淡路島集団218名についてGC型の表現型お上び遺伝子頻度を検査した. その結果, 各表現型は1F型24.3%, 1F-1S型22.5%, 1S型5.0%, 2-1F型20.6%, 2-1S型13.3%, 2型7.8%を示し, その他の変異型は6.4%を認めた. 遺伝子頻度はGC
1F=0.4633, GC
1S=0.2454, GC
2=0.2546であり, GC
Variantの遺伝子頻度は0.0367であった. なお, 変異型を詳細に調べたところ, 14例の変異型のうち5例か1A3型を伴う型であり, 7例か1A2型を伴う型であった. また, 日本人集団にはきわめてまれな1A3型のホモと2V-1A型を見いだした. 2V-1A2型の家系については, 遺伝学的調査によって, その遺伝性を確認した.
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