フィルダムにおけるリップラップは,ロック材の移動・浸食などを防止するための法面保護の役割を担い,堤体の安定性を確保する上でリップラップ材の機能維持は重要である。土用ダムでは,リップラップ材の状態監視を定期的な巡視および点検に加え定点での写真撮影により行っている。今回,新たにUAV(無人航空機)を活用したリップラップ材の岩種および劣化度状況の調査および評価を行ったため,その結果について報告する。
本稿(1)は,土木学会が制定したコンクリート標準示方書におけるダムコンクリートの設計強度に関する規定の歴史的変遷(1931~1966年)をたどり,その設計思想の変遷を考察するとともに,ダムコンクリートの設計強度のあるべき姿について考察を加えたものである。
本稿(2)は,土木学会が制定したコンクリート標準示方書におけるダムコンクリートの設計強度に関する規定の歴史的変遷(1967~2001年)をたどり,その設計思想の変遷を考察するとともに,今後あるべきダムコンクリートの設計強度のあり方について考察を加えたものである。
本稿(3)は,土木学会が策定したコンクリート標準示方書におけるダムコンクリートの設計強度に関する規定の歴史的変遷(2002~2013年)をたどり,その設計思想の変遷を考察するとともに,本稿(1),(2)とあわせて,今後あるべきダムコンクリートの設計強度のあり方について総合的な考察を加えたものである。