日本養豚研究会誌
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16 巻, 2 号
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  • 宮嶋 松一, 椎葉 純一, 安藤 康紀, 稲垣 二郎, 久野 幸三
    1979 年 16 巻 2 号 p. 97-103
    発行日: 1979/09/30
    公開日: 2011/06/08
    ジャーナル フリー
    ランドレースについて, 体重90kg時点において, 後躯の内張り, 後張りの良いものA型 (雌10頭), 後躯の外張りは良いが, 後張りの無いものB型 (雌10頭), 後躯の張りがいずれも乏しいものC型 (雌10頭) の3つのタイプに類別し, 更に後躯の尾根上部に陥凹の有るもの (雌15頭), 後躯の尾根上部に陥凹の無いもの (雌15頭), 合計60頭について, 後躯の形状と産肉性の関係について検討した。
    その結果, 後躯の内張り, 後張りの良い豚は, 脂肪が薄く, ロース断面積が大きく, しかも赤肉量が多く, 脂肪割合が少ない傾向にあった。尾根上部に陥凹の有る豚も同様に赤肉量が多く, 脂肪が少ない傾向にあった。
    したがって, 生体において後躯の内張り, 後張りが良く, 尾根上部に陥凹の有る豚を選抜すれば生体審査で後躯の改良が可能であることが示唆された
  • IV. 胸最長筋の全コラーゲン量と Labile コラーゲン量について
    川井田 博, 奥薗 義美, 福元 守衛, 楠元 薩男, 宮内 泰千代, 加香 芳孝, 小島 正秋
    1979 年 16 巻 2 号 p. 104-110
    発行日: 1979/09/30
    公開日: 2011/06/08
    ジャーナル フリー
    鹿児島県畜産試験場養豚部で育成された鹿児島バークシャー (去勢11頭, 雌8頭), 大ヨークシャー (去勢6頭, 雌6頭) の計31頭の供試豚より得られた胸最長筋について, 特に筋肉の軟らかさに関係があると思われる筋肉中の結合組織の基礎蛋白質であるコラーゲン量およびラバイルコラーゲン量の割合をオキシプロリン量によって測定し, 品種別, 性別, と殺体重別に差の有意性を調べるためにF検定を行って比較検討した。
    まず, 全コラーゲン量についてみると, 鹿児島バークシャー (621.63μg/g)<大ヨークシャー (659.17μg/g) で鹿児島バークシャーが大ヨークシャーに比べて全コラーゲン量が少ないという結果が得られ品種間に有意差が認められた。
    つぎに全コラーゲン量に対するラバイルコラーゲンの割合をみると, 鹿児島バークシャー (2.81%)<大ヨークシャー (3.63%) で, 全コラーゲン量と同様に鹿児島バークシャーの方がこの割合は小さいという結果が得られ, 全コラーゲン量にも, ラバイルコラーゲン量にも, ともに品種間に差があることが明らかとなった。また性別についてみると, 全コラーゲン量, ラバイルコラーゲン量の割合とも雌が去勢に比べて多いという傾向が認められた。一方と殺時体重別にみると, 両品種とも体重の増加とともに, 全コラーゲン量, ラバイルコラーゲン量の割合が, 多くなる傾向が認められた。この結果より年齢とともにコラーゲン量, ラバイルコラーゲン量は, 増加するものと推察される。
    最後に, 胸最長筋について全コラーゲン量と, それに対するラバイルコラーゲン量の割合と, 先に報告した両品種の筋線維の太さ, 筋束の太さおよび筋東内筋線維数との間の相関関係を品種別に調査し, t検定により有意性を調べた。その結果, 鹿児島バークシャーにおいては全コラーゲン量と筋束の太さ, 筋束内筋線維数の間に有意または有意に近い正の相関が認められた。一方大ヨークシャーでは, 全コラーゲン量と筋線維の太さ, ラバイルコラーゲン量の割合と筋線維の太さとの間に有意な正の相関が認められた。つまり鹿児島バークシャーにおいては, 筋束が太く, 筋束内筋線維数が多くなるとともに全コラーゲン量も多くなり, 大ヨークシャーでは, 筋線維が太くなると全コラーゲン量, ラバイルコラーゲン量の割合とも多くなる関係が認められた。したがって筋肉の“軟らかさは”, 品種間で差があり, また筋線維の太さ, 筋束の太さおよび筋束内筋線維数が肉の“軟らかさ”, つまり“うまさ”, と関係があるのではないかと推察された。
