工業化学雑誌
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72 巻, 11 号
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  • 氷見 康二, 森 修身
    1969 年 72 巻 11 号 p. 2347-2351
    発行日: 1969/11/05
    公開日: 2011/09/02
    ジャーナル フリー
    一辺270mmの正方形断面を有する試験用模擬煙道内に空気-フライアッシュ系,空気-タルク系含じん気流を流し,その水平直管部分で同一断面における粉じん濃度分布をJISZ8808「煙道排ガス中のバイジン量の測定方法」に規定された方法で測定して実験的に煙道排ガス中のばいじん濃度測定における試料採取点につき検討した。
    この結果粉じん濃度の垂直分布についてははっきりした規則性はえられなかったが,水平分布については煙道管路中心から水平距離yの位置にある点の粉じん濃度cyは,中心におけるそれcc,管路の相当半径γが与えられればcy=cc/(γ-y/γ)nで示されることがわかった。
    そして分布程度をあらわす指数nは,粉じんの慣性に影響し,粉じんの密度ρp,速度up,直径Dp,ガス粘度μとしてこれをψ=ρpupDp2/18μγであらわせば,n=0.19ψ0.37で示される。
    このため粉じんとガスの性状,管路中心濃度がわかれば,JISに規定した他の採取点における粉じん濃度が見積れることがわかった。
  • 井上 英一, 中山 隆雄, 小門 宏
    1969 年 72 巻 11 号 p. 2352-2355
    発行日: 1969/11/05
    公開日: 2011/09/02
    ジャーナル フリー
    1,3,3-トリメチルスピロ[インドリン-2,2'-ベンゾピラン](Iと記す)およびその誘導体は,溶液系,高分子マトリックス中ではホトクロミズムを示すが,酸化亜鉛微粉末に吸着した(I)は逆ホトクロミズムを示した。酸化亜鉛への吸着は比色定量法により測定したところ,室温付近ではフロインドリッヒ型吸着等温線に一致した。この状態で(I)は540mμ近傍になめらかな吸収を有しているが,紫外光および可視光刺激により消色する。紫外光刺激により消色した(I)は熱的に元の発色状態に戻らない。可視光刺激の場合には可逆性がある。このように,紫外光刺激と可視光刺激による消色は異なる機構によるものであることを認めた。光電流は酸化亜鉛単味の試料に比べて,可視光刺激の場合には大きな光電流の増感を示したが,紫外光刺激によっては逆に光電流は減少した。
  • 矢部 明, 杉浦 正昭
    1969 年 72 巻 11 号 p. 2356-2359
    発行日: 1969/11/05
    公開日: 2011/09/02
    ジャーナル フリー
    ポリアクリルアミド(PAA)の希薄水溶液にヨウ化銀ゾルを分散させ,PAAを吸着したヨウ化銀粒子のζ電位からPAAの吸着状態を考察した。
    PAAは分子量の異なる(5.2×104,8.9×104,21.7×104,70.8×104)4種を用いた。また,ヨウ化銀ゾルは硝酸銀と過剰のヨウ化カリウム水溶液とから調製した。ζ電位は25℃でTiselius電気泳動装置を用いた測定により決定し,一方吸着量の測定を遠心分離法で行なった。液相のPAA濃度をKjeldahl法によってPAAを分解しNessler試薬による比色分析から決定した。
    吸着量のデータからはLangmuir式に適合する結果を得て,La Merらの理論により吸着被覆率(θ)についての考察を行ない,,θとζ電位との関係を実験結果として示した。
  • 光島 弘次, 石崎 昭男
    1969 年 72 巻 11 号 p. 2360-2363
    発行日: 1969/11/05
    公開日: 2011/09/02
    ジャーナル フリー
    酸化銅-酸化亜鉛-アルミナ系メタノール合成触媒は,低温において高活性を有するが,アルミナの効果については明らかにされていない。そこでアルミナが触媒の構造および活性におよぼす影響を調べる目的で,銅-亜鉛の比が一定でアルミナ含有量の異なる数種の触媒を作り,活性および比表面積(全表面積,銅表面積),X線回折等の測定によって検討し,つきの結果が得られた。
    (1)アルミナは,触媒表面積を増大し,触媒粒子を細かく分散して,使用による粒子の結晶成長を妨げる。
    (2) 触媒の活性物質とみられる, 触媒表面中の銅表面積の全表面積に対する割合は, 原子比でアルミニウム含有量が約10%の組成で極大値を有し,その点において最も高い活性を有する。
  • 新田 百合子, 今中 利信, 寺西 士一郎
    1969 年 72 巻 11 号 p. 2363-2368
    発行日: 1969/11/05
    公開日: 2011/09/02
    ジャーナル フリー
    第VIII 族金属のホウ化物であるホウ化白金触媒の特性を水素化反応を通して明らかにしようとした。
