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ヘルスプロモーション理学療法研究
Online ISSN : 2187-3305
Print ISSN : 2186-3741
ISSN-L : 2186-3741
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巻号一覧
13 巻 (2023)
3 号 p. 111-
2 号 p. 51-
1 号 p. 1-
12 巻 (2022)
3 号 p. 101-
2 号 p. 51-
1 号 p. 1-
11 巻 (2021)
4 号 p. 151-
3 号 p. 101-
2 号 p. 51-
1 号 p. 1-
10 巻 (2020)
4 号 p. 163-
3 号 p. 105-
2 号 p. 55-
1 号 p. 1-
9 巻 (2019)
4 号 p. 161-
3 号 p. 105-
2 号 p. 53-
1 号 p. 1-
8 巻 (2018)
4 号 p. 153-
3 号 p. 101-
2 号 p. 47-
1 号 p. 1-
7 巻 (2017)
4 号 p. 157-
3 号 p. 101-
2 号 p. 51-
1 号 p. 1-
6 巻 (2016)
4 号 p. 165-
3 号 p. 105-
2 号 p. 53-
1 号 p. 1-
5 巻 (2015)
4 号 p. 161-
3 号 p. 107-
2 号 p. 53-
1 号 p. 1-
4 巻 (2014)
4 号 p. 161-
3 号 p. 107-
2 号 p. 55-
1 号 p. 1-
3 巻 (2013)
4 号 p. 151-
3 号 p. 97-
2 号 p. 47-
1 号 p. 1-
2 巻 (2012)
4 号 p. 145-
3 号 p. 91-
2 号 p. 47-
1 号 p. 1-
1 巻 (2012)
2 号 p. 89-
1 号 p. 3-
3 巻, 4 号
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原著
日本人若年成人女性における全身関節弛緩と足部構造との関連
矢倉 千昭, 松田 理咲, 中原 雅美, 木原 勇夫
2014 年 3 巻 4 号 p. 151-156
発行日: 2014/01/01
公開日: 2014/03/28
DOI
https://doi.org/10.9759/hppt.3.151
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【目的】本研究の目的は,日本人若年成人女性を対象に,全身関節弛緩(GJL)と足部構造との関連を明らかにすることである。【方法】対象者は若年成人女性157名,平均年齢20.5±1.2歳であった。GJL はBeighton Hypermobility Score を用いて評価し,GJL 有とGJL 無に分類した。足部構造は,利き足と非利き足の足長,足幅,舟状骨高,アーチ高率,開帳角,母趾外反角および小趾内反角を測定した。【結果】GJL 有における非利き足の開帳角はGJL 無に比べて有意に大きかった。全対象では,開帳角は,母趾外反角,小趾内反角と有意な正の相関があった。【考察】GJL と足部構造の変化との関連は部分的であるが,前足部横アーチの低下は母趾外反角および小趾内反角の増大に関与している可能性がある。【結論】日本人若年成人女性において,GJL と足部構造とは部分的な関連があることが示された。
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(662K)
地域在住高齢者における閉眼Functional reach test(EC-FRT)の 信頼性と妥当性
大田尾 浩, 村田 伸, 田中 真一, 久保 温子, 堀江 淳, 宮崎 純弥, 八谷 瑞紀, 溝田 勝彦
2014 年 3 巻 4 号 p. 157-161
発行日: 2014/01/01
公開日: 2014/03/28
DOI
https://doi.org/10.9759/hppt.3.157
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[目的]閉眼Functional reach test(EC-FRT)の信頼性および妥当性を検証した。[対象]地域在住高齢者36名(平均年齢78.9±4.6歳)とした。[方法]信頼性の検討には,ECFRT の再現性から求めた級内相関係数ICC(1,1)とBland-Altman 分析を用いた。また,妥当性の検討には各身体機能との関連から求めたピアソンの相関係数から検討した。[結果]EC-FRT のICC は0.89(0.79-0.94)と高値が得られた。また,Bland-Altman 分析の結果,加算誤差および比例誤差ともに認められなかった。EC-FRT 測定値の差が2.3 ㎝未満までは測定誤差であることが確認された。EC-FRT と片足立ち時間との間に有意な相関が認められた。[結語]EC-FRT は地域在住高齢者のバランス能力の指標として応用できる可能性が示唆された。
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(396K)
短報
地域在住高齢者の下肢筋力がバランスおよび動作能力へ及ぼす影響
-足関節底屈筋力および大腿四頭筋力との関連-
田中 真一, 村田 伸, 山崎 先也, 堀江 淳, 宮崎 純弥, 久保 温子, 松尾 奈々, 八谷 瑞紀, 山元 章生
2014 年 3 巻 4 号 p. 163-167
発行日: 2014/01/01
公開日: 2014/03/28
DOI
https://doi.org/10.9759/hppt.3.163
ジャーナル
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本研究は,大腿四頭筋筋力および足関節底屈筋力と身体機能との関連を検討することを目的とした。高齢者74名に対し,足関節底屈筋力,大腿四頭筋筋力,歩行速度,CS‐30,10ⅿ障害物歩行時間,開眼片脚立位時間を測定した。足関節底屈筋力と各運動項目の測定値との関連を検討した結果,足関節底屈筋力とすべての項目に有意な相関を認めた。さらに,ステップワイズ重回帰分析(変数減少法)により,足関節底屈筋力と独立して関連する因子として抽出された項目は,TUG と開眼片脚起立時間の2項目であった。また,大腿四頭筋筋力と独立して関連する因子として抽出された項目は,歩行速度と10ⅿ障害物歩行時間の2項目であった。これらのことから,大腿四頭筋筋力より足関節底屈筋力の方が,高齢者のバランス能力をより反映することが示唆された。