  • 三上 仁志, 田中 弘敬, 甲斐 勝利
    1979 年 16 巻 2 号 p. 111-117
    発行日: 1979/09/30
    公開日: 2011/06/08
    ジャーナル フリー
    飼養条件の差が1日平均増体重と背脂肪の厚さの表型, 遺伝相関に及ぼす影響を調べる目的で, 新旧産肉能力検定成績を分析した。旧産肉能力検定は, 単飼, 体重に応じた制限給餌であったが, 新産肉能力検定では同性の2頭群飼, 無制限給餌に変更された。
    表型相関の分析には, 全国の検定場の旧検定成績からランドレース種1,064腹, 大ヨークシャー種63腹, ハンプシャー種100腹, 中ヨークシャー種289腹, バークシャー種87腹, 新検定成績からランドレース種707腹, 大ヨークシャー種73腹, ハンプシャー種98腹のデータを用いた。遺伝相関の推定には, 検定頭数の多い8場所からのランドレース種のデータ, 旧検定の590腹, 薪検定の438腹を用いた。これらのデータは, 全て1腹雌2頭, 去勢2頭の成績の備わったものである。分析は, 場所, 年, 季節, 性内で行った後にプールした。遺伝率, 遺伝相関の推定は分散, 共分散分析で行った。
    新検定下での1日平均増体重は旧検定下でより大であり, 変動係数も大きかった。1日平均増体重の性差は, 旧検定では見られなかったが, 新検定では去勢が雌より大きかった。
    父親成分から推定した1日平均増体重と背脂肪の厚さの遺伝率は, それぞれ0.61±0.16, 0.50±0.19, 新検定で0.35±0.19, 0.72土0.20であった。
    1日平均増体重と背脂肪の厚さの表型相関に性差, 品種差は見られなかったが, 新旧両検定間で有意な差が認められた。ランドレース種の旧検定で-0.16, 新検定で0.13であり, 符号が逆転していた。この傾向は他の品種でも同様であった。23腹, 92頭の豚を制限給飼と無制限給餌の2群に別けて2頭群飼し (雌1頭, 去勢1頭), 得られた表型相関の値も制限区で-0.10, 無制限区で0.40であり, 単飼, 群飼の差よりも栄養水準の差によって表型相関が変化している可能性の高いことが示された。
    父親成分から推定したランドレース種の遺伝相関も, 旧検定で-0.02±0.20, 新検定で0.28±0.26と標準誤差は大きいが, 表型相関と同様の傾向が認められた。
  • VII ケージ養豚の収容体重と出荷体重に関する試験
    五味 一郎, 川上 素行, 塩沢 道雄, 久保田 建御, 大沢 保
    1979 年 16 巻 2 号 p. 118-126
    発行日: 1979/09/30
    公開日: 2011/06/08
    ジャーナル フリー
    ケージ養豚のケージ収容適体重を明らかにするため, ランドレース×大ヨークシャーを延30頭用いて, 収容体重を20kg・30kg・40kgの3区とし, 各個体が体重90kgに達するまで配合飼料を1日2回制限給与し, 春期・秋期の2回試験を行い, ケージ収容体重が発育や産肉性に及ぼす影響について比較検討した。その結果を要約すると次のとおりである。
    (1) 発育成績は, 春期では体重30kgで収容したものが最もよく, 肥育所要日数は108.3日, 1日平均増体重は617.3g, 飼料要求率は3.10であった。また秋期では40kgで収容したものが最もよく, 次いで30kgで, 20kgは春期・秋期ともに他の2区に比較して最も劣り, 発育に及ぼす影響が大きかった。
    (2) と体成績は, と肉歩留や各部の長さ及び割合, 脂肪層の厚さなどいずれも季節別・区間とも有意な差はなく, 収容体重が産肉性に及ぼす影響は認められなかった。
    (3) 発育やと体成績からみて, ケージ収容適体は30kg程度が適当と推察された。