    ホウ化白金触媒は,常温常圧でオレフィンの水素化にきわめて高い活性を持つが,ケトンやアルデヒドに対する活性は低い。この触媒の水素化活性に対するpHの影響は,ホウ化ニッケルの場合ほど顕著ではない。
    またこの触媒を用いてクロトンアルデヒドの選択的水素化反応に対する金属塩の添加効果を常圧および加圧において調べ,従来の報告と比較した。その結果,第一鉄イオンを白金とおよそ等モル量加え,約10気圧,常温という温和な反応条件で,カルボニル基の水素化のみが選択的におこり,クロチルアルコールが高収率で得られた。白金と鉄との共沈触媒は,カルボニル基の選択水素化に活性を示さなかった。
  • 大段 恭二, 梅村 純郎, 山田 慶照
    1969 年 72 巻 11 号 p. 2368-2372
    発行日: 1969/11/05
    公開日: 2011/09/02
    ジャーナル フリー
    組成を種々変えたMo-Bi系触媒上でのプロピレンのアンモ酸化反応について研究を行なった。
    その結果,ビスマスとモリブデンの原子比が1:1と2:3のものが活性および選択性において優れ,さらにこの系の化合物はX線分析から,Bi2O3・3MoO3・Bi2O3・MoO3,3Bi2O3・MoO3およびBi2O3・2MoO3の組成のものが認められた。また一般に報告されているビスマスとモリブデンの原子比が1:1,4:1のものは上記モリブデン酸ビスマスの混合物であった。
    さらに,この系の触媒の赤外吸収スペクトルの研究は,この酸化反応がモリブデンに二重結合性に結合した酸素原子と関連があることを示唆した。
  • 大段 恭二, 梅村 純郎, 山田 慶照
    1969 年 72 巻 11 号 p. 2373-2376
    発行日: 1969/11/05
    公開日: 2011/09/02
    ジャーナル フリー
    X 線回折, 赤外吸収スペクトル, 示差熱分析, 化学分析および熱天秤分析によってSb-Bi酸化物系化合物の組成をしらべた。その結果,アンチモンとビスマスの酸化物を混合し,焼成したさいに,Bi2O3・Sb2O5=BiSbO4と3Bi2O3・Sb2O5=(BiO)3SbO4の二種のアンチモン酸ビスマスの生成が認められた。
  • 大段 恭二, 梅村 純郎, 山田 慶照
    1969 年 72 巻 11 号 p. 2376-2381
    発行日: 1969/11/05
    公開日: 2011/09/02
    ジャーナル フリー
    プロピレンのアンモ酸化および酸化反応に対して優れた活性および選択性を示すMo-Bi-Sb系触媒の成分を明らかにするため研究を行なった。その結果,触媒中にはモリブデン酸ビスマス(Bi2O3・3MoO3およびBi2O3・MoO3)とアンチモン酸ビスマス(Bi2O3・Sb2O3および3Bi2O3・Sb2O5)が含まれていることが推察された。しかし,Mo-Sb系の化合物,およびモリブデン,ビスマス,アンチモンの酸化物は認められなかった。
    また,Bi2O3・3MoO3で表わされるモリブデン酸ビスマスとBi2O3・Sb2O5で表わされるアンチモン酸ビスマスを組合わせた場合に,すぐれたプロピレンのアンモ酸化,および酸化の活性ならびに選択性を示す触媒が得られることが認められた。
  • 増田 浩, 太田 暢人
    1969 年 72 巻 11 号 p. 2381-2385
    発行日: 1969/11/05
    公開日: 2011/09/02
    ジャーナル フリー
    シクロヘキサノール(I) - シクロヘキサノン(II) 混合物を酢酸溶媒中で酢酸コパルト, 酢酸マンガン触媒存在下60~100℃にて酸素酸化した場合の反応生成物に対する反応因子の影響について考察を行なった。三種の二塩基酸,すなわち,アジピン酸,グルタル酸,コハク酸は主として併発的に生成する。過酸化物が相当多く生じるが,これには2種あり反応初期に多い主としてアジピン酸の中間体と考えられるものとそうでないものとがある。ペルオキシドもその一成分であるが,常に相当量の高沸点物(二塩基酸以外の)が生成する。その生成は反応温度が高いとき,盛となる。II単独系にくらべ,アジピン酸の選択率は高く,高沸点物の生成は少なくない。コバルトーマンガン系触媒におけるコバルト/マンガン比は上記3種の二塩基酸選択率に大きな影響を与えない。
  • 功刀 泰碩, 冨永 博夫, 沢登 陽, 塗師 正彦
    1969 年 72 巻 11 号 p. 2385-2390
    発行日: 1969/11/05
    公開日: 2011/09/02
    ジャーナル フリー
    塩化第二銅-塩化第一銅-塩化カリウム(20:50:30mol)系溶融塩によるメタン,プロパン,エチレン,プロピレンの塩素化反応を研究した。常圧流通式反応管を用いて,溶融塩温度310~400℃,炭化水素分圧0.1~0.4atmabs,窒素希釈で実験した。溶融塩表面からの塩素発生速度は非常におそく,塩素化反応速度を説明するにはまったく足りない。炭化水素の塩素化反応速度はその種類により分圧の0.3~0.8次に依存した。活性化エネルギーはパラフィンの置換塩素化については約60kcal/mol,オレフィンの付加塩素化については約20kcal/molであった。生成物分布は均一相の遊離基的塩素化の場合とはやや様相を異にした。これらの実験事実は反応の律速過程が炭化水素と溶融塩の活性種との直接的反応にあることを示唆する。
