燃料協会誌
Online ISSN : 2185-226X
Print ISSN : 0369-3775
ISSN-L : 0369-3775
36 巻, 1 号
選択された号の論文の11件中1~11を表示しています
  • 稲生 光吉
    1957 年 36 巻 1 号 p. 1
    発行日: 1957/01/20
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
  • 昭和31年9月18日特別講演
    隈部 一雄
    1957 年 36 巻 1 号 p. 2-7
    発行日: 1957/01/20
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
    わが国の自動車登録台数は, 150万台を数えるが, この中で4輪乗用車はわずか15万台で, 2, 3輪車が圧倒的多数を占め変則的な構成をしている。しかし国民車普及案の示すように小型4輪車は今後急増する見通しである。最高時速100km4人乗600~800ccエンジンを塔載し, 30万円位のものになろう。これらとともに乗用車の海外輸出の機運もたかまり, 自動車製造界はさらに活発な動きを示すであろうが, 質的面からは外国車の行き方に学ぶべき点が多い。世界的に大型車はジーゼルを主力とし, 中, 小型はガソリン車である。米国は, 大型エンジンを作りしかし部分負荷でも経済的である。欧州は一体に中, 小型を主体とし学ぶべき点が多い。気化器の研究が急務であり, 2サイクルについても研究すべき点が多い。
  • 1957 年 36 巻 1 号 p. 7
    発行日: 1957年
    公開日: 2011/10/21
    ジャーナル フリー
  • 昭和31年9月18日特別講演
    町田 雅雄
    1957 年 36 巻 1 号 p. 14-17
    発行日: 1957/01/20
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
    わが国のジーゼル自動車は戦前から陸軍の保護の下に発達しこれが素地となつて今日の予燃焼室式エンジンの目覚ましい発展をみるに至つた。現在のジーゼル車は全部トラックまたはバスで排気量により大体3段階に分類される。いずれも性能, 価格共に外国車と比較し何らの遜色もない。性能竜向上しまた2サイクル機関竜高速廻転のものが実用化されるようになつた。ルーツブロワーによる過給方式も実用化されているがこれは將来はターボブロワーにかあるべきものと考えられる。將来共エンジンの形式は予燃焼室式が首位を占めるであろうが, ベンツ180Dのごとき小型ジーゼル機関の製造竜また促進すべき事項である
  • 昭和31年9月18日特別講演
    青柳 一郎
    1957 年 36 巻 1 号 p. 18-25
    発行日: 1957/01/20
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
    クランクケース油およびギヤ油の規格の制定が現在の緊急な必要問題であるが, 試験磯または台上試験では結論の求められぬ場合の実用試験における注意事項につき実験例を示した。寒冷地ではエンジン各部の温度は意外に低いのでマルチグレード油が要求される。ロッドベアリング, カムなどにかかる圧力は非常に増大しつつあり, 油の極圧性も要求されるが, これらの性質を与えるための添加剤中のBaが最近多くなり, 排気バルブ焼付の原因になりかねない。
    ギヤ油について, ハイポイドギヤの使用によつて油の極圧性, 潤滑作用が重要な問題となつている。他にベアリンググリース, シャーシーグリースについても述べた。
  • 昭和31年9月11日特別講演
    黒川 眞武
    1957 年 36 巻 1 号 p. 26-32
    発行日: 1957/01/20
    公開日: 2011/10/21
    ジャーナル フリー
    筆者は本年6月ウィーンで開かれた第5回世界動力会議, つづいてイギリスで開催された石炭工業に関する化学工学会議に出席し, さらにルールを中心とするドイツ石炭化学工業をつぶさに視察し, これらの会議に現われた研究の成果ならびに工業活動の模様を見聞したところと併せて詳細に説明した。これによつて欧洲の現在の燃料技術に関する活動の状況を充分に知ることがてきる。
    とくに筆者の注目を引き, 詳細に報告されたもののうち主なるものは英国石炭研究所Idris Johns氏のコークスの配合と家庭用無煙燃料製池のための石炭熱処理に関する研究と「石炭の有効利用の最近の進歩」と題しドイツにおける石炭活用の最近の状況を説明されたドイツ石炭協会のReerink氏の報告である。
  • 1957 年 36 巻 1 号 p. 33-34
    発行日: 1957/01/20
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
  • 1957 年 36 巻 1 号 p. 34
    発行日: 1957/01/20
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
  • 1957 年 36 巻 1 号 p. 35-36
    発行日: 1957/01/20
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
  • 昭和31年9月18日特別講演
    岡本 和理
    1957 年 36 巻 1 号 p. 8-13
    発行日: 1957/01/20
    公開日: 2013/05/16
    ジャーナル フリー
    自動車用ガソリンェンジンは米国のものによつて代表され,わが国のみでなく欧洲においてもその発達の傾向は米国のものと大体同じ方向にある。新しい自動車用原動機としてガスタービンとフリーピストンエンジンがあげられる。材質に問題が多いが,軽量小容積で出力の大きいことは利点である。あらゆる燃料が使用できてかつ製作め容易な点でフリーピストンエンジンは將来重要な原動機となろう。しかし今後数年~十数年はやはりガソリンエンジンが使用され,頭上弁型の圧縮比12:1位のものとなり,使用ガソリンも100オクタン以上となろう。5年以内には燃料噴射式エンジンが実用化され,噴射系統も4連式気化器と同程度の価格となる。噴射式の採用により,高速出力,低速トルクが増大し,要求オクタン価が低くてすみ,燃料消費率が減少する。その他各種特徴につき説明した。
  • 1957 年 36 巻 1 号 p. 36-37
    発行日: 1957/01/20
    公開日: 2013/05/16
    ジャーナル フリー
feedback
Top