
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21 巻, 2 号
選択された号の論文の8件中1~8を表示しています
  • 上野 季夫
    1982 年 21 巻 2 号 p. 1
    発行日: 1982/06/30
    公開日: 2010/03/19
    ジャーナル フリー
  • 1982 年 21 巻 2 号 p. 2-3
    発行日: 1982/06/30
    公開日: 2010/03/19
    ジャーナル フリー
  • 森 忠次, 服部 進, 内田 修, 田辺 広志
    1982 年 21 巻 2 号 p. 4-14
    発行日: 1982/06/30
    公開日: 2010/03/19
    ジャーナル フリー
    この論文では, ドラム走査型微少濃度計と汎用計算機を使ったオフライン処理で, 実体空中写真から標高ファイルを自動的に作成し, 等高線を描画する1つの方法を述べた。画像相関による対応点探索がその眼目であり, 説明は実験に則して記述した。実験の概要と得られた結果を順に示すと,
    (1) 対応点の探索を1次元的に行なえるようにするため, 実体空中写真のディジタル画像を偏位修正し, 縦視差のない画像を作成した。画素の内挿にはバイリニア法を用いた。
    (2) 地上座標系に設定した格子の格子点標高を順次求めて標高ファイルを作製し, これから等高線を描画した。格子点標高を求めるには, 標高の近似値を予測して与え, これに対応する写真点対を求める。そして左写真点を固定して, の点に対する右写真上の対応点を探索する。求まった写真点対に対する地上点は, 正しい格子点ではないが充分の精度で近似できる。画像上の対応点探索には, 有限パッチの相互相関係数を用いたが, 実際にはこれにいくつかの試行錯誤的な改良が必要であった。重要な点としては,
    (a) 地形の起伏が画像に投影歪を起こして相関を弱めるが, パッチ中央部の濃度値パターンを強調するよう重みをつけることで改善した。
    (b) 適切な探索窓を規定するためには, 近似標高の予測法が問題になったが, すでに測定されている近傍の2点の標高の平均値を使ったときほぼ正しい探索ができた。
  • 字都宮 陽二朗
    1982 年 21 巻 2 号 p. 15-25
    発行日: 1982/06/30
    公開日: 2010/03/19
    ジャーナル フリー
    熱赤外データによる土壌水分の推定に関する報告では入力パラメータとして, 地表温度の最大値, 最小値日最大土壌温度と気温の差, 地表温度の日較差およびThermal Inertiaなどのパラメータが提案されていた。
    本稿では地表温度と土壌水分の関係を地表エネルギー収支と土壌物理の観点から明確にした後, 標準化した地表温度変化率という新しいパラメータと多変量解析の手法にもとづく土壌分推定モデルに関する検討結果を報告する。
    第2, 3表に示された結果から, 他のサンプル又は水田土壌のサンプルに比較すると関東ロームの特に夏に収集されたサンプルでは高い相関が認められる。さらに、同一土壌では地下10cmの土壌水分より5cmのそれに対する相関の高いことが示されている。
    地表温度又はその変化率と土壌水分 (深度5cm, 10cmのいずれの場合でも) との回帰分析によると, 他の季節では回帰係数の変動が認められるが, 夏季の関東ロームのサンプルから推定精度のよいモデルが開発された。
    従って, たとえば適切な場所と観測時期などのようなある制約の下においては, 将来, 地表温度上昇率から土壌水分の定量的推定が可能と考えられる。
  • 村井 俊治, 鈴木 真
    1982 年 21 巻 2 号 p. 26-31
    発行日: 1982/06/30
    公開日: 2010/03/19
    ジャーナル フリー
    Bundle adjustment has been evaluated as the best methodology in aerial triagulation from the theoretical point of view. Research works on bundle adjustment have been done mainly in Europe and America, though research and development on bundle adjustment has not been done but strongly requested in Japan.
    Fortunately Murai Laboratory, Institute of Industrial Science, University of Tokyo has succeeded in developing a computer program on bundle adjustment in cooperation with Teikoku Survey Co., Ltd. In this paper the results obtained from the experiments will be presented.
    The experiments involve the comparisons of accuracy between conventional polynomials method and bundle adjustment for 23 photographs of three courses.
    Comparative study was done between the three cases with respect to number of control points and between without self calibration and with self calibration.
    From the results of the study, it was made clear that bundle adjustment always gave the better accuracy even in the case of less number of control points as compared with conventional polynomials.
  • 村井 俊治, 奥田 勉, 小泉 俊雄, 榎本 歳勝
    1982 年 21 巻 2 号 p. 32-41
    発行日: 1982/06/30
    公開日: 2010/03/19
    ジャーナル フリー
    利用者自身が簡便にかっ安価に数百メートルの上空から空中写真を撮影し, 環境調査や測量に利用したい。航空機による委託撮影は高価であると同時に, 好きな時刻あるいは頻度での撮影が困難である。一方, 無人の飛行機, たとえば無線操縦の小型飛行機やヘリコプターなどは操縦に相当の熟練が必要である上, 撮影範囲あるいは撮影方向の確認に難がある。
    本研究は, 糸をつけた飛行船型気球 (カイト気球) にジャイロ制御の小型軽量カメラを搭載して, 約800メートルの高度までの立体空中写真を簡便に撮影するシステムを開発し, さらに対象物の3次元測定およびリモートセンシングを行う手法を開発する目的で行われた。
    千葉県富津で行われた実験の結果によれば, 相当の風速のもとでも (砂塵が舞わない程度) 800メートル上空からの鉛直および±15°の鉛直角の空中写真撮影が可能であることがわかった。
    室内で解析的にキャリブレーションされた非測定用カメラを搭載したので, 解析的な写真測量にも応用可能である。実験によれば, 約800メートルの上空から画面距離28ミリのカメラを用いて, 平面位置±8cm, 高さ±30cm (±0.33‰×高度) の精度が得られた。
    気球に用いられるヘリウムガスは, 7.0m3必要であるが, 丁度ボンベ1本分であり価格は18, 900円であった。必要な機材の価格は, 気球37万円, 糸46, 000円, カメラおよびジャイロ178, 000円, 無線操縦装置35, 000円, 合計629, 000円である。運搬車は, 約1.37m長のボンベを運べるバン車が必要である。最小必要人数は3人である。
  • 村井 俊治
    1982 年 21 巻 2 号 p. 42-47
    発行日: 1982/06/30
    公開日: 2010/03/19
    ジャーナル フリー
  • 平井 雄
    1982 年 21 巻 2 号 p. 48-60
    発行日: 1982/06/30
    公開日: 2010/03/19
    ジャーナル フリー
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