  • 植村 栄, 平本 哲郎, 高垣 好宏, 市川 克彦
    1969 年 72 巻 11 号 p. 2390-2392
    発行日: 1969/11/05
    公開日: 2011/09/02
    ジャーナル フリー
    酢酸中での塩化銅(II)によるオレフィンの塩素化反応に対する塩化ナトリウムの添加効果について研究した。その結果,オレフィンに塩酸,酢酸が付加した副生成物が多く生成するが,先に報告した酢酸ナトリウムの添加の場合と同様,塩化ナトリウムもやはり反応促進作用をもつことを明らかにした。これらの反応系における活性種は(CuCl・OAc・NaCl)2であると結論した。
  • 佐野 正勝, 四ツ柳 隆夫, 青村 和夫
    1969 年 72 巻 11 号 p. 2393-2397
    発行日: 1969/11/05
    公開日: 2011/09/02
    ジャーナル フリー
    セミ共沈法で調製した酸化ニッケル- シリカ- アルミナ触媒によるプロピレンの低次重合反応を行ない, 触媒表面の状態と活性との関係について検討した。種々の温度における触媒の活性化処理および添加するニッケルの濃度によって触媒の平均細孔径が調節でき,生成重合油中のC6成分はこの平均細孔径に大きく依存していることが明らかとなった。また,赤外線吸収スペクトルの測定結果より, この触媒の表面ではニッケルイオンが, シリカ- アルミナ中のアルミニウムイオンと一部置換していることが認められた。さらに,触媒に対するプロピレンの吸着速度は,Roginsky-Zeldovich式で整理でき,また,その吸着速度は触媒の酸点には必ずしも依存しなかった。シリカ-アルミナおよび酸化ニッケル-シリカ- アルミナ触媒の吸着反応の活性化エネルギーは, それぞれ1.41kcal/molおよび2.64kcal/molで与えられた。
  • 佐野 正勝, 四ツ柳 隆夫, 青村 和夫
    1969 年 72 巻 11 号 p. 2397-2400
    発行日: 1969/11/05
    公開日: 2011/09/02
    ジャーナル フリー
    セミ共沈法で調製した酸化ニッケル-シリカ-アルミナ触媒にr 線を照射し, プロピレンの低次重合反応を行なった。未照射の場合に比較して,γ線照射により生成物中の気相成分中にはC6成分だけが増加し,一方,(C4+C5)成分には変化がなかった。また,γ線照射により触媒中の酸点には増加が認められないこと, 塩基(n-ブチルアミン) による被毒処理によって, シリカ-アルミナ触媒単独では触媒活性が全然認められないにもかかわらず,酸化ニッケルの添加によって触媒活性が認められることおよび水素還元処理によって活性が低下することなどの実験結果から,この種の触媒が高活性を示す原因は,活性点となる酸点にばかり依存するのではなく,酸点以外に寄与する活性点の存在を予想した。さらに予想された活性点を酸化ニッケル中の正孔と考えて,この種の触媒が高活性を示す原因について検討した。
  • 畑 俊輔, 中本 正平, 松田 治和, 松田 住雄
    1969 年 72 巻 11 号 p. 2401-2404
    発行日: 1969/11/05
    公開日: 2011/09/02
    ジャーナル フリー
    各種エーテル中における1,2-エポキシオクタンとグリニャール試薬との反応について研究した。エーテルよりも塩基性度の強い溶媒としてエチレングリコールジメチルエーテル, テトラヒドロフランを用い, エーテルよりも弱塩基性の溶媒としてn-チルエーテル, アニソールを用いた。グリニャール試薬は臭化メチル, ヨウ化メチル, 塩化エチル, 臭化エチル, ヨウ化エチルおよび臭化イソプロピルから調製して用いた。エポキシドとグリニャール試薬との反応により, 2-アルキル-1-オクタノール(異常開環生成物) ,1-アルキル-2-オクタノール( 正常開環生成物) ,1-アルキル-1-オクタノール,2-アルキル-2-オクタノール(転移生成物) および正常開環, 異常開環のハロオクタノール類が得られた。エポキシドと臭化メチルまたは塩化エチルマグネシウムとの反応では,主として正常開環生成物が得られた。一方,ヨウ化メチルまたはヨウ化エチルマグネシウムとの反応では転移生成物が多く得られた。一搬に,異常開環は弱塩基性の溶媒中で起りやすく,攻撃するアルキル基の立体障害は小さいが,ハロゲンの立体障害は大きい。
    エポキシ環の開環方向に影響する要因および開環の機構について検討した。
  • 坪井 彦忠, 藤井 修冶
    1969 年 72 巻 11 号 p. 2405-2412
    発行日: 1969/11/05
    公開日: 2011/09/02
