JARI Research Journal
Online ISSN : 2759-4602
2018 巻, 12 号
JARI Research Journal 2018年12月号
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解説
  • 吉原 三智子
    原稿種別: 解説
    2018 年2018 巻12 号 論文ID: JRJ20181201
    発行日: 2018年
    公開日: 2025/11/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
    二酸化炭素排出量削減,ガソリン等の化石燃料消費低減に貢献するクリーンエネルギ自動車を扱う標準化の会議体としては,国際標準化機構(ISO:International Organization of Standardization)や国際電気標準会議(IEC:International Electrotechnical Commission)においていくつかの委員会がある.  一般財団法人日本自動車研究所(JARI)は,経済産業省の日本工業標準調査会(JISC:Japanese Industrial Standards Committee)から委託され,自動車関係の国際標準化の技術委員会であるISO/TC 22(自動車)傘下の分科委員会(SC:subcommittee)のひとつであるSC 37の国内審議団体となっている.ISO/TC 22/SC 37は,電気自動車全般の標準化活動を長年続けており,電気自動車の国際標準化の主軸となっている.そのような中で,JARI電動モビリティ研究部 標準化グループは長年,主導的立場を保ちながら,SC 37に参画してきた.ここでは,2015年以降のSC 37について, SC37傘下の作業グループ(WG:working group)とそれぞれのプロジェクト(国際規格[IS:International Standard]を新たに開発,追補または改訂して発行することを目的として行われる業務のことである.所定の手順に従って提案が承認された場合にだけプロジェクトに着手する.)について,さらには日本主導で作成したIS,新たに設置され日本がコンビーナ(議長)に就任したISO/TC 22/SC 37/WG 4について紹介する.
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