    ケージ肥育豚の出荷体重の適期を把握するため, ランドレース×大ヨークシャーを用いて養豚ケージで単飼とし, 市販肉豚用配合飼料を制限給与して, 体重30kgから仕上体重を90kg, 95kg, 100kgの3区に別けて発育及び産肉性について比較検討した。その結果を要約すると次のとおりである。
    (1) 発育成績は, 肥育所要日数, 1日平均増体重とも90kg区が最も優れており, 次いで95kg・100kgの順であった。肥育所要日数は90kgが約90日で, 体重5kg増すごとに10日長く要した。
    (2) 飼料摂取量は, 90kg区179.7kg, 95kg区201.8kg, 100kg区219.7kgで, 飼料要求率はそれぞれ3.00, 3.11, 3.13で90kg区が最も優れていた。
    (3) と体成績について, 枝肉重量は90kg区が70kg以下で劣っていた。またと体長やロース断面積などでは有意な差はなかったが, 体重の大きいものほどややまさっていた。
    (4) 背脂肪層の厚さ (平均) は, 100kg区が3.08cmで他の2区より若干薄く, 腹脂肪層の厚さ (平均) は90kg区が2.38cmで最も薄かった。
    (5) 枝肉審査得点では, 一般外観は100kg区が78点で最も高く, 90kg区はと体長・しまり・各部の充実に欠けるなどで最も劣っていた。肉質や脂肪の品質は95kg区と100kg区ではともに80点で良好な成績を示した。
  • VIII. ケージ養豚におけるふん尿処理について
    久保田 建御, 五味 一郎, 川上 素行, 大沢 保, 塩沢 道雄
    1979 年 16 巻 2 号 p. 127-136
    発行日: 1979/09/30
    公開日: 2011/06/08
    ジャーナル フリー
    ケージ養豚におけるふん尿処理について, ふん尿の分離装置並びにふんの集積・搬送装置の開発改良と, ふん尿の簡易処理について, 一連の実験結果が得られた成果を要約すると次のとおりである。
    1 ふん尿の分離と採取装置について
    1) 排ふんと排尿は1頭1日当り数回程度で, 給飼前後に集中し, 排ふんはケージの前方または後方に行われる。
    尿は雌雄異なるためふん尿の分離, 採取にあたってはこれらの点を考慮すべきである。
    2) ふん尿の分離をよくするためには, ふん受板の傾斜角度は決定的な要因とはならず, ネット等の設置が効果的でふんの予乾も期待できる。
    2 ふんの集積・搬送装置について
    1) 網目の大きさ6mmのポリ製ネットは, ふんの回収率も高くまた剥離も良好で, 蒸散効果は極めて高く対照区に比較し有意であった。
    2) ポリ製ネットコンベアー装置を開発し, ケージ下に装置した結果ふんと尿の分離がよく, ふんは予乾され練らずに搬送・集積され処理が容易で, 除ふん作業は省力化され極めて効果的であった。しかし経済性の検討が残されている。
    3 尿汚水の簡易処理・利用法について
    1) 尿汚水の少量化を図るためには, チートによる給水はのみこぼしが多いので, のみこぼしの少ない給水器を選択することが大切である。
    2) 新鮮な尿汚水を水中ポンプで一定量連続的に攪拌ばっ気すると, 急速に腐熟化し悪臭なく極めて取扱安い状態に変化した。処理液は大腸菌や悪臭がないため, ケージ豚舎の床面洗滌には有効であった。
    3) 処理液中の窒素成分はアンモニア態であるため肥料的価値が高く, 野菜栽培にも有効であった。しかし運搬と施用に多くの労力を要することが問題であり, さらに今後液肥の利用促進を図るためには, 各種作物への施用基準の確立が緊要である。
    4 ケージ養豚におけるふん尿処理のシステム化について
    1) 豚舎構造と飼養環境の改善として図2に示す豚舎は問題点が多く, 図1に示す豚舎に改善した。主な改善点は中通路式で豚の収容と出荷が容易, ネットコンベアー装置取付けによる除ふんの自動・省力化ふん尿分離とふんの予乾, 悪臭や害虫の発生防止, 毎日の除ふんが可能なためアンモニアガスなどの発生が少なく畜舎内環境が良好で, 肉豚の発育が良好となる。しかしこの装置は小規模では1頭当りの負担額が多く要するので経済性の検討が必要である。