    ジャーナル フリー
    フタル酸銅のトルエン中での熱分解反応について,溶媒(トルエン)との反応生成物に注目して検討を行ない,よく知られている安息香酸銅の反応と比較した。
    反応にはフタル酸銅を直接用いる方法と,酸化第二銅と無水フタル酸を用いる方法の2種類を試みた。いずれの反応においても生成物としては目的とする溶媒との反応により生成する安息香酸トリル,銅塩単独の熱分解により生成する安息香酸フェニルおよび比較的多量の安息香酸が得られた。安息香酸トリルの最高収率を比較すると,前者の反応では8.0mol%(280℃,3hr,トルエン/フタル酸銅=24,モル比)であり,後者では18.3mol%(270℃,7hr,トルエン/無水フタル酸=20,モル比)であった。さらに,安息香酸フェニルの生成は,後者における方が前者の反応より著しく少なかった。エステル生成比(安息香酸トリル/安息香酸フェニル,モル比)は,いずれの反応においても,低温,短時間で溶媒量の多いほど高い値を示し,これらの条件で溶媒との反応が起り易いことが明らかになった。また,両反応を比較すると,後者の反応が前者より高い生成比を示し,安息香酸トリルの収率も高かった。
    これらの結果を安息香酸銅の反応と比較すると,フタル酸銅の反応は非常に高いエステル生成比を示しており,溶媒との反応に著しく高い選択性をもっている点が大さな特徴であることが明らかになった。
  • 坪井 彦忠, 藤井 修冶
    1969 年 72 巻 11 号 p. 2413-2416
    発行日: 1969/11/05
    公開日: 2011/09/02
    ジャーナル フリー
    三フッ化ホウ素の存在下で酢酸とべンゼンを反応させると安息香酸が得られることが見い出された。最適条件(140℃,3hr)での安息香酸の収率(酢酸基準)は19.9mol%に達し,これは炭酸ガスによるベンゼンの直接カルボキシル化反応により得られる安息香酸の収率よりも明らかに優れている。
    安息香酸の生成経路について検討を行った結果,本反応では第一段階として酢酸によるベンゼンのフリーデルクラフツ型アセチル化反応が起こってアセトフェノンを生成し,これから二次的に安息香酸が生成されることが明らかになった。このようにして生成した安息香酸の一部は再びベンゼンをベンゾイル化してベンゾフェノンを生成する。
    本反応はベンゼン以外の他の芳香族化合物に適用できることはもとより,酢酸のかわりに他の脂肪族カルボン酸も使用できることが認められた。
  • 山崎 康男, 中西 晃, 鈴木 剛彦, 田部井 久男
    1969 年 72 巻 11 号 p. 2417-2424
    発行日: 1969/11/05
    公開日: 2011/09/02
    ジャーナル フリー
    3-または4-置換ナフタル酸無水物(1)とo-フェニレンジアミンを縮合させて得られる7H-ベンズイミダゾ[2,1a]ベンズ(de)イソキノリン-7-オン(4)類の構造および異性体組成比について検討した。
    4-ニトロ-(1)とo-フェニレンジアミンの縮合により得られる二つのニトロ-(4)異性体の構造についてはすでに知られている。この結果から,4-ブロム-(1)および4-アセチルアミノ-(1)とo-フェニレンジアミンの縮合生成物の構造を決定した。3-ニトロ-(1)とo-フェニレンジアミンの縮合により得られるニトロ-(4)の構造は,3-ニトロ-8-プロム-1-ナフトエ酸を原料として,2-ニトロ-(4)の別途合成法によって決定し,5-ニトロ-(4)をブロム体に誘導して,3-プロム-(1)とo-フェニレンジアミンの縮合生成物の構造を決定した。
    置換-(1)とo-フェニレンジアミンの縮合生成物の異性体組成比は,いずれの場合もほぼ1:1で,異性体組成比と対応する置換ナフトェ酸の解離定数比の間には相関関係は認められなかった。
    初期反応生成物の赤外吸収スペクトルから,中間生成物として置換-N-(o-アミノフェニル)ナフタルイミド(3)の生成することがわかった。また,(3)の脱水閉環反応により得られる置換-(4)の異性体組成比は,置換-(1)とo-フェニレンジアミンの縮合・により得られる置換-(4)の異性体組成比にほぼ等しかった。
  • 菅原 駿吾, 石川 延男
    1969 年 72 巻 11 号 p. 2425-2429
    発行日: 1969/11/05
    公開日: 2011/09/02
    ジャーナル フリー
    有用な耐熱性高分子用モノマーを探索する目的で,いくつかの含フッ素1,3-および1,4-フェニレンジアミン類を合成し,それらのアシル化合物の熱的性質をしらべた。
    2,6-ジフルオルアセトアニリドを混酸でニトロ化すると3-ニトロ体のみが単一生成物として得られ,これを加水分解し,ついで還元して2,4-ジフルオル-1,3-フェニレンジアミンを得た。
    2,5-ジフルオル-1,3-フェニレンジアミンは,1,3-ジクロルテトラブルオルベンゼンとヒドラジンヒドラートから得られる4,6-ジクロル-2,5-ジフルオルフェニレンジヒドラジンの還元脱塩素化によって合成した。
