木材保存

シロアリの加害習性

山野勝次

1989 年 15 巻 1 号 p. 2-9
発行日: 1989/01/25
公開日: 2009/05/22

DOIhttps://doi.org/10.5990/jwpa.15.2

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パーティクルボードの耐朽性 (第2報)

耐朽性に及ぼすボード物性の影響および防腐処理法の検討

福田清春, 冨永洋司, 原口隆英

1989 年 15 巻 1 号 p. 10-17
発行日: 1989/01/25
公開日: 2009/05/22

DOIhttps://doi.org/10.5990/jwpa.15.10

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パーティクルボードの物性が耐朽性に及ぼす影響と,防腐処理法の検討を行った。ボードの比重や樹脂率を高めると,白腐れ菌Pycnoporus coccineusに対して耐朽性が向上した。しかし,褐色腐れ菌Serpula lacrymansでは逆の関係が認められた。また,原料樹種や削片の大きさも耐朽性に影響するが,その関係は菌種によって異なった。防腐処理に関しては,接着剤への防腐薬剤の混入やボード表面への薬剤塗布に,それぞれ効果が期待出来る。一方,溶液状態での薬剤注入はボードの強度を大きく低下させ,実用的でない。また,腐朽菌類だけでなくカビ類に対する対策も怠ってはならない。カビ類はたとえ木材を分解しなくとも,ボードの接着層を劣化させるからである。

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新規木材防腐剤

上田洋, 白石徹治, 園部宝積

1989 年 15 巻 1 号 p. 18-25
発行日: 1989/01/25
公開日: 2009/05/22

DOIhttps://doi.org/10.5990/jwpa.15.18

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防腐・防蟻処理木材の用途の多様化に答えるために, DDAC(ジデシルジメチルアンモニウムクロライド)を主剤とする加圧注入用木材防腐剤の実用化試験を行った。防腐・防蟻性能については,最終的に野外杭試験を行い,実用に耐えることを確認した。また,鉄腐食性,吸湿性強度,接着性,塗装性などの処理材の物理的性能試験においても実用上満足できる結果を得た。
新しい試みとして製剤に干割れ抑制能力を付加しているが,丸太を用いた割れ幅測定試験において良好な結果を得た。

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ロンドン近郊の二菌類研究機関見聞記

CMIとキューガーデン

原口隆英

1989 年 15 巻 1 号 p. 26-34
発行日: 1989/01/25
公開日: 2009/05/22

DOIhttps://doi.org/10.5990/jwpa.15.26

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