    2) ネットにより尿と分離されたふんは, 特別な水分調整材を加えず堆積発酵処理が可能であった。
    3) 尿汚水は水中ポンプによる攪拌ばっ気で, 投入量は10%程度とし間歇及び連続の二段ばっ気すれば連続的に処理が可能であった。
    4) 処理液の利用としては, ケージ豚舎の床面洗滌や野菜への施用などが有効であった。
  • I. フローティング・エアレータによる回分式簡易浄化装置 (曝気槽の実容積10m3) 開発の予備実験
    藤沼 一郎, 和賀井 文作, 代永 道裕
    1979 年 16 巻 2 号 p. 137-146
    発行日: 1979/09/30
    公開日: 2011/06/08
    ジャーナル フリー
    構造および設備が簡単で, しかも運転管理の単純なフロータ方式簡易浄化装置を開発した。
    1. 曝気槽 (実容積10m3) は自家製, すり鉢型で, 内面は直接モルタル仕上げをした。冬季間は保温のため, ビニールの屋根を設け水温を10℃以上に保持した。
    2. 容積負荷を0.5kgBOD/(m2・日) 以下とし, 処理水の1部を希釈水として利用すれば, 投入汚水のBOD濃度に関係なく良質の処理水が得られ, さらに, 砂〓床・火山灰心土〓床を通過させることにより, BODが10ppm以下の処理水の得られる技術を確立した。
    3. 曝気槽における酸素供給量が, 6~10kgO2/投入kgBOD (DO:5~8ppm) の場合, C2~C5の有機酸は, 曝気開始後30分で, C数の多い有機酸から消失し, 1時間以降は酢酸のみになることを実証した。
  • II. フローティング・エアレータによる回分式簡易浄化装置 (35m3) の開発
    藤沼 一郎, 和賀井 文作, 代永 道裕
    1979 年 16 巻 2 号 p. 147-154
    発行日: 1979/09/30
    公開日: 2011/06/08
    ジャーナル フリー
    1. 実用化を図るため, 曝気槽の実容積10m3のフロータ方式をスケールアップして35m3とした。曝気槽には希釈水を一切入れず, 処理水を希釈水として活用した。すなわち, 貯留槽の汚水のみを曝気槽に投入・処理することにより, 所期の浄化効果を達成するとともに実用化の見通しを得た。
    2. 曝気槽において, 必要酸素量および供給酸素量について検討を行ない, 必要酸素量に対して, 供給酸素量が十分であれば, 浄化効率のよいことが判明した。
    3. 余剰汚泥を未利用資源の一つとして利用するための脱水・乾燥技術は確立されていないのが現状である。
    無機凝集剤や有機高分子凝集剤の使用および焼却等は, 豚ふん尿汚水処理においては不適当であるので, 最も単純な, 砂〓床による脱水・乾燥方法について検討した。
    その結果, 余剰汚泥の砂〓床に対する負荷量を1.0kgSS/(m2・日) 以下にすることにより, 砂〓床の寿命が長く, 乾燥汚泥の辰さも約7mmで取り扱い易く, しかも, 晴雨に関係なく2週間以内に汚泥の水分が50%以下になることを実証した。
    さらに, 目詰り対策としては, 砂〓床の表面を耕起し, 一定期間風乾した後均平化して使用した。この方法により, 砂〓床は5年以上の使用に耐えることを実証した。
    本研究は, 農林省の家畜ふん尿処理・利用に関する特別研究費 (昭和43年~昭和46年) によって, 実施されたものである。
  • 江藤 正信, 落合 美和子, 渡辺 幸男
    1979 年 16 巻 2 号 p. 155-157
    発行日: 1979/09/30
    公開日: 2011/06/08
    ジャーナル フリー
    PPVはきわめて抵抗性の強いウィルスである。その不活化は73゜30分間, 70゜1時間の熱作用により行なわれた。
    化学的薬剤に対しては, 次亜塩素酸ナトリウム液0.5%, ジクロールイソシアヌール酸カリウム0.06%5分間およびホルマリン3%1時間作用により不活化され, 有効であった。
  • 門司 恭典, 横山 正樹, 大沢 昭弘, 渡辺 誠喜