    4-および5-フルオル-,2,4-,2,5-および4,6-ジフルオル-1,3-フェニレンジアミン,2-フルオル-および2,5-ジフルオル-1,4-フェニレンジアミンのジアセチル化物およびジベンゾイル化物を合成し,これらの示差熱分析をおこなった。その結果5-フルオル-1,3-フェニレンジアミンが熱安定性ポリアミドの成分として適当であると推定された。
  • 田中 武英, 横山 哲夫, 山口 幸男, 長沼 清浩
    1969 年 72 巻 11 号 p. 2430-2436
    発行日: 1969/11/05
    公開日: 2011/09/02
    ジャーナル フリー
    N-フェニルウレタンの水素結合におよぼす各種溶媒の効果を赤外吸収スペクトル法によって検討した。ウレタン基の遊離NHの伸縮振動の吸収およびウレタン基同志の結合NHの伸縮振動の吸収は溶媒の種類によらず,それぞれ3440~3455cm-1,3330~3355cm-1にみられた。溶媒との結合NHの伸縮振動の吸収は溶媒の種類により大きな影響を受け,脂肪族・脂環族エーテルは最も低波数の3290~3310cm-1,ケトンは3315~3320cm-1,エステルは3350~3355cm-1,芳香族エーテルは3345~3355cm-1,ベンゼン環(π-水素結合)は3400~3420cm-1,塩素化炭化水素は最も高波数の3420~3435cm-1に現われた。NHに対する溶媒のブロトン受容力は,脂肪族・脂環族エーテルが強く,以下ケトン,エステル・ウレタン・芳香族エーテル,ベンゼン環,塩素化炭化水素の順であった。ウレタン基のC=O伸縮振動の吸収もNHの場合と同様に溶媒の種類に影響を受けたが,その程度は小さかった。その他ウレタンの濃度変化による影響に対しても考察を加えた。
  • 神山 由, 後藤 小一郎, 小林 達吉
    1969 年 72 巻 11 号 p. 2436-2439
    発行日: 1969/11/05
    公開日: 2011/09/02
    ジャーナル フリー
    広葉樹溶解パルプより分離したヘミセルロースを熱希硫酸で加水分解し(硫酸濃度1~15%,温度70~115℃),動力学的立場から検討した。その結果,本試料には易加水分解部分(A部)と難加水分解部分(B部)が存在し,B部に対するA部の割合は温度,酸濃度が高くなるにつれ増大することを認めた。反応速度を従来の取扱いと異なりA部とB部の併発反応と仮定し,A部,B部の加水分解速度定数kA,kB(min-1)およびキシロースの分解速度定数k2(min-1)を温度T(°K),硫酸濃度c(%)の関数であらわしてつきの実験式を得た
    kA=8.36×1018c1.4exp(-35300/RT)
    kB=1.29×1014c1.7exp(-29800/RT)
    k2=1.72×1018c1.2exp(-30300/RT)
    以上より,B部が10%以上存在する条件下では,キシロースの最高収率は温度にあまり影響されず,酸濃度に大きく影響されること,および硫酸濃度1%程度では,木材鋸屑(ブナ)の場合と本試料の場合の加水分解速度の間にはほとんど差がないことを認めた。
  • 西岡 明徳, 古川 淳二, 山下 晋三
    1969 年 72 巻 11 号 p. 2440-2446
    発行日: 1969/11/05
    公開日: 2011/09/02
    ジャーナル フリー
    スチレンブロック(S)とブタジェンブロック(B)がSBSおよびSBSBSの順序に結合したブロック共重合体をリビング重合法により合成し,これら共重合体のモノマー組成,ブロックの長さおよび成膜に用いた溶媒の種類を変えた場合につ,動いて的粘弾性,応カ-伸び曲線および電子顕微鏡写真にみられる形態学的構造を検討した。
    低スチレン比率のSBS型ブロック共重合体ではブタジエン相が連続相でスチレン相が分散相となっているが,スチレン量の増加にともない,スチレン相も次第に連続相に近くなり,スチレン比率50(重量%)になると両相とも連続相になるが,延伸するとスチレン相は分散相に移行することが応力-伸び曲線よりみとめられた。S1BS2BS1型ブロック共重合体において,スチレン量を一定にして,S1とS2の大きさを相互に変えると,形態学的構造と物性にかなりの変化がみられた。成膜に用いた溶媒はTHF>トルエンシクロヘキサン>ヘプタンの順でスチレン相は連続相を形成しやすく,このような形態学的講造の変化は動的粘弾性や応力-伸び曲線に顕著に反映していることが確かめられた。
    SBS型およびSBSBS型ブロック共重合体の引張強さは末端のスチレンブロックの大きさとともに増大し,伸びはブタジェンブロックの大きさとともに増大した。
  • 角田 光雄, 大場 洋一, 福村 勉郎
    1969 年 72 巻 11 号 p. 2446-2450
    発行日: 1969/11/05
    公開日: 2011/09/02
    ジャーナル フリー
