3% N-アセチルシステインの点眼薬であるパピテイン
®の犬角膜障害(創傷性角膜炎および角膜潰瘍)への使用時における安全性および有効性を確認することを目的として使用成績調査を実施した。副作用発現状況の評価対象として384例,うち有効性評価対象として354例を収集し得た。その結果,384例のうち2例に副作用が認められ(発現率0.52%),その内容は羞明感およびデスメ膜瘤各1件であった。また,有効性評価対象354例における有効率は86.7%であった。以上の結果からパピテイン
®は副作用発現率も低く,有用な薬剤であることが確認された。
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