    1979 年 16 巻 2 号 p. 158-164
    発行日: 1979/09/30
    公開日: 2011/06/08
    ジャーナル フリー
    外部生殖器異常豚「間性」5頭について, その白血球培養法により染色体構成及び外部生殖器の観察を行ない, 屠殺後内部生殖器の形態並びに精卵巣様組織像について検討した。
    1. 外部生殖器異常豚はランドレース種4頭及びランドレース種と大ヨークシャー種との交雑種 (L×W) 1頭であった。
    2. 外部生殖器は5例中4例が雌の様相を呈し, 腹側陰唇交連が挙上して陰核が発達しており, この陰門よりあたかも雄性の亀頭のようなものが突出していた。1例においては雄性の様相を呈し, 外部生殖器は股間に陰茎様 (7.2cm) をなして下垂していた。5例中3例に左側に陰のうの形成が認められ, その内1例では精巣様組織が陰のう内に下降, 存在していた。
    3. 内部生殖器はいずれも雌性に近く, ミュラー管に起源する子宮角, 子宮, 膣の分化は顕著に認められた。また1例を除き腹腔内卵巣部位に雄性の精巣様組織が存在した。その組織像には精細管並びにセリトリー細胞の存在が認められたが, その発達程度は供試豚の月令に必ずしも平行せず供試豚間に個体差が認められた。
    4. 白血球培養法による性染色体にはXX/XO, XX/XY, XX/XYのモザイクが認められたが, 一方モザイクの認められなかった個体も存在した。これらのことから生殖器異常豚の基本的な性染色体構成はいずれも雌型 (XX) であると推考された。
  • 渡辺 昭三, 秋田 富士, 三上 仁志, 瑞穂 当, 神部 昌行, 姫野 健太郎
    1979 年 16 巻 2 号 p. 165-174
    発行日: 1979/09/30
    公開日: 2011/06/08
    ジャーナル フリー
    品種をこみにした生後50~70日の子豚を中心に, 695頭についてハロセン麻酔試験によるストレス感受性豚検出の追試を行なった。ハロセンの対酸素濃度4%で5分間の麻酔を行ない, 四肢の筋強直の持続性進行性に注目して, ストレス感受性豚と同抵抗性豚の判別ができることが確認された。
    この追試の結果にもとずいて, ハロセン麻酔試験の判定基準を提案し, 麻酔試験実施上注意すべき点について明らかにした。
  • 1979 年 16 巻 2 号 p. 175-201
    発行日: 1979/09/30
    公開日: 2011/06/08
    ジャーナル フリー
  • 宮嶋 松一
    1979 年 16 巻 2 号 p. 202-203
    発行日: 1979/09/30
    公開日: 2011/06/08
    ジャーナル フリー
    ランドレースにおける外貌と産肉性について検討した結果は次のとおりである。生体において背は平らで, 助張りのよいもの, 後躯は, 内張り, 後張りのあるもので尾根上部に陥凹のあるものは赤肉量が多く, 脂肪が少ない豚が選び得る可能性がある。被毛は太めで密度の高いものはやや発育が劣るが, 赤肉量が多く, 脂肪が少ない傾向にあった。腰のくびれのあるものは, 脂肪が少なく赤肉量が多い傾向にあるが, 腰幅が小さい傾向にあった。
  • 柏崎 守
    1979 年 16 巻 2 号 p. 204
    発行日: 1979/09/30
    公開日: 2011/06/08
    ジャーナル フリー
  • D. L. Harris
    1979 年 16 巻 2 号 p. 205-206
    発行日: 1979/09/30
    公開日: 2011/06/08
    ジャーナル フリー
  • 1979 年 16 巻 2 号 p. 206a
    発行日: 1979年
    公開日: 2011/06/08
    ジャーナル フリー
  • 1979 年 16 巻 2 号 p. 206b
    発行日: 1979年
    公開日: 2011/06/08
    ジャーナル フリー
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