    放電処理によってテフロン(ポリテトラフロロエチレン)のぬれは変化する。特定の真空度で処理した場合に種々の液体に対する接触角が低下するが,その真空度より低圧あるいは高圧側でも接触角は低下しない。また興味ある結果として,高真空度の条件で処理したテフロンは未処理のテフロンよりぬれにくくなることを見出した。ぬれの面から処理テフロンの表面構造について推定した前報の結果をもとに,本報では種々の機器分析の手段を用いてその表面構造について検討した。その結果,放電処理によってぬれやすくなった表面は結晶化度は未処理のテフロンに比べ変化が認められなかったが,表面に極性基が導入されていることが推定され,放電処理によってぬれにくくなった表面は未処理テフロンに比べ結晶化度が減少し,表面の化学組成には変化がないことが推定された。また表面のあらさも放電処理によって変化することが認められた。これらの結果は,ぬれの面から推定した表面構造の変化とよい一致を示した。
    放電処理テフロンの接着性を検討した結果,放電処理によってテフロンの接着性は改善され,テフロンの表面処理方法の一つとしてこの放電による処理方法は実用的に使用できることが明らかとなった。
  • 角田 光雄, 千葉 克義, 福村 勉郎
    1969 年 72 巻 11 号 p. 2451-2454
    発行日: 1969/11/05
    公開日: 2011/09/02
    ジャーナル フリー
    ポリェチレンの硫酸クロム酸混液処理,紫外線照射処理,放電処理などによる表面のぬれ性の変化について研究した。これらの処理により種々な液体に対してポリェチレン表面はぬれやすぐなる。硫酸クロム酸混液処理では室温で1分間浸漬処理すると接触角は低下し,こののちは,処理時間にはあまり関係せず一定になる。紫外線照射処理では30分の処理で接触角の低下は一定になる。放電処理では,放電時の圧力が0.1mmHg付近がもっとも効果的で,圧力がこれよりも大きくてもまた小さくても接触角は大きくなっている。種々な処理面に対して,接触角の余弦と液体の表面張力との関係から臨界表面張力を求めた。紫外線照射処理では,30分照射処理で臨界表面張力は34dyne/cmとなり,硫酸クロム酸混液処理では,60分浸漬処理すると42dyne/cmとなる。放電処理では,放電処理時圧力が0.1mmHgのとき55dyne/cmとなり非常にぬれやすい面になっている。接触角の余弦と液体の表面張力との関係は,〓の実験式で表わされる。
  • 鈴木 一成, 松本 幸雄, 渡辺 武彦, 小野 宗三郎
    1969 年 72 巻 11 号 p. 2454-2459
    発行日: 1969/11/05
    公開日: 2011/09/02
    ジャーナル フリー
    流動パラフィンに10wt%ポリェチレンを混合したものをA油成分,30wt%の固型パラフィンを混合したものをB油成分とし,これに2wt%のArlacel83を用いて水を乳化してW/Oクリームをつくりそれぞれ試料AおよびBとする。定常流粘度および粘弾性におよぼす試料組成および温度の影響を検討した。試料A,Bとも比較的高いずり速度での流動は塑性流動を示し,塑性粘度,Bingham降伏値とも分散相濃度の増加に比例して増す。粘度および降伏値の温度依存性は試料Bでいちぢるしく,分散相濃度20wt%のクリームで流動のみかけの活性化エネルギーはAが4.95kcal・mol-1,Bをま16kcal・mol-1であった。低いずり速度の下で,一定の歪を与えたときの応力緩和から求めたみかけの緩和剛性率Ga(t)は試料A,Bとも5要素模型で表現できる。油成分に対しては時間-温度換算則を適用することが可能であり,移動因子の温度変化から求められるみかけの活性化エネルギーは油成分Aが16kcal・mol-1,油成分Bが約50kcal・mol-1となる。クリームに対しては長時間域で適用が不可能となり,とくに試料Bにおいてこの傾向はいちぢるしい。これは試料B内に形成されている固型パラフィンの三次元構造の緩和機構が室温附近で温度の影響を強く受けることを示す。
  • 島村 政治, 温品 恭彦
    1969 年 72 巻 11 号 p. 2459-2462
    発行日: 1969/11/05
    公開日: 2011/09/02
    ジャーナル フリー
    酢酸セルロースを溶解したジメチルスルホキシド中で過硫酸アンモニウムを開始剤にアクリロニトリルの重合を行ない,得られた重合体をアセトンで抽出し,不溶成分を湿式紡糸した。繊維の物理的性質について検討し,大要つぎの結果を得た。
    A.アセトン不溶重合体を紡糸して得た繊維は単なる酢酸セルロースとポリアクリロニトリルの混合紡糸の場合に比べ著しく緻密,均質な構造をもつ。
    B.X線回折図にはポリアクリロニトリルと酢酸セルロースの干渉が認められる。
    C.断面顕微鏡写真,超薄切片電子顕微鏡写真,重合体の沈殿性などから,この繊維は酢酸セルロース-アクリロニトリルグラフト共重合体とポリアクリロニトリルからなると考えられる。
  • 田代 辰夫, 安田 誠
    1969 年 72 巻 11 号 p. 2462-2467
    発行日: 1969/11/05