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(380K)
膝角度変化時の足趾把持力の比較
-大腿部の筋収縮の特徴-
相馬 正之, 村田 伸, 甲斐 義浩, 中江 秀幸, 佐藤 洋介
2014 年 3 巻 4 号 p. 169-172
発行日: 2014/01/01
公開日: 2014/03/28
DOI
https://doi.org/10.9759/hppt.3.169
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[目的]本研究は,端坐位姿勢における膝関節90度屈曲位ならびに膝伸展位で測定した足趾把持力と,その際の大腿部の筋活動量を比較した。[対象・方法]健常成人女性14名を対象とした。端坐位姿勢における膝関節90度屈曲位と膝関節伸展位の2条件で足趾把持力を測定した。また,膝関節屈曲および伸展時の最大随意等尺性収縮の筋活動量を測定し,足趾把持力の測定肢位を膝関節90°屈曲位および伸展位とした際の大腿直筋および大腿二頭筋の%IEMG を算出した。[結果]足趾把持力および大腿二頭筋の%IEMG は,膝関節伸展位が膝関節90度屈曲位よりも低値を示した。[結語]足趾把持力は,膝関節伸展位では最大発揮しにくいことが示された。
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(356K)
若年女性の下肢筋力と中間広筋厚の関連および握力の測定意義
金指 美帆, 坂本 裕規, 藤野 英己
2014 年 3 巻 4 号 p. 173-176
発行日: 2014/01/01
公開日: 2014/03/28
DOI
https://doi.org/10.9759/hppt.3.173
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[目的]本研究の目的は,若年女性の膝伸展筋力と中間広筋厚との関連,及び握力と膝伸展筋力との関連を検討することである。[対象]健常若年女性15名とした。[方法]超音波断層測定法で大腿直筋及び中間広筋,内側広筋の筋厚を計測した。また,等尺性筋力測定機器で膝伸展筋力,握力計で握力を測定した。膝伸展筋力と握力,及び各筋組織厚との間のピアソンの相関係数を求めた。[結果]膝伸展筋力と中間広筋厚との間に有意な相関を認めたが,大腿直筋厚との間に有意な相関を認めなかった。握力と膝伸展筋力との間に有意な相関を認め,握力と各筋組織厚においても有意な相関を認めた。[結語]若年女性における膝伸展筋力の評価として,中間広筋厚が最も反映されていることが推察された。さらに膝伸展筋力と有意な相関がある握力を測ることで,簡便かつ有効に全身的な筋力を予測できる可能性が推察された。
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(354K)
脊椎圧迫骨折患者の体幹加速度由来指標と 運動機能の関連および歩行分析
綾部 雅章, 宮原 洋八, 深堀 辰彦, 佐藤 礼菜, 羽野 彰太, 大森 岬貴, 山本 忠, 末石 菜津美
2014 年 3 巻 4 号 p. 177-182
発行日: 2014/01/01
公開日: 2014/03/28
DOI
https://doi.org/10.9759/hppt.3.177
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本研究の目的は,3軸加速度計を利用し得られた加速度信号から算出した動揺性,規則性を歩容指標として運動機能との関連,脊椎圧迫骨折患者の歩行の特徴を明らかにすることである。対象は健常高齢者19名(平均年齢67.8±4.9歳),脊椎圧迫骨折患者13名(平均年齢78.1±8.5歳)とした。第3腰椎棘突起部付近に3軸加速度計を装着し自由歩行した。1歩行周期のデータから歩容指標を算出して,他の運動機能との関係,脊椎圧迫骨折患者群の歩行の特徴を検討した。脊椎圧迫骨折患者群の動揺性と有意な相関を示した運動機能は閉眼片足立ちであった。脊椎圧迫骨折患者群の規則性と有意な相関を示した運動機能はなかった。脊椎圧迫骨折患者群は健常高齢者群よりも運動機能のすべての項目で有意に低値であり,垂直方向の動揺性において有意に高値であった。片足立ち時間が延長するにつれ,前後方向の動揺性は増大し,脊椎圧迫骨折患者群は運動機能の低下と垂直方向の動揺性が大きいことが示唆された。
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実践報告
患者のリハビリテーション意欲をどう評価するか
-リハビリテーション意欲の他者評価,セラピストの視点から-
岩瀬 弘明, 村田 伸, 中﨑 千秋, 石川 晴美, 藤田 美和子, 田守 康彦, 中井 啓太, 窓場 勝之
2014 年 3 巻 4 号 p. 183-187
発行日: 2014/01/01
公開日: 2014/03/28
DOI
https://doi.org/10.9759/hppt.3.183
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要旨:本研究の目的は,患者にリハビリテーション意欲があると感じる行動を明らかにすることである。調査対象は理学療法士113名,作業療法士61名,言語聴覚士16名の計190名であり,第1次調査では,自由記述式のアンケート調査を行い,患者にリハビリテーション意欲があると感じる行動を明らかにした。第2次調査では,1次調査で得られたリハビリテーション意欲があると感じる行動の重要度を明らかにした。その結果,重要度が高かった項目は,患者の能動性やリハビリテーションに取り組む態度に関する項目であった。一方,下位項目は患者の自暴自棄な発言に関する項目や患者の否定的な言動に関する項目であった。これらの知見から,セラピストは患者の能動性やリハビリテーションに取り組む態度を患者の意欲として重要視している一方で,患者の自暴自棄な発言や患者の否定的な言動はリハビリテーション意欲として評価されにくいことが示唆された。
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