巻号一覧
25 巻 (2015)
- 4 号 p. 206-
- 3 号 p. 139-
- 2 号 p. 79-
- 1 号 p. 6-
25 巻, 4 号
選択された号の論文の3件中1～3を表示しています
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論文
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久保薗 忠典2015 年25 巻4 号 p. 206-217
発行日: 2015/12/16
公開日: 2016/01/06
ジャーナル フリー近年の気候変動で局所的豪雨の頻度が高まる中，既存ダムでは下流河川の状況に応じた調節効果を発揮させるための柔軟な操作が求められている。本稿では，あらかじめ計画規模の洪水に対応した「必要最小放流テーブル」によってダムの安全を担保しながら貯水池を有効活用し，かつ下流河川水位を低減させる放流判断支援ツールとこれを用いたケーススタディを紹介する。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1342K) -
茂木 秀則, 川上 英二, 小田 優介, 大町 達夫2015 年25 巻4 号 p. 218-229
発行日: 2015/12/16
公開日: 2016/01/06
ジャーナル フリー本研究では，荒砥沢ダム（宮城県栗原市）における長期間にわたる地震観測記録にNIOM法を適用して，堤体内の地震波の伝播時間の経時変化を検討した。その結果，(1)2008年岩手・宮城内陸地震において地震波の伝播時間が急激な上昇を示したこと，(2)2011年東北地方太平洋沖地震においても地震波の伝播時間が上昇が見られたが，変化は岩手・宮城内陸地震と比べて小さく，堤体には東北地方太平洋沖地震の大きな影響はないものと考えられること，(3)経過日数の対数にほぼ比例して伝播時間が減少する様子が強震動後に見られることなどを指摘した。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1335K) -
佐藤 信光, 曽田 英揮, 斎 秋夫2015 年25 巻4 号 p. 230-239
発行日: 2015/12/16
公開日: 2016/01/06
ジャーナル フリーロックフィルダムに対して動的解析を行う場合に，既設ダムでは当該材料の繰返し三軸試験による動的変形特性値がほとんどなく，課題となっている。本論文ではダムの堤体および基礎で観測された地震記録に堤体の動的な特性が含まれていることに着目して，ロックフィルダムの実測地震記録から堤体の動的変形特性を推定した。そして，その動的変形特性を用いて，岩手・宮城内陸地震の強震動を受けたロックフィルダムの再現解析を行い，その適用性を検討した。本論文は，既設ロックフィルダムの堤体の動的変形特性を設定するにあたって，重要な指標となるものである。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1577K)
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