    公開日: 2011/09/02
    ジャーナル フリー
    メチロール化2-置換-4,6-ジアミノ-s-トリアジン(MXT)による綿布の加工効果について検討した。MXTはメトキシ(MMT),イソプロポキシ(MIPT),モノエチルアミノ(MMET),モノェタノールアミノ(MMEL),ジェタノールアミノ(MDEL)基を持つメチロール化ジアミノ-s-トリアジンである。比較のためにメチロ一ルメラミン(MM)も用いた。キユアリング触媒として硝酸亜鉛を用い,常法にしたがって加工を行なった。触媒量は樹脂量に対し,2,4および6%添加し,キュアリングは150℃,5分行なった。
    付着樹脂量は触媒量4%添加で最大となったが,しわ回復角は6%添加のものは2,4%添加のものより大きく,引裂強度は触媒量が増加すると減少する。しかし,ひだまさつ強度では一定の傾向に見られなかった。一般に,付着樹脂量としわ回復角の関係はバラツキが大きく,一定の傾向は見られず,10%以上の付着樹脂量ではしわ回復角は増大しない。引裂強度は付着樹脂量が増加すると減少する。家庭洗濯による綿布上の加工剤の脱落率は30回洗濯後5~10%で比較的少なく,しわ回復角保持率は95%以上であり,家庭洗濯には充分耐えられる。塩素漂白後のスコーチテストによる着色はほとんどなく,強度保持率は80%以上であった。
    各加工剤による加工効果はMDEL>MMEL>MMET>MIPT>MMTの順位になるであろう。
  • 箕浦 有二, 岩見 陽子
    1969 年 72 巻 11 号 p. 2467-2471
    発行日: 1969/11/05
    公開日: 2011/09/02
    ジャーナル フリー
    ポリ塩化ビニルの脱塩化水素反応を,塩化リチウムを添加したジメチルホルムアミド溶液中,100~140℃でおこなった。ポリ塩化ビニルおよび塩化リチウムの濃度を変え脱塩化水素反応をおこなった結果,脱塩化水素速度はポリ塩化ビニルおよび塩化リチウム濃度の1乗に比例することをみとめた。このときのみかけの活性化エネルギーは25.6kcal/molであった。
    また,脱塩化水素反応はジメチルホルムアミドと塩化リチウムのコンプレックスにより促進されることを明らかにした。以上の結果より,ポリ塩化ビニルの脱塩化水素反応機構を考察した。
  • 岩見 陽子, 宮内 昭夫, 箕浦 有二
    1969 年 72 巻 11 号 p. 2472-2475
    発行日: 1969/11/05
    公開日: 2011/09/02
    ジャーナル フリー
    ジメチルホルムアミドーテトラヒドロフラン混合溶媒中でのポリ塩化ビニルの脱塩化水素反応をポリ塩化ビニルの濃度および,混合溶媒の組成を変え80~140℃でおこなった。その結果,脱塩化水素速度はポリ塩化ビニルおよびジメチルホルムアミドの濃度に比例することをみとめた。みかけの活性化エネルギーは31.0kcal/molであった。
    また,ポリ塩化ビニルのジメチルホルムアミド溶液にPVCの非溶剤である水,あるいは,メタノールを添加し,脱塩化水素反応をおこなった結果,これらが添加されると脱塩化水素が抑制されることをみとめた。さらに,種々のポリ塩化ビニルの溶媒中で,脱塩化水素反応におよぼす溶媒の影響についても検討した。
  • 岩見 陽子, 箕浦 有二
    1969 年 72 巻 11 号 p. 2475-2478
    発行日: 1969/11/05
    公開日: 2011/09/02
    ジャーナル フリー
    ポリ塩化ビニルの脱塩酸反応を種々のアルカリ金属塩を添加したジメチルホルムアミド溶液中,100℃ でおこなった。添加塩がアルカリヨウ化物の場合には,Lil<NaI<KI<RbIの順に,また,添加塩がハロゲン化リチウムの場合にはLiI<LiBr<LiClの順に,脱塩化水素がはやくなることをみとめた。その他の無機リチウム塩,および有機リチウム塩を添加して,脱塩化水素に及ぼす添加塩の影響を調べ,アニオンが求核性に富む場合には脱塩化水素が抑制されることを明らかにした。
  • 岩見 陽子, 石川 齊, 箕浦 有二
    1969 年 72 巻 11 号 p. 2478-2482
    発行日: 1969/11/05
    公開日: 2011/09/02
    ジャーナル フリー
    ポリ塩化ビニルの脱塩化水素反応を粉末状およびジメチルホルムアミド溶液中でおこない,得られた脱塩化水素ポリ塩化ビニルの構造について比較検討した。
    脱塩化水素されたポリ塩化ビニルの共役ポリェン数は,粉末状で得られたものは,3~6程度であり,ジメチルホルムアミド中で得られたものは3~14程度であった。また,得られた脱塩化水素ポリ塩化ビニルの二重結合は,粉末状よりのものは730cm-1近くに吸収を示し,ジメチルホルムアミド中よりのものは,1000cm-1近くに吸収がみとめられ,両者の間に明らかに違いのあることをみとめた。
  • 岩見 陽子, 石川 齊, 箕浦 有二
    1969 年 72 巻 11 号 p. 2482-2487
    発行日: 1969/11/05
    公開日: 2011/09/02
    ジャーナル フリー
    ポリ塩化ビニルのジメチルホルムアミド溶液中での脱塩化水素において, 無水マレイン酸が反応を抑制することを認めた。その機構を明らかにするため,ポリ塩化ビニルと無水マレイン酸の反応をジメチルホルムアミドおよびテトラヒドロフラン中で行ない,反応生成物を明らかにした。また,種々の方法で脱塩化水素したポリ塩化ビニルと無水マレイン酸との反応をテトラヒドロフラン中で行ない共役二重結合の反応性について検討した。その結果,無水マレイン酸はポリ塩化ビニルの3級水素,およびシソイド型二重結合と反応することがわかった。これらの結果にもとづき,無水マレイン酸によるポリ塩化ビニルの安定化機構を考察した。
  • 石川 達雄, 井上 勝也, 鈴木 祝寿
    1969 年 72 巻 11 号 p. 2488-2489
    発行日: 1969/11/05
    公開日: 2011/09/02
    ジャーナル フリー
  • 岩瀬 政吉, 四ツ柳 隆夫, 後藤 克己, 永山 政一
    1969 年 72 巻 11 号 p. 2490-2491
    発行日: 1969/11/05
    公開日: 2011/09/02
    ジャーナル フリー
  • 林 貞男, 川村 長蔵
    1969 年 72 巻 11 号 p. 2491-2493
    発行日: 1969/11/05
    公開日: 2011/09/02
    ジャーナル フリー
  • 西川 瑛一郎, 植木 徹, 森 吾一, 森田 義郎
    1969 年 72 巻 11 号 p. 2493-2494
    発行日: 1969/11/05
    公開日: 2011/09/02
    ジャーナル フリー
  • 大段 恭二, 長井 繁喜, 山田 慶照
    1969 年 72 巻 11 号 p. 2495-2497
    発行日: 1969/11/05
    公開日: 2011/09/02
    ジャーナル フリー
  • 大段 恭二, 長井 繁喜, 山田 慶照
    1969 年 72 巻 11 号 p. 2497-2499
    発行日: 1969/11/05
    公開日: 2011/09/02
    ジャーナル フリー
  • 大段 恭二, 長井 繁喜, 山田 慶照
    1969 年 72 巻 11 号 p. 2499-2500
    発行日: 1969/11/05
    公開日: 2011/09/02
    ジャーナル フリー
  • 小方 芳郎, 手塚 洋
    1969 年 72 巻 11 号 p. 2501
    発行日: 1969/11/05
    公開日: 2011/09/02
    ジャーナル フリー
  • 高田 善之, 松田 敏雄, 岡阪 秀真
    1969 年 72 巻 11 号 p. 2502-2503
    発行日: 1969/11/05
    公開日: 2011/09/02
    ジャーナル フリー
  • 纐纈 銃吾, 酒井 鎮美, 石井 義郎
    1969 年 72 巻 11 号 p. 2503-2504
    発行日: 1969/11/05
    公開日: 2011/09/02
    ジャーナル フリー
  • 大塚 三千夫, 松岡 公明, 竹本 喜一, 井本 稔
    1969 年 72 巻 11 号 p. 2505
    発行日: 1969/11/05
    公開日: 2011/09/02
    ジャーナル フリー
  • 田村 肇, 田中 誠, 村田 二郎
    1969 年 72 巻 11 号 p. 2506-2507
    発行日: 1969/11/05
    公開日: 2011/09/02
    ジャーナル フリー
  • 岩見 陽子, 箕浦 有二
    1969 年 72 巻 11 号 p. 2508-2510
    発行日: 1969/11/05
    公開日: 2011/09/02
    ジャーナル フリー
  • 1969 年 72 巻 11 号 p. A131-A132
    発行日: 1969/11/05
    公開日: 2011/09/02
    ジャーナル フリー
    These abstracts are prepare d for the bene fit of our read aebrso adb oad in order to assist them to get a general idea of the contents of the present issue, written in Japanese by the respective authors. Readers are recommended to refer to the figure s, tabl es, formulae et c. from the